BLACKPINKリサのミニアルバム、3日で2万7千枚超 販売枚数めぐり議論
写真: BLACKPINK — Jerry Chen / CC BY 3.0BLACKPINKのリサが10月23日に発売したミニアルバム「Press Play」の販売枚数をめぐって、SNSで議論が起きている。韓国の音盤販売を集計するハンターチャート(Hanteo Chart)が10月26日に更新したデータによると、発売から3日間の販売枚数は2万7千枚あまりだった。世界中に多くのファンを持つリサにしては少ないという声がある一方で、ファンはこの数字では実際の売れ行きがわからないと反論している。ベトナムの文化紙「バオ・ヴァンホア(Báo Văn Hóa)」が10月27日付の記事で報じた。
「Press Play」はリサにとって初めてのミニアルバムで、シングルとして「Tarantino」と「Sawadika」の2曲が入っている。ファン向けにCDも発売された。ソロ活動の新しい一歩となる作品だが、発売直後から関心は楽曲そのものよりも、どれだけ売れたかという商業的な成績に集まった。

きっかけは、ハンターチャートの数字がSNSで広まったことだった。2万7千枚強という結果に驚いたネットユーザーは少なくなく、リサの人気と販売枚数が釣り合っていないという書き込みが相次いだ。BLACKPINKの音盤販売はグループの地位に見合っていないと指摘し、メンバーがソロでも今の人気を保てるのかと疑問を示す意見まで出ている。
これに対してファンは、発売から数日間の枚数だけでアーティストの成否を決めるのは不完全だと主張する。根拠の一つが販売ルートの違いだ。「Press Play」はリサの個人ウェブサイトでも販売され、複数のアルバムバージョンやグッズがそろえられた。このサイトの商品の一部は、発売後まもなく売り切れたと伝えられている。
さらに、同サイトに示された情報では、このルートで売れた分はハンターチャートに反映されない。つまり、SNSで広まっている数字には、すべての販売チャネルを合わせた枚数が含まれていない可能性がある。
ただし、個人サイトの分まで含めた総販売数は公表されておらず、「Press Play」が実際に何枚売れたのかを確かめる方法は今のところない。バオ・ヴァンホアは、ほかの作品と比べるときには、発売時期や流通の方法、集計の範囲といった条件の違いを考える必要があると指摘している。
日本の読者向けに補足すると、ハンターチャートは韓国で音盤の販売枚数を集計しているチャートだ。K-POPでは発売直後の販売枚数がファンやメディアの間で注目されやすく、今回の「3日で2万7千枚」もそうした流れの中で話題になった。
バオ・ヴァンホアは今回の騒ぎについて、K-POPアーティストが成績を求められるプレッシャーが強まっていることの表れだと見ている。音盤の販売枚数はファンの熱量を示す指標の一つではあるが、人気や商業的な成功を測る唯一の物差しではない、という考え方だ。
リサ自身の活動は、ここ数年で大きく広がってきた。2023年末にはYGエンターテインメントとの個人マネジメント契約を更新せず、自分の会社LLOUDを設立した。その後は独立した立場で、少しずつ活動の場を広げている。
音楽面では、初のフルアルバム「Alter Ego」を出す前に、「Rockstar」「New Woman」「Moonlit Floor」といったソロ曲を続けて発表した。BLACKPINKというグループの枠を超えて自分の音楽スタイルを固め、海外市場に進出するための取り組みだった。
音楽以外では俳優業にも挑戦し、ドラマシリーズ「ホワイト・ロータス」シーズン3に出演した。ファッションの分野でも、さまざまなブランドとのコラボレーションやアンバサダーとしての活動を続けている。
これだけ幅広く活動している以上、リサの影響力を音盤の販売枚数だけで測るのは難しい。それでも「Press Play」の数字がここまで注目されたこと自体が、世間がリサの動き一つひとつに強い関心を向けている証拠だといえる。
BLACKPINKのメンバーのソロ活動では、ほかの動きも続いている。ジスの個人活動を担う会社BLISSOOは10月24日、新しいデジタルシングル「ADDICTED」を10月30日午前8時(韓国時間)にリリースすると発表した。BLISSOOは告知用のビジュアルとカウントダウン時計を公開し、ジス本人もInstagramに「1030 Y ADDICTED!」と投稿している。リサのミニアルバム発売からちょうど1週間後に、別のメンバーの新曲が出る形だ。
リサについては、10月19日にタイ・バンコクの街を、交際の噂があるタイの俳優ブルー・ポンティワットと並んで歩く写真がSNSに投稿され、10月20日に報じられたばかりだ。二人が一緒にいる姿はここ数カ月たびたび話題になっているが、どちらも関係を公には認めていない。音楽以外の話題でも注目が集まる中での新作発売となった。
正確な販売枚数がわからない以上、「Press Play」が商業的に成功したかどうかを判断するには、もう少し時間が必要だ。今回の件は、音盤の売り方や聴かれ方が多様になった今の音楽市場で、K-POPアーティストの成功をどう捉えるべきかという問いを改めて投げかけている。
原文:블랙핑크 리사의 새 앨범 판매량이 2만 7천 장을 조금 넘는 수준에 그쳐 논란이 일고 있다.










