ストレイキッズ「This & That」、ビルボードHOT100に38位で初登場
写真: Stray Kids — Stray Kids / JYP Entertainment / Public domain韓国の男性グループ、ストレイキッズ(Stray Kids)が、米ビルボードのシングルチャート「HOT 100」で自己最高順位を更新した。ビルボードが19日に公式サイトで発表した最新チャートによると、ストレイキッズのタイトル曲「This & THat(ディス・アンド・ザット)」は38位で初登場した。韓国のニュース専門局YTNなどが同日、報じた。
今回の記録が注目されるのは、このグループがすでにアルバムチャートで前例のない数字を積み上げてきたためだ。ストレイキッズは米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で、9作連続の1位という記録を打ち立てている。アルバム単位での強さはすでに証明済みだったが、シングル単位の指標である「HOT 100」でどこまで数字を伸ばせるかは、これまで一つの課題として残っていた。今回の38位という順位は、そのHOT 100における自己最高順位の更新にあたる。

さらに今回は、アルバムチャートとアーティストチャートの両方で頂点に立った。ビルボードのもう一つのメインチャートである「アーティスト100」でも1位を獲得し、「ビルボード200」と「アーティスト100」の同時1位は通算8回目となった。アーティスト100は特定の1作品ではなく、アルバム販売、楽曲の消費、ストリーミング、ソーシャル上の反応など、そのアーティストにまつわる活動全体を総合して順位をつけるチャートである。ここで首位に立つということは、単発のヒット曲があるという以上に、アーティストとしての存在感そのものが、その週の米国市場で最も大きかったことを意味する。それを「ビルボード200」の首位と同じ週に、しかも通算8度目として達成した点に、今回の記録の厚みがある。
1位を獲得したのはメインチャートだけではない。ストレイキッズは「トップ・アルバム・セールス」「ワールド・アルバム」「バイナル・アルバム」といった各部門チャートでも1位を手にした。トップ・アルバム・セールスは実売枚数を基準にしたチャートで、ストリーミング比率が高い米国市場において、フィジカル(実物)のアルバムがどれだけ売れたかを直接示す指標だ。ワールド・アルバムは米国外の音楽、いわゆるワールドミュージック系の作品を対象としたチャートで、K-POPのアーティストが常に上位を争ってきた領域でもある。そしてバイナル・アルバムは、その名の通りアナログレコード盤の売り上げを対象としたチャートだ。近年、世界的にアナログレコードの需要が再び高まっており、K-POPのアルバムもLP盤で発売されるケースが増えている。この3部門をまとめて制したことは、ストレイキッズのアルバムが、配信での再生数だけでなく「手元に置いて所有する形」でも強く支持されていることを示している。
各部門を合わせると、ストレイキッズは今回、合計17のチャート部門にランクインした。一つのアルバムが17部門に同時に入るというのは、特定のジャンルや購買層に偏らず、複数の切り口から数字を残しているということでもある。アルバム総合の「ビルボード200」、アーティスト総合の「アーティスト100」、そしてシングルの「HOT 100」という3つの主要指標すべてで結果を出したうえで、実売、ワールド、アナログ盤といった細分化された部門でも首位を取った形だ。
日本の読者に向けて補足しておくと、ビルボードのチャートは米国の音楽市場を測る最も代表的な指標として長く機能してきた。「ビルボード200」はアルバムの週間消費量を基準にした総合アルバムチャート、「HOT 100」は楽曲単位のストリーミング、ラジオ再生、販売などを合算したシングルチャートである。この2つが「メインチャート」と呼ばれ、ここでの順位が国際的な評価の物差しとして扱われる。K-POPのグループにとって、アルバムチャートでの1位獲得は近年珍しくなくなってきた一方、HOT 100の上位に食い込むことは依然としてハードルが高いとされてきた。アルバムは熱心なファンダムのまとめ買いが数字に直結しやすいのに対し、シングルチャートはラジオでのオンエアや一般リスナーの再生といった、ファンダムの外側の反応が大きく影響するためだ。今回の38位という数字は、ストレイキッズにとってその領域での前進を意味する。
「9作連続でビルボード200の1位」という記録は、単に1度だけ大きな成功を収めたのではなく、アルバムを出すたびに米国市場のトップに立ち続けてきたことを示す。新譜を出すたびに首位を取るというのは、リリースのたびに支持層が離れずに数字を維持し続けているということであり、K-POPのグループとして米国での基盤を安定して築いていることの証しでもある。今回、そこにHOT 100での自己最高順位更新が加わったことで、アルバムとシングルの両輪で成果を出した形になった。
今回発表されたチャートは、ビルボードが19日午前に公式サイト上で公開したもので、タイトル曲「This & THat」の38位登場、アーティスト100での1位、通算8度目となるビルボード200とアーティスト100の同時制覇、そしてトップ・アルバム・セールス、ワールド・アルバム、バイナル・アルバムを含む17部門でのチャートインが、その内訳となっている。アルバム9作連続首位という既存の記録の上に、シングルチャートでの自己最高記録が重なった今回の結果は、ストレイキッズの米国での立ち位置を改めて示すものとなった。










