ALPHA DRIVE ONE、ミニ2集の音楽番組活動を終了 後続曲へ
写真: ALPHA DRIVE ONE — 구르미 / CC BY 3.0男性アイドルグループのALPHA DRIVE ONE(アルファドライブワン、ALD1)が、9月6日に放送されたSBS「人気歌謡」への出演をもって、ミニ2枚目のアルバムに伴う音楽番組活動を終えた。アルバム発売から2週間にわたって各局の音楽番組に出演し、タイトル曲「BORN DIRE」(ボン・ダイア)で3つの番組で1位を獲得。同じ6日には授賞式でも2冠を手にしており、活動の締めくくりと同時に、次の一手となる後続曲の存在も明かされた。
今回の活動でグループが披露したのは2曲だ。タイトル曲「BORN DIRE」のステージでは、アルバムのコンセプトである「少年ビースト」の強烈なエネルギーを前面に出した。一方、収録曲「Diamond Hour (Standing Ver.)」(ダイアモンド・アワー)のステージでは甘く伸びやかなボーカルを聴かせ、曲によって表情を変える多彩な魅力を見せた。この2曲を組み合わせる構成は、8月27日午後に放送されたMnet「M COUNTDOWN」でのカムバック後初出演の時点から取られていたもので、「Diamond Hour」でボーカルの力量を前面に出す並べ方には狙いがあった。

音楽番組での成績も目に見える形で残った。「BORN DIRE」はSBS Life「THE SHOW」、MBC MとMBC every1の「SHOW CHAMPION」、そしてKBS2「ミュージックバンク」で1位を獲得し、音楽番組3冠という結果を出している。デビューから間もないグループが複数の放送局の番組で首位に立ったことになり、ステージごとに見せた圧倒的なパフォーマンスとあわせて注目を集めた。
チャート面でも、アルバム発売直後から2週間、国内外で存在感を保った。収録曲は全曲がMelonの「HOT100(発売100日)」に入り、「BORN DIRE」はBugsのリアルタイムチャートで1位を記録した。中国ではQQ音楽のデジタルアルバムチャートEP部門で日刊1位に立っている。注目すべきは、まだ正式デビューをしていない日本での反応だ。LINE MUSICの「アルバムTop 100」でK-POPアーティストとしての最高順位を記録し、AWAでは収録曲全曲が上位に名を連ねた。さらにアジアや南米地域のiTunesチャートでも上位に食い込み、それぞれ異なる魅力を持つ7つのトラックへと広がった音楽的な幅と、地域を問わないグローバルな人気とを同時に印象づけた。
フィジカルの数字も大きい。今回のミニ2集はハントチャート基準で初動113万枚を記録し、デビューアルバムを含めた累計アルバム販売量は200万枚を突破した。日本のオリコン週間合算アルバムランキングでは2位に直行しており、正式デビュー前の段階で日本の音楽市場にも確かな足場を築いていることを示す形となった。
今回の活動を特徴づけたのが、アルバムの物語を複数のチャンネルへ拡張した「イマーシブ(Immersive)シリーズ」だ。偏見と烙印のなかで成長していく青春の物語が共感を呼んだうえで、「BEAST ARCHIVE」というウェブサイト、トレーラーの上映会、トレーラーに登場したピアノや交信ブースをオフラインの場に実際に持ち出す試み、アルバムの中心となる物語を落とし込んだグローバルポップアップストア、さらに自社制作のバラエティコンテンツまでが用意された。オンラインとオフラインを有機的につなぐことでファンと一般層の没入度を高め、シリーズの第1章を締めくくった。単に曲を出して音楽番組を回るという従来型の活動とは異なる設計で、アルバムの世界観そのものを体験させる方向に振った点が、今回の活動の性格をよく表している。
活動の場は音楽ステージの外にも広がった。バラエティや放送、ファッションなど分野を横断して露出を重ね、活動範囲を押し広げている。授賞式でも成果は続いた。9月6日に一山(イルサン)のKINTEXで開かれた「2026 SPOTV K-POP AWARDS」では、新人賞にあたる「BEST NEW ARTIST」と本賞である「ARTIST OF THE YEAR」の2冠に輝いた。これで国内外の主要な授賞式での受賞は通算12冠となり、「今年のワントップ新人」と呼ばれるだけの存在感をあらためて裏づけた。
そして活動終了と入れ替わるように、次の展開が明かされた。9月7日午前0時に公開されたトレーラー「21世紀少年I」のディレクターズカットの終盤で、「誰も知らないこの瞬間 月明かりも眠る深い夜」という歌詞に続き、「Talk to me」(トーク・トゥ・ミー)という曲名と、ミュージックビデオの追加公開日程である10月27日が順に映し出された。サプライズという形での告知で、後続曲活動によって今の勢いをそのまま次へつなぐ構えだ。
ミニ2集をめぐる一連の流れを振り返ると、まず8月27日のM COUNTDOWNでカムバック後初の音楽番組ステージに立ち、8月31日にはグループの公式SNSでタイトル曲「BORN DIRE」のパフォーマンスビデオが公開されている。この映像は砂に覆われた広大な大地を舞台にした、物語性を前面に押し出すシネマティックな構成で、メンバーたちは強烈なカリスマ性を発散していた。そこから2週間の音楽番組活動を経て、9月6日の「人気歌謡」で区切りをつけ、翌7日には後続曲の情報が出るという、途切れのないスケジュールが組まれていたことになる。
ミニ2集『UNBREAKABLE : 少年BEAST』(アンブレイカブル : 少年ビースト)のタイトル曲「BORN DIRE」が持っていたのは、強烈さを軸にした音だった。これに対し「Talk to me」には、それとはまた別の魅力を持つサウンドが収められているとされる。すでに「Diamond Hour (Standing Ver.)」のステージで甘いボーカルの側面を見せていることを踏まえれば、後続曲活動でどのような表情を見せるのかが焦点になる。日本ではまだ正式デビュー前でありながらLINE MUSICやAWA、オリコンで結果を残していることもあり、日本の音楽ファンにとっても10月27日という日付は一つの区切りになりそうだ。






