キム・ジェジュン、新シングル「THE WAVE」を20日発売 1年3カ月ぶり
写真: ジェジュン — Kim Jae-joong / Public domain歌手で俳優のキム・ジェジュンが、新しいシングル「THE WAVE」を8月20日午後6時、各種オンライン音源サイトを通じて発売する。約1年3カ月ぶりとなる新譜で、タイトル曲は「Tonight」。発売を翌日に控えた19日には、韓国メディアOSENが新ビジュアルとともにカムバックの詳細を伝えた。
発売に先立ち、ジェジュンは19日午前0時、自身の公式SNSチャンネルを通じてタイトル曲「Tonight」のミュージックビデオのティーザー映像を公開した。日付が変わると同時の公開で、1日後に迫った新譜への期待を高める狙いがあった。ティーザー映像の中のジェジュンは、夏の海の涼しげなエネルギーと、彼特有の自由な雰囲気をまとった姿を見せている。青い海と白い波しぶき、緑の自然が調和した映像美に、軽快で力強いバンドサウンドが重なる構成で、視聴者に高揚感を与える内容となった。OSENはこの姿を「夏の男神」と表現している。
タイトル曲「Tonight」は、長い時間そばで支えてきたファンとともに歩んできた物語を歌詞に込めた楽曲だ。そこにジェジュンの独自性のある力強いボーカルが重なる。今回の新譜は、休みなく走り続けてきた中で向き合った感情の波と、ファンとの深い結びつきを、大きな音楽的な波にたとえて表現したものだという。シングルのタイトルである「THE WAVE」も、その比喩を軸に据えたものだ。ファンとの深いつながりを完成させる作品として位置づけられている。
カムバックの熱気はコンサートへと続く。ジェジュンは8月29日と30日の2日間、ソウル・江西区のKBSアリーナで、シングルと同名の単独コンサート「2026 KIM JAE JOONG CONCERT [THE WAVE] in Seoul」を開催する。音源のリリースと公演を並行して進める形で、ファンと接する機会を重ねていくことになる。KBSアリーナはソウル西部に位置する公演会場で、韓国の歌手が単独コンサートを開く際にたびたび使われている。新譜の発売からわずか9日後に公演初日を迎える日程で、リリース直後の楽曲を早い段階でステージで披露する流れとなる。
ジェジュンをめぐっては、今回のカムバックに関する情報が19日に相次いで伝えられていた。同日には新曲「Tonight」のミュージックビデオのティーザー映像が公開されたことが報じられ、夏らしい感性を前面に打ち出した内容で、季節感のある映像が並んでいることが伝えられた。あわせて、新シングル「THE WAVE」を発売すること、収録曲「Tonight」を掲げての復帰となること、シングルの発売にあわせてコンサートも同時に展開されることも報じられている。これらの断片的な情報が、今回のOSENの報道によって、発売日時、タイトル曲、公演日程と会場という具体的な形で一つにつながった。
また同じ19日には、ジェジュンに関する別の話題も伝えられていた。ジェジュンは、かつて学校暴力の被害者だったことを自らの経験として明らかにしている。いわゆるストレートネック(亀首)の症状についても、当時受けた学校暴力が原因だと説明した。相手と目を合わせないよう、地面を見て歩いていたと当時を振り返っており、視線を避けようとする姿勢が習慣となり、首の状態に影響したという。被害の事実だけでなく、身体に残る影響にまで踏み込んで語った形となる。韓国の芸能界では、俳優のチュ・ジフンや歌手のカン・ダニエルも同様に学校暴力の被害を明かしており、今回のジェジュンの発言はそれに続く告白となった。
さらに、キム・ジュンスとのユニット「JX」としての活動も控えている。二人はユニットJXとして、今年10月に韓国国内でコンサートを開催する。19日、韓国メディアの世界ビズアンドスポーツワールドが取材の結果として単独で伝えたもので、韓国国内での二人そろっての公演は、2024年末に行われた初公演「IDENTITY」に続いて2度目となる。JXというユニット名は、キム・ジェジュンとキム・ジュンスがそれぞれ活動名として使ってきた表記の頭文字を取ったものだ。二人は2004年にアイドルグループ・東方神起としてデビューし、社会現象と呼ばれるほどの人気を集めて韓国の頂点に立つグループへと成長した。その後は新たにJYJというユニットを結成し、共に活動を続けてきた経緯がある。
日本の読者にとって、ジェジュンは東方神起、JYJを通じて長く知られてきた存在だ。今回はソロ名義でのシングル発売であり、8月20日午後6時という韓国時間での音源公開後は、各種オンライン音源サイトを通じて楽曲を聴くことができる。タイトル曲「Tonight」のミュージックビデオについては、19日午前0時に公式SNSチャンネルでティーザーが公開されており、本編の公開が待たれる状況だ。
1年3カ月ぶりの新譜、8月末のソウル単独公演、そして10月に予定されるJXとしての韓国公演と、ジェジュンの今後の予定は続いている。「THE WAVE」という言葉に込められた、感情の波とファンとの結びつきというテーマが、20日の音源公開と29日、30日のKBSアリーナ公演でどのように形になるかが注目される。今回公開されたティーザー映像の海と波のイメージは、シングル名とタイトル曲、そして同名の単独コンサートまでを一つの流れとしてつなぐものになっている。なお、写真はインコードエンターテインメントが提供したものだ。










