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BIGBANG、デビュー20年の日に新曲「BiiiG」 21日から世界19都市へ

BIGBANG写真: BIGBANG — YG Entertainment / CC BY 2.0
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BIGBANGが2026年8月19日、デビュー20周年の記念日に合わせてデジタルシングル「BiiiG(ビッグ)」を発表した。グループとしての新曲は2022年4月の「春夏秋冬(Still Life)」以来、およそ4年4カ月ぶりとなる。同じ19日の夜にはソウル・汝矣島の漢江公園で大規模なリスニングパーティーが開かれ、21日からは京畿道高陽市を皮切りに全世界19都市を回るワールドツアーが始まる。20周年という節目を、新曲・イベント・ツアーの三本立てで丸ごと一つの祝祭に仕立てた形だ。

BIGBANGがデビューしたのは2006年8月19日。今回のシングルは、その日からちょうど20年後の同じ日、午後6時に各音楽プラットフォームで配信が始まった。タイトルの「BiiiG」は、グループ名「BIGBANG」の頭の綴りを引き伸ばした形になっている。20周年という象徴的な時点で、自分たちの名前と正面から向き合うという意志が込められた題名だ。配信開始と同時にメロン、ジニー、Bugsなど韓国の主要音源サイトのリアルタイムチャートで1位に立ち、翌日の午前になってもその座を守った。長い空白期間を感じさせない反応で、ディスパッチは20日の記事で、メロンの日刊チャート1位に加え、iTunesの全世界チャートで2位に入ったことも伝えている。

楽曲そのものは、重厚なビートと中毒性のあるフックが際立つヒップホップだ。国民日報はこれをエレクトロニック・ダンス・ヒップホップと表現している。制作にはG-DRAGONが作詞・作曲で参加し、そこにKUSH、TEDDY、リル・アロン、ALLDAY PROJECTのタルザンら複数のプロデューサーが加わった。重いヒップホップのベースと強烈なビートの上にG-DRAGONの鋭いラップが乗り、そこへテヤンとテソンのソウルフルなボーカルが積み重なっていく構造になっている。歌詞にはサルバドール・ダリやモハメド・アリといった芸術・スポーツ界のアイコンへのオマージュが盛り込まれ、ウィットと重みを同時に加えている。歌詞の一部には「Fan zone, バンボン, 輝く熙(熙)」という一節があり、ファンと同じ空間でペンライトを持って一緒に輝きたいという気持ちが込められている。

今回の作品でもう一つ注目されているのが、メンバーの関与の仕方だ。音源制作だけでなく、ビジュアルディレクティングやマーケティング企画に至るまで、G-DRAGON、テヤン、テソンの3人が直接プロジェクト全般を率いた。20年分の重みを自分たちの言葉で表現するという姿勢が、そのまま制作体制に表れている。ミュージックビデオも話題を呼んだ。宇宙空間を漂うトラック、地球の上を回るディスコパンパン、「赤い夕焼け」を形象化したセットなどを背景に、場面ごとにまったく異なるスタイリングが披露された。特にG-DRAGONは、田中大資がカスタム製作した強烈なレッドのセットアップ、ラフ・シモンズのシャツとカモフラージュパンツに複数のベルトを重ねたキッチュなルック、赤ちゃんの顔がプリントされたビビッドなブルーのヴェトモンTシャツ、そして存在感の大きいシャネルのレッドファージャケットまで、大胆で自由なスタイリングを見せている。

新曲の発売に先立ち、19日には汝矣島漢江公園で大規模リスニングパーティー「BIGBANG UNIVERSE」が開かれた。クーパンプレイと共同で用意されたこの催しは、新曲を先に聴く場にとどまらず、BIGBANGの20年を一つの光景に凝縮して見せる構成になっていた。ヒット曲のDJプレイと20年の歴史を収めたメディアアートが重なり、大型LED電光掲示板を載せた船、ペンライト「バンボン」の王冠を形象化したドローンショー、花火まで加わって、漢江一帯が巨大な祝祭の空間に変わった。国民日報によると、この催しはDJ公演、オーケストラ、ドローンショー、花火などで構成された無料のファンイベントとして行われた。ソウル都心の各所でも記念企画が展開され、蚕室の石村湖には高さ5メートルの大型ペンライト造形物が設置され、ロッテワールドモールとエビニュエルではメディア展示とポップアップストアが運営されている。

展示企画も続く。「COSMOS BIGBANG 20TH ANNIVERSARY MEDIA EXHIBITION」のプリクエル展示が8月14日から23日までロッテ百貨店エビニュエル蚕室6階アートホールで開かれ、続いて8月24日から9月27日まで、トゥドゥドゥ・ソウルで本展示が行われる。この20年間にBIGBANGが作ってきた音楽とファンとの記憶を、メディアアートと先端エンターテインメント技術で表現する内容だ。海外のファン向けの企画もあり、香港韓国文化院では8月11日から9月19日まで「BIGBANG 20th Anniversary Fanart Exhibition」が開催されている。ファンが自ら制作したファンアートを展示し、会場にはメッセージボードも設けられ、海外のファンが自分の記憶やメッセージを直接残せるようになっている。

