Red Velvet ウェンディ、ラジオ生放送前に出勤路フォトタイム
写真: Red Velvet — Robbie Klinkenberg / CC BY-SA 4.0Red Velvetのウェンディが8月19日、ソウル・陽川区木洞のSBS社屋で行われたSBSパワーFM『ウェンディのヤングストリート』の収録に臨み、局に入る前の出勤路でフォトタイムに応じた。韓国メディアのトップスターニュースが同日午後6時35分に写真記事を送稿し、午後6時52分に修正して掲載したもので、ウェンディがカメラの前でポーズを取る様子を伝えている。取材と撮影は同紙のチェ・ギュソク記者が担当した。
この日の出勤路は、韓国の芸能取材でおなじみの「出勤路(出勤する道)」と呼ばれる場面だ。歌手や俳優が音楽番組やラジオの収録のために放送局へ入る際、局の前で報道各社のカメラの前に立ち、短いフォトタイムに応じる。日本の読者にはなじみが薄いかもしれないが、韓国ではこの出勤路の写真そのものが一つの記事として成立しており、その日の私服やヘアスタイル、表情が細かく報じられる。今回のウェンディの出勤路も、トップスターニュースだけでなくbntニュースなど複数の媒体がそれぞれ写真記事として個別に配信しており、bntニュースの記事は同日午後7時20分に出稿された。放送前に木洞のSBSで進められたフォトコールの現場を、各社が同時に押さえた形だ。
ウェンディが現在DJを務める『ウェンディのヤングストリート』は、SBSパワーFMで毎日夜8時に放送されているラジオ番組である。この日の収録も、その放送に向けたものだった。韓国のラジオは、テレビの音楽番組と並んでアイドルにとって重要な活動の場であり、DJを任されることはトーク力と安定感が評価された証しでもある。毎日夜という帯の枠を担当するということは、ウェンディがグループ活動と並行して、日々スタジオに通っていることを意味する。トップスターニュースが同じ番組の出勤路をこれまでも繰り返し記事にしてきたことからも、この現場が定期的な取材ポイントになっていることがうかがえる。同紙のチェ・ギュソク記者による過去の出勤路記事には「どれくらい柔らかいんですか?」「Your Lips (Feat. WENDY)」「ショートヘアのワンディがロングヘアのワンディになるまでの時間」といった見出しが並んでおり、髪の長さの変化までが継続して記録されてきた。今回の記事の見出しに使われた「ワンディがワンディにほっぺツンツン」という表現も、その延長線上にあるものだ。
ウェンディが所属するガールグループRed Velvetは、夏のミニアルバム『Velvet Summer』の活動を最近終えたばかりで、現在はメンバーそれぞれが個人活動に力を入れている時期にあたる。ウェンディのラジオDJもその一つであり、同じく8月19日には、メンバーのジョイがクロップトップを合わせたデニムスタイルの写真を公開し、細いウエストラインが際立つコーディネートとしてトップスターニュースのスタイル特集で取り上げられている。グループ単位の活動を一区切りつけたあと、メンバーが個別に露出を重ねていく流れは、Red Velvetに限らず韓国のガールグループでは一般的なサイクルだ。
もっとも、この日のウェンディをめぐる報道は、明るい出勤路の写真だけではなかった。同じ8月19日、ウェンディ側は自身に向けられたオンライン上の悪質な書き込みに対し、積極的に対応していく方針を明らかにしている。所属事務所は立場文の全文を公開し、外見や身体に関する品評、さらにセクハラにあたる内容の投稿について「明白な名誉毀損」との立場を示した。感想の域を超えた投稿は法的な問題として扱うとし、軽重を問わず対応を進める考えを示している。どのような書き込みを問題とみなすのかを、事務所側が自ら具体的に列挙した点が今回の発表の特徴だ。
背景には、ウェンディが極端に痩せているとする、いわゆる「骨痩せ」論争があった。容姿をめぐる書き込みが広がるなかで、ウェンディ本人も「外見の卑下やセクハラに積極的に対応する」との姿勢を示し、こうした言動を看過しない考えを明確にしている。これまで受け流してきた類いの度を越した言動について、これ以上我慢しないという意思を本人が自ら表明した形だ。相手や場面といった詳しい状況は明らかにされていない。アイドルに向けられる行き過ぎた言動に対して、当事者が直接声を上げたことで、今回の対応は大きな注目を集めることになった。
容姿への言及が名誉毀損にあたると事務所側が明言したことは、アーティストに向けられる書き込みの線引きを示すものでもある。ファンの感想と、本人の身体をめぐる一方的な品評との境界がしばしば曖昧にされてきた領域で、法的措置の対象を具体的に提示したためだ。所属アーティストへの中傷が続くなかで、事務所と本人がそろって対応の意思を表明したことになる。
こうした発表があった当日にも、ウェンディは通常どおり木洞のSBSに姿を見せ、毎日夜8時のラジオ生放送に向けて収録に臨み、局の前でカメラに向かってポーズを取った。トップスターニュースが伝えた写真には、出勤路のフォトタイムに応じるウェンディの姿が収められている。ウェンディをめぐっては、2026 SBS歌謡大典サマーのブルーカーペットでの姿も同紙が写真記事として複数本配信しており、ロングヘアのビジュアルが話題を集めていた。夏のミニアルバム『Velvet Summer』の活動を終えた後も、ラジオという日々の現場を通じて、ウェンディはリスナーと向き合い続けている。日本の読者にとっては、SBSパワーFMという韓国の音楽専門ラジオ局の帯番組で、Red Velvetのメインボーカルが毎晩マイクの前に立っているという事実そのものが、彼女の現在地を示す分かりやすい指標になるだろう。今後、事務所が予告した法的対応がどのように進むのか、そしてグループとしての次の活動がいつ動き出すのかが、当面の焦点となる。










