ハ・ジウォン、占い師に「男の四柱、しかもイケメン」と言われ苦笑
俳優のハ・ジウォンが、占い師から「男の四柱(サジュ)だ。しかもイケメン」と見立てられ、笑いを誘った。9月1日にYouTubeチャンネル「26学番 ジウォンです」(原題「26학번 지원이요」)で公開された、「巫堂(ムダン)が見たハ・ジウォンの前世」と題する短編映像で明らかになった一幕だ。占いの席という予想外の設定と、占い師とのやり取りの軽妙さが視聴者の反応を集めている。
映像の中で占い師は、ハ・ジウォンをじっと見つめたうえで「男の四柱だ。しかもイケメンだ」と口にした。四柱とは生年月日と時間から運勢や性質を読み解く、韓国で今も広く親しまれている占いのこと。芸能人がバラエティやYouTubeコンテンツで四柱や巫俗(ムソク)の占いを受ける企画は珍しくなく、日本でいう手相占いや姓名判断に近い感覚で、話のきっかけとして扱われることが多い。今回の映像も、ハ・ジウォンが自ら運営するチャンネルの企画として、そうした流れの中に置かれたものだ。
写真: ハ・ジウォン — 티비텐 TV10 / CC BY 3.0やり取りはここから思わぬ方向に転がっていく。ハ・ジウォンの顔を見つめていた占い師は、突然「見ていたらムカつくわね。誰かさんは化粧をものすごくしなきゃいけないのに」と言い、ふざけた様子でにらみつけた。自分は入念に化粧をしなければならないのに、目の前の相手は素の状態でこの顔なのか、という意味合いの軽口である。占いの結果を告げる場面から一転して、日常的な女性同士の軽い応酬に変わったところで、現場の空気が緩んだ。
ハ・ジウォンも黙ってはいなかった。困ったような表情を浮かべながら占い師に向かって「ブサイクではないですよ」と返し、冗談で切り返した。褒めているのか、そうでないのか判然としない微妙な言い回しで、これに対して占い師は「化粧を落としてみなさい。チンサン(迷惑な人、たちの悪い客の意)だ」と応酬。二人の愉快な掛け合いに、撮影現場は笑いに包まれたという。占い師が客であるハ・ジウォンを「チンサン」と呼ぶ逆転の構図が、この短い映像の見どころになっている。
この映像を見たファンからは、さまざまな反応が寄せられた。「運のいいジウォンさん、四柱を見に行ったんですね」「イケメンのキル・ライム氏」「イケメンの美男というより、現世でボーイッシュなキル・ライムに生まれ変わったようだ」といったコメントが並んだ。キル・ライムは、ハ・ジウォンが演じてきた役柄の中でも視聴者の記憶に強く残る人物で、「男の四柱」という占い師の見立てと結びつけて受け止めた人が多かったことがうかがえる。占いの内容そのものよりも、ハ・ジウォンのイメージと重ね合わせて楽しむ空気が広がった形だ。
ハ・ジウォンは近年、自身のYouTubeチャンネルを通じて活動の様子や日常を発信しており、今回の映像もその一環となる。チャンネル名の「26学番 ジウォンです」は、韓国の大学で入学年度を指す「学番」を用いた表現で、2026年に新たに何かを始めるという意味合いを含んだ呼び名だ。テレビの番組枠に頼らず、俳優自身が企画から出演までを担うコンテンツは韓国でも増えており、ドラマや映画で見せる姿とは異なる素の表情に触れられる場として、ファンに受け入れられている。
直近では、8月末にも彼女のYouTube出演が話題を集めた。tvNのトークバラエティ「ユ・クイズ・オン・ザ・ブロック」の公式YouTubeチャンネルが8月29日に公開した映像で、ハ・ジウォンは自身の「童顔」の理由として、10年間続けてきた食習慣、オリーブオイルの摂取を挙げていた。公開された映像のタイトルは「最近の中年たちの希望ハ・ジウォン。コメントに『ハ・ジウォン管理法』を書き込まなくても全部お教えします」というもので、MCのユ・ジェソクは、ネットユーザーから「中年の希望だ」「歳月は私だけが受けたのか」といった声が寄せられていると本人に伝えていた。ハ・ジウォンが出演する本編は9月2日に放送される予定となっており、外見や自己管理をめぐる話題が続いていたところに、今回の「イケメンの四柱」というやり取りが重なった格好だ。
俳優としての活動も動きが続いている。8月24日にはソウル・江南区コエックスのメガボックスで開かれた映画「ピグァン」(イ・ジウォン監督)のマスコミ向け試写会に出席し、転落したトップスターを演じた経験について語った。この日ハ・ジウォンがまず口にしたのは、役づくりに費やした時間の長さだった。演じたのはナンミという女性で、プリプロダクションの段階から監督と長く話し合い、キャラクターの設定を練り上げてきたという。「ナンミを十分に理解して、その人生の中に自分を置いて初めて出てくる表情とセリフだった」と説明し、役に入り込むうちに自分がこれまで歩んできた時間を振り返ることが多くなったとも明かしている。「ピグァン」は9月2日に韓国で公開される。
ドラマでは、2026年に主演作「CLIMAX/クライマックス」(原題「클라이맥스」)が放送された。韓国で最高の地位に立つため権力のカルテルに飛び込む検事パン・テソプを軸にした物語で、パン・テソプは「ソアム地検のドーベルマン」と呼ばれる政界の新星。その妻であるトップ女優チュ・サンアをハ・ジウォンが演じた。そこに強力なスキャンダルを握るファン・ジョンウォンや、財閥WRグループの面々が絡んでいく構成となっている。ENAの月火ドラマとして2026年3月16日から4月14日まで放送され、Genie TVでも配信された全10話。チュ・ジフンとハ・ジウォンが夫婦を演じ、ナナ、オ・ジョンセ、チャ・ジュヨンが脇を固めた。脚本・演出は映画『ミス・ベク』のイ・ジウォンが手がけている。全10話という短めの構成は、近年の韓国ドラマで増えている編成で、密度の高い展開を一気に見せる作りだ。
こうして振り返ると、この夏のハ・ジウォンは、映画の公開を控えた試写会での真剣な言葉から、トークバラエティでの自己管理をめぐる軽妙な受け答え、そして自身のチャンネルでの占い師との掛け合いまで、幅の広い姿を短期間のうちに見せてきたことになる。今回の映像で見せたのは、演技でも宣伝でもない、相手の軽口に軽口で返す素の反応だった。ファンのコメントが役名を持ち出して楽しんだのも、長く活動を追ってきた視聴者だからこその反応と言える。9月2日には「ユ・クイズ・オン・ザ・ブロック」の本編放送と映画「ピグァン」の韓国公開が重なり、ハ・ジウォンをめぐる話題はしばらく続くことになりそうだ。






