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ユ・ヘジン主演『暗殺者(たち)』、メインポスターと予告編を公開

ユ・ヘジン写真: ユ・ヘジン — TV10 / CC BY 3.0
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俳優ユ・ヘジン、パク・ヘイル、イ・ミンホが主演するミステリー追跡劇『暗殺者(たち)』が、メインポスター2種とメイン予告編を8月19日に公開した。配給を担当するハイブメディアコープが同日、第51回トロント国際映画祭のガラ・プレゼンテーション部門への公式招待作である本作の新たなビジュアルと映像を解禁したと明らかにした。監督は『八月のクリスマス』などで知られるホ・ジンホ。作品は今年の秋夕(チュソク)に劇場公開される予定となっている。

『暗殺者(たち)』が描くのは、1974年8月15日に韓国社会を衝撃に陥れた大統領夫人狙撃事件をめぐる疑惑と、その背後にいる人物を追う物語だ。実際に韓国現代史の中で人々が「すでに知っている」と信じてきた事件を題材に据えながら、その裏側に隠された謎に迫るという構成で、単なる史実の再現ではなく、真相を追跡していく者たちの視点から事件を捉え直す作品として企画された。ハイブメディアコープはこの作品を「ミステリー追跡劇」と位置づけている。

今回公開された1つ目のメインポスターは、主要人物3人を1つのフレームに収めたものだ。事件の背後を追う刑事「チョルグ」を演じるユ・ヘジン、新聞社社会部部長「ジェファン」を演じるパク・ヘイル、そして新人記者「ヨンイル」を演じるイ・ミンホが並び、それぞれの重量感ある存在感が画面に収められている。刑事、デスク、駆け出しの記者という立場の異なる3人が、同じ事件の真相へ向かってどう交差していくのかを予感させる構図だ。

2つ目のメインポスターには「1974年8月15日、大統領夫人狙撃事件、事件の背後は誰なのか」というコピーが添えられた。日付と事件名、そして問いかけを直球で並べたこのコピーは、誰もが真相を知っていると思い込んでいた出来事の裏に隠された謎への好奇心をかき立てる。ポスターというビジュアル媒体で、あえて事件の「答え」ではなく「問い」を提示した形になる。

ポスターと同時に公開されたメイン予告編は、暗殺者の後ろ姿と、銃に弾を装填する手元から幕を開ける。続いて狙撃事件が発生する緊迫の瞬間が映し出され、その様子を生中継で目撃するジェファン、現場をカメラに収めるヨンイル、そして衝撃に包まれるチョルグの姿が次々と登場する。事件が起きたその瞬間の混乱が、立場の違う3人それぞれの視点から生々しく描かれる構成になっている。テレビの向こう側で事件を知る者、現場でシャッターを切る者、そして捜査する立場でショックを受ける者という三層の視線が、序盤から交錯していく。

予告編の後半では、作品をさらに豊かに彩る俳優陣が順に姿を見せる。ペ・ソンウ、オム・ジウォン、パク・チファン、パク・フン、リュ・ヘヨン、チェ・ユリ、チャン・リュル、リュ・ギョンス、キム・デミョン、シム・ウンギョン、パク・ヘジュン、パク・ソンフン、オ・ジョンセ、シン・ヒョンビン、チョン・ウソンといった名前が並び、豪華なキャスティングラインナップが完成する。主演3人に加えて、これだけの顔ぶれが一本の作品に集まること自体が、本作の規模の大きさを物語っている。

さらに予告編では、事件の真相を必死に追うチョルグ、隠された背後を執拗に掘り下げるジェファン、現場へ果敢に飛び込んでいくヨンイルの姿が連続して展開される。それぞれが異なる手段と立場で同じ事件に向き合う様子が畳みかけるように映し出され、作品が見せる圧倒的なスケールと息詰まるスリルへの期待を高める内容となっている。

本作は第51回トロント国際映画祭のガラ・プレゼンテーション部門に公式招待されている。ガラ・プレゼンテーションは同映画祭の中でも注目度の高い上映枠のひとつで、韓国映画がこの部門に招かれることは、作品への国際的な関心を示すものと言える。国際映画祭での披露を経て、韓国国内では今年の秋夕シーズンに劇場公開される流れだ。

秋夕は韓国の旧盆にあたる大型連休で、家族が集まり、多くの人が映画館に足を運ぶ時期にあたる。韓国の映画業界では、旧正月と並んで一年でも屈指の書き入れ時とされており、この時期に公開される作品は大作・話題作が中心となる。『暗殺者(たち)』がこの枠に投入されるという事実は、配給側が本作を幅広い観客に向けた大型作品として位置づけていることを意味している。日本の読者にとっては、日本の年末年始やお盆の映画興行を思い浮かべると分かりやすい規模感だろう。

主演のユ・ヘジンは、本作で事件の背後を追う刑事チョルグを演じる。パク・ヘイルは新聞社社会部の部長ジェファンとして、組織の中から真相に迫る役どころだ。そしてイ・ミンホは新人記者ヨンイルを演じ、現場に飛び込んでいく若さと行動力を担う。ベテラン刑事、報道デスク、駆け出し記者という三者三様の立場から一つの事件を追う設定は、事件そのものの謎解きと同時に、それを追う側の人間ドラマとしても機能する構造になっている。

公開されたメイン予告編とポスターは、事件の詳細な答えを明かすことなく、あくまで「背後は誰なのか」という問いを前面に押し出している。1974年8月15日という具体的な日付を掲げながらも、そこに至る経緯や結末を語らない見せ方は、公開までの期間、観客の関心を持続させる狙いがうかがえる。今後の追加素材の公開や、トロント国際映画祭での上映を受けた反応が、秋夕の劇場公開へ向けてどう作品への注目を押し上げていくかが焦点となる。ホ・ジンホ監督が実際の歴史的事件を題材に、ミステリー追跡劇という形式でどのような物語を組み立てたのか、その全容は劇場公開で明らかになる。

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