そして20周年の中心にあるのが、21日から始まるワールドツアー「XX : COSMOS」だ。21日から23日までの3日間、京畿道高陽市の高陽総合運動場主競技場で幕を開け、その後は北米、ヨーロッパ、オセアニア、アジアへと足を延ばす。オークランド、パリ、ロンドン、シンガポール、シドニー、香港、大阪、名古屋、東京など全世界19の都市・地域で、計33回の公演が予定されている。ワールドツアーの開催はおよそ9年ぶりとなる。初日を飾る高陽公演をめぐっては、公演会場周辺の客室予約需要が30倍以上に増えていることが分かっており、宿泊予約プラットフォームの調べとして京仁日報が19日に報じている。需要の急増で客室料金も全体的に上がり、公演期間中の宿泊費が通常の2倍以上に跳ね上がる例も確認された。3公演のチケットはすべて売り切れ、追加席も完売しており、公演期間中は1日平均3万6千人あまりの観客が集まると見込まれている。

BIGBANGはK-POPの第2世代を代表するボーイズグループだ。2006年のデビュー曲「LALALA」から活動を始め、「嘘(거짓말)」「最後の挨拶」「HARU HARU」「FANTASTIC BABY」「BANG BANG BANG」など数々のヒット曲を送り出し、韓国語アルバムとして初めて「ビルボード200」入りを果たすなど、K-POPの土台を築いた道しるべとして評価されている。ヒップホップを基盤にした優れたプロデュース能力と型破りなファッションで、大衆文化を先導してきた存在でもある。大衆音楽評論家のキム・ドホン氏は連合ニュースTVに対し、「BIGBANGがグローバル市場で単純に音楽だけで注目を集めたというよりは、ファッション、スタイル、そして流行の要素まで先導する姿を見せてきたので、本当に現代のアイドルグループのほとんどすべての偶像とも言える」と語っている。

ここに至るまでの道のりは平坦ではなかった。バーニング・サン事件によるスンリの脱退、4年前の「春夏秋冬」発表後にT.O.Pが離れ、メンバーが3人に減るという曲折を経ている。兵役や メンバーの離脱による空白期間を経たBIGBANGは、2024年の「MAMA AWARDS」での合同ステージをきっかけに、3人体制での活動再開の足がかりをつくった。所属事務所のYGエンターテインメントは19日、公式SNSにBIGBANGの20年の歩みを振り返る記念映像を公開している。その映像の中でテソンは「もちろん私たちの音楽とステージをお見せしますが、さらに進んで、わが国の文化を広く知らせてこられるよう努力します」と語り、G-DRAGONは「20年になったとき、誰かが自分たちを記念してあげたいと思うグループになるためには、しっかりやらなければという思いがむしろもっと強くなる」と話している。

メンバーはカムバックを前に、素の表情も見せていた。8月19日に公開されたYouTubeチャンネル「集大成」の動画では、G-DRAGON、テヤン、テソンの3人が車1台に乗り合わせて屋内キャンプ場へ向かう企画が展開された。タイトルは「俺たちキャンプ行くぞ | 集大成 ep.120 BIGBANG(BIGBANG)」で、番組の120回目にあたる。移動中の車内でテソンが「この座席に座ると思い出がよみがえる。イベント回りをしていた感じだ。ちょうど『嘘』を出して」と口にしたことをきっかけに、G-DRAGONは「嘘」を出した当時の日々を「死ぬ思いを何度も越えた」と振り返った。同じ動画では、かつて同じ「YGファミリー」だった2NE1のサンダラ・パクをめぐるエピソードなど、YGエンターテインメント所属時代の裏話も次々と明かされている。

今回のカムバックは、韓国の音楽業界にとっても大きな意味を持つタイミングで起きた。8月は7日にカムバックしたStray Kidsを皮切りに、ENHYPEN、NCT 127、オーディション番組出身の新人グループALPHA DRIVE ONEまで、大型ボーイズグループの新譜発売が相次いでおり、京郷新聞はこの状況を「8月カムバック大戦」と表現している。上半期にBTSやBLACKPINKといった大型グループが動いた流れを受け、下半期の本格的な幕開けとなる8月に主要ボーイズグループが集中する構図で、この動きがK-POPの音盤市場の記録を塗り替えるかどうかに関心が集まっている。

デビュー記念日を大規模なプロジェクトへ広げる動きは、K-POP全体で増えている。BTSはデビュー10周年の際にソウルの各所を紫色に染める「BTS 10th Anniversary FESTA」を開き、展示や公演、ファンイベントを展開した。BLACKPINKもデビュー10周年に合わせて国立中央博物館で記念行事を行い、コラボレーション企画「BLACKPINK HERITAGE COLLECTION」を公開している。BIGBANGの20周年も、新曲と展示、ポップアップ、そしてワールドツアーが連なることで、音楽を超えた一つの文化的イベントへ広がった形だ。長い空白の後に再び集まった3人が、代表曲の再現にとどまらず、新しい音楽と大規模な公演で現在進行形のチームであることを示そうとしている点に、今回の20周年の特徴がある。漢江で過去の20年を振り返ったBIGBANGが、これからワールドツアーで何を見せるのか。「BiiiG」という名で始まった新しい章の行方が注目される。

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정소희 기자/(C) ジョイニュース24
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