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(G)I-DLEソヨン、9月初旬に5年2か月ぶりのソロ復帰へ

I-dle写真: I-dle — Cube Entertainment / Public domain
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ガールズグループ(G)I-DLE(アイドゥル)のリーダー、ソヨンが9月初めにソロ歌手として活動を再開する。所属事務所のキューブエンターテインメント側から伝えられた内容として、8月19日に韓国メディアが一斉に報じた。ソヨンのソロ復帰は、2021年7月に発売したソロ1stミニアルバム『Windy』以来、5年2か月ぶりとなる。現時点で公表されているのは「9月初め」というおおまかな時期のみで、リリース形態やタイトルなどの詳細はまだ明かされていない。

ソヨンは、ミヨン、ミンニ、ソヨン、ウギ、シュファの5人で構成される(G)I-DLEでリーダーを務める。同時に、グループの代表曲を自ら手がけてきた「自体制作アーティスト」として評価を積み上げてきた人物でもある。彼女が制作に関わった楽曲には『TOMBOY』『Nxde』『퀸카 (Queencard)』『나는 아픈 건 딱 질색이니까 (Fate)』などがあり、いずれもグループを代表するヒット曲として知られる。作詞・作曲を自分たちで担うアイドルグループは韓国でも珍しくなくなってきたが、タイトル曲を継続して手がけ、そのすべてを当てていく例はそう多くない。ソヨンが「自体制作アーティスト」と呼ばれ続けてきたのは、そのためだ。

こうした活動は対外的な評価にもつながっている。ソヨンは2024年、社団法人・韓国音楽著作権協会の正会員に昇格した。同協会は韓国における音楽著作権の管理団体で、正会員への昇格は、一定の実績を積んだ創作者として認められたことを意味する。さらに今年は、(G)I-DLEが米フォーブス誌の「30アンダー30アジア」に選出され、グループとしての音楽的力量が国際的にも認められる形となった。

プロデューサーとしての活動領域も広げている。ソヨンはプロデューサー名義「icebluerabbit」として、今年1月に発売された(G)I-DLEのデジタルシングル『Mono (Feat. skaiwater)』の制作に参加した。グループのメンバーとしてではなく、一人の制作者として名前を出した形で、より拡張された音楽世界を示す試みだった。この名義は、その後のソロ活動とも結びついている。

実際、ソロ楽曲『ICE BLUE RABBIT』は、正式なリリースを待たずにライブの現場で先に披露されてきた。ソヨンはグループの「2026 i-dle WORLD TOUR [Syncopation]」の公演中にこの曲をサプライズで初公開し、好評を得た。さらに今年5月には「ヒップホッププレイヤ・フェスティバル2026」に予告なく登場し、同曲のステージを見せて、ソロアーティストとしての存在感を印象づけた。ツアー会場とヒップホップフェスという性格の異なる場所で、いずれもサプライズという形をとった点が共通している。

海外のアーティストとのコラボレーションも重ねてきた。米国のラッパー、オデタリ(Odetari)や、グラミー賞を複数回受賞したシンガーソングライターのアンダーソン・パック(Anderson .Paak)らと組み、ジャンルの枠にとらわれない動きを見せてきた。グループとしても、(G)I-DLEは4回目のワールドツアーを回り、米シカゴで開かれる大型フェス「ロラパルーザ(Lollapalooza)」など、数々のグローバルなステージに立っている。こうした場数を踏んだ上でのソロ復帰であるだけに、ソヨンが今回どんな音楽とメッセージを提示するのかに関心が集まっている。

復帰に向けた動きは、発表の前後からすでに始まっている。ソヨンは8月18日、EBSの音楽番組「スペース共感」のステージに立ち、ソロアーティストとして観客の前でライブを披露した。「スペース共感」は韓国の公共放送EBSが手がける公開ライブ番組で、演出を抑えた環境で歌唱そのものを聴かせる場として知られる。アイドルグループのメンバーが一人で立つ舞台としては、実力が直接問われる場でもある。

そして8月22日には、江原道・束草(ソクチョ)で開かれる「ウォーターボム束草2026」に出演する予定だ。ウォーターボムは夏場に韓国各地で開催される水をテーマにした音楽フェスで、出演者のパフォーマンス力がそのまま話題になりやすいイベントとして定着している。屋内の音楽番組と屋外の夏フェス、性格の異なる二つの舞台に短い期間で連続して立つ形になり、韓国メディアは「公演強者」としての面貌を改めて示すことになると伝えている。

整理すると、今年1月に『Mono (Feat. skaiwater)』でプロデューサー名義を打ち出し、ワールドツアーで『ICE BLUE RABBIT』を初公開、5月にヒップホップフェスで同曲を披露し、8月18日にEBSでソロとしてのライブ、22日にウォーターボム束草2026への出演、そして9月初めのソロカムバックへ——という流れになる。ソロ復帰は突然発表されたものではなく、1年近くかけて段階的に地ならしされてきたことがわかる。

日本の読者にとっては、(G)I-DLEはワールドツアーを重ねる中で来日公演も行ってきたグループとして馴染みがある存在だろう。ソヨンのソロ作品がどのような形で公開されるかは今後の発表を待つことになるが、グループの楽曲を自ら書いてきた人物が5年ぶりに自分名義で作品を出すという点で、今回の復帰は単なるソロデビュー曲の発表とは意味合いが異なる。9月初めの正式な発表に向けて、続報が待たれる。

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