ハンレポ 韓国芸能ニュース速報
ピックアップメディアパイン

ク・ヘソン、俳優休業9年でも著作権と特許で収入

スポンサーリンク

女優のク・ヘソンが、俳優としての活動を約9年間ほぼ休んでいる間も、作曲や特許といった自身の知的財産権をもとに収入を得続けていることを明かした。8月27日、大統領直属の国家知識財産委員会の公式ユーチューブに出演し、自身の創作活動と知的財産権についての考えを語った。

公開された映像には、俳優から画家、映画監督を経て、特許権者、そして事業家へと活動の場を広げてきたク・ヘソンの近況が収められている。俳優という一つの肩書きにとどまらず、美術、映画、音楽、発明、学業へと創作の領域を押し広げてきた歩みが、この出演によってあらためて注目を集める形となった。

ク・ヘソン写真: ク・ヘソン — 티비텐 / CC BY 3.0

現在のク・ヘソンは、KAIST(韓国科学技術院)の修士課程を修了し、博士課程への進学を準備している段階にある。学業と並行して、特許を登録した「広がるヘアロール」を実際の製品として世に出し、ベンチャー事業の領域にも挑戦している。芸能活動の延長線上にある副業というより、研究と製品化を自分の手で進める作り手としての姿勢がうかがえる。

この発明品について、ク・ヘソンは「学部の卒業要件が特許出願だった」と説明した。学業上の必要から生まれた発明が、そのまま製品と事業につながったことになる。従来の丸い形のヘアロールと比べて、プラスチックの使用量をおよそ80%削減できるよう設計された製品で、ベンチャー企業としての認証も受けたと明かしている。

もっとも、ク・ヘソンが強調したのは特許そのものよりも、長い時間をかけて積み上げてきた「IP」の価値だった。映画製作会社の運営について「実質的な収益は出せなかったが、一つのIPを扱う貴重な基盤になった」と振り返っている。興行的な成果という物差しでは測れなかった経験を、知的財産という資産の概念へと拡張して捉え直しているという意味だ。失敗に見える経験でも、権利を扱う実務の蓄積として残るという考え方である。

そして意外な収入源として挙げたのが、作曲活動だった。ク・ヘソンは「発明特許のほかにも、静かに作曲家として活動しながら着実に著作権収入を得ている」と語り、自身を「20年間で58曲を登録したニューエイジ作曲家」と紹介した。俳優としての知名度とは別のところで、20年という長い時間をかけて楽曲を積み上げてきたことになる。

この収入の仕組みは、いわゆるヒット曲とは性質が異なる。特定の歌手の音源がチャートで成績を残して収益を生むという形ではなく、ボーカルのない演奏曲やバックグラウンドミュージックという性格上、放送番組やカフェ、病院など、さまざまな空間で使われることで継続的に著作権料が発生するという説明だ。話題性の波に左右されにくく、使われ続けるかぎり収益が生まれる構造だといえる。

ク・ヘソンは「毎月着実に著作権収入が発生し、毎月の精算も緻密だ」とも付け加えた。一度発表して消費されて終わるコンテンツではなく、創作物が使われるたびに一定の収益が生まれる著作権の構造が、自身の創作活動を経済的な資産へと転換させているという趣旨である。

スポンサーリンク

こうした歩みは、ク・ヘソンが長年見せてきた多方面の創作活動とも地続きだ。俳優として名前を知られたのち、映画の演出やシナリオ、美術、音楽へと活動の範囲を広げてきた。大衆にとっては俳優というイメージが最も強いものの、創作者としての実際の活動領域は、演技だけに限られてはこなかった。

とりわけ映画監督として自ら脚本と演出に携わり、個展を通じて美術作品を発表するなど、自分の名前を一つの創作ブランドとして拡張してきた。近年は学業を通じて科学技術の分野にまで関心の領域を広げ、芸術と技術を結びつけた新しい形の創作の可能性も模索している。ヘアロールの特許は、まさにその接点に立つ成果物といえる。

興味深いのは、ク・ヘソンが最終的な目標として挙げたものだ。それは意外なほど素朴で、同時に長期的な視点に立つものだった。「老後に穏やかで豊かな暮らしを送ること」を最終目標に挙げたうえで、「ビルのような不動産はなくても、自分が創作した知的財産が自分を守ってくれる頼もしい資産だという精神的な自負と、物質的な安定を同時に得られるよう、着実にIPを積み上げている」と強調した。

これは、芸能人の経済的な成功を不動産や事業の規模だけで評価する一般的な視線とは異なる立ち位置にある。自ら作った音楽や発明品、コンテンツなどの権利を積み上げ、長期的な経済基盤にしていくという発想は、創作という労働の成果物を使い捨ての消費財ではなく、持続可能な資産として見ている点に特徴がある。

ク・ヘソンは2017年のMBCドラマ「あなたはひどいです」を最後に、俳優としての作品活動を休んでいる。以降、俳優として大衆の前に登場する頻度は大きく減ったが、その期間がそのまま創作活動の空白を意味していたわけではなかった。むしろ演技から一歩引いたあと、活動の領域を学業、美術、音楽、映画、特許へと細分化させていった。俳優という一つの肩書きでは説明しきれない創作者の道を歩んできたことになる。

約9年に及ぶ演技の空白期間を「活動を休んでいた」という単純な言葉だけで語りにくいのは、こうした事情があるからだ。ク・ヘソンにとってこの時間は、俳優としてのブランクというより、自分の名前で積み上げられる知的財産の範囲を広げてきた期間に近い。

結局、今回ク・ヘソンが明らかにしたのは、単なる著作権料収入の話ではない。長い時間をかけて作ってきた創作物を権利として蓄積し、それを長期的な資産へと転換していく方法論である。俳優から出発した一人の創作者が、演技という職業の境界を越えて、自身の労働と知識を資産化する実験を続けている。博士課程への進学準備、ベンチャーとしての製品展開、そして毎月積み上がる楽曲の著作権と、複数の軸が同時に動いている現在の状況を踏まえると、次にどのような形で姿を見せるのかにも関心が集まりそうだ。

この記事は メディアパイン の報道をもとに、ハンレポ編集部が事実を確かめたうえで日本語で書き起こしたものです。

関連記事

CRAVITY写真: CRAVITY — 티비텐 TV10 / CC BY 3.0
CRAVITY、新譜のタイトル曲「LOUDER」を公開

アイドルグループのCRAVITY(クラビティ)が、新譜のタイトル曲「LOUDER」を公開した。韓国メディアのスペシャルタイムスが2026年9月29日に伝えた。…

ピックアップスペシャルタイム