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ENHYPEN、SBS『人気歌謡』でATEEZらを抑え1位

ATEEZ写真: ATEEZ — KQ Entertainment / Public domain
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ボーイズグループENHYPEN(エンハイプン)が、8月30日に放送されたSBSの音楽番組『人気歌謡』で、ミニ8thアルバムのタイトル曲「Bloody Paradise」により1位を獲得した。この日の1位候補には3組が並び、ATEEZ(エイティーズ)の「BAD」、ENHYPENの「Bloody Paradise」、リセンヌの「LOVE ATTACK」が争った結果、最終的にトロフィーを手にしたのはENHYPENだった。韓国メディアのアジアニュース通信が2026年8月31日に伝えた。

『人気歌謡』はSBSが放送する歌謡ランキング番組で、人気歌手の最新の音楽をまとめて聴くことができる枠として知られている。韓国の地上波各局はそれぞれ音楽番組を持っており、そこで発表されるランキングの1位は、アルバムやデジタル音源の売り上げ、放送回数、ファンによる投票などを組み合わせて決まる。カムバック(新譜発表)に合わせた活動期間中にいくつ1位を積み上げられるかは、その作品の勢いを測るひとつの目安として受け止められている。今回のように三つ巴の候補となり、いずれも活動中の人気グループが並ぶ構図は、この時期のK-POPシーンの層の厚さを示すものでもある。

ATEEZ
写真: ATEEZ — K-POPIT 케이팝잇 / CC BY 3.0
ENHYPEN
写真: ENHYPEN — Ten Asia / CC BY 3.0

この日の放送には、ENHYPENのほかにも多くのアーティストが出演した。NEXZ、MW:MEU(ミュー)、OURBIRTHDAY、iii、ALPHA DRIVE ONE、SF9、AEN、NCT 127、ALL(H)OURS(オルアワーズ)、ONEWE(ウォニ)、KiiiKiii、TUIDE、TNX、Hearts2Hearts(ハーツトゥハーツ)、そしてTEMPESTのハンビンがステージに立っている。デビューして間もない新人グループから、長く活動を続けるベテランまでが同じ番組に並ぶのは韓国の音楽番組の特徴で、視聴者にとっては最新のカムバック曲をまとめて確認できる場になっている。

ENHYPENにとって、今回の1位は好調な新譜の成績を裏づけるものとなった。同グループのミニ8thアルバム『THE SIN : BLISS』は、発売から最初の1週間で209万9048枚を売り上げている。韓国のハンターチャートが8月28日に明らかにした集計結果によるもので、対象期間は8月21日から27日まで、いわゆる「初動」と呼ばれる数字にあたる。この209万枚超という記録によって、ENHYPENはチーム通算で5作目となるダブルミリオンセラーアルバムを手にした。ダブルミリオンとは累計販売枚数が200万枚を超えた作品を指す呼び方で、韓国の音楽市場において一つの到達点とされている。同じ時期にタイトル曲「Bloody Paradise」が音楽番組で2冠を達成しており、新譜の勢いは記録と成績の両面ではっきりと表れていた。

今回の活動期間中、メンバーたちはファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」を通じて、たびたび心境をつづってきた。ニキは8月29日午後11時15分、自身の公式アカウントに韓国語の投稿を公開し、音楽番組で初めて1位を獲得した喜びを言葉にしている。投稿では「デビューして音楽番組で初めて1位を獲ったね」と切り出し、「この曲でエンジーンとまた新しい思い出を作っていってるんだなと感じられて、すごくいいね」とファンダムの名を挙げてつづった。さらに「今回の活動、僕たちにこんなにもいいことでいっぱいに満たしてくれて本当にありがとう。明日の最後の放送もエンジーンのおかげで力が出そう!!」と結んでいる。この投稿には8月30日時点で多数の反応が寄せられた。

同じ8月28日午後11時58分には、ジェイクがWeverseの自身の公式アカウントに、韓国語で「今日もとても感謝してるよエンジーン 🥹 愛してる〜〜 ❤️」という短いメッセージを投稿した。ごく短いひと言だったが、公開直後から世界各国のファンが反応し、コメント欄には6400件を超える書き込みが寄せられている。「エンジーン(ENGENE)」はENHYPENのファンダムの名称で、メンバーがファンに呼びかける際に日常的に使う言葉だ。ジェイクの投稿は、その日一日を終えるタイミングでの感謝の表明という性格が強いものだった。

メンバーによるWeverseでの発信は活動期間の前から続いており、ジェイは8月24日午後11時31分、「Simply JJONG」というアカウント名義で、韓国語の「잘자유(おやすみ)」というひと言を添えた投稿を公開している。公開直後から世界中のファンが反応し、いいねは1万件を超え、コメント欄には7000件を上回る書き込みが寄せられた。添えられたひと言は、韓国語で「よく寝てね」を意味する「잘자」をやわらかく崩した言い回しで、就寝前の短い挨拶にあたる。アカウント名にある「JJONG」は、本名の「パク・ジョンソン」に由来するものだ。こうした日常的なやり取りの積み重ねが、アルバムの記録的な売り上げや音楽番組での1位につながるファンダムの結束を支えている。

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一方、今回1位を逃したATEEZも、この時期に高い評価を集めていたグループだ。ATEEZは8月22日に放送されたMBCの音楽番組『SHOW!音楽中心』で、楽曲「BAD」により1位を獲得している。この日の1位候補にはStray Kids(ストレイキッズ)の「This & That」、ATEEZの「BAD」、KiiiKiii(キキ)の「Pop Off Pop Off」の3組が並び、集計の結果、最終的にトロフィーを手にしたのはATEEZだった。同世代の人気グループと勢いのある新人が同じ枠で競り合う構図の中での受賞であり、「BAD」がその週の音楽番組で強い支持を得たことを示す結果となった。

ATEEZは授賞式でも成果を残している。8月27日午後に京畿道高陽市のKINTEXで開かれた「2026 K WORLD DREAM AWARDS(2026ケイ・ワールド・ドリーム・アワード)」では、Kワールドドリーム・ベストステージ賞、グループ人気賞、アーティスト賞、ベストアーティスト賞の4部門を受賞し、4冠を達成した。授賞式当日、メンバーはトロフィーを手にフォトタイムに応じ、思い思いのポーズを取ってカメラの前に立っている。同賞ではBTS(防弾少年団)がベストアルバム賞とアーティスト賞に加え、この日の最高賞にあたるアーティスト・オブ・ザ・イヤーを受け、年間の顔となった。

この授賞式の人気賞は、K-POPファンの投票だけで決まる仕組みで、組織委員会が明らかにしたところによると、男女それぞれのグループ部門でATEEZとILLIT(アイリット)が、ソロ部門ではパク・ジヒョンとHearts to Hearts(ハーツトゥハーツ)のカルメンが頂点に立った。投票は先月からファンダムプラットフォーム「パンダーワン(Pander One)」を通じて実施されている。なお、Hearts2Heartsは8月30日の『人気歌謡』にも出演しており、賞レースと放送の双方で名前が並ぶ形となった。

ATEEZのリーダー、ホンジュン(キム・ホンジュン、27歳)は8月29日、自身のインスタグラムに黄色いビニール袋を頭からかぶった遊び心のある写真を投稿し、近況を伝えた。韓国メディアのトップスターニュースが同日夜に報じたもので、投稿には「Yellow Plastic Bag Guy」という短い一文が添えられていた。公開された写真は明るい日差しの下で歩道を歩く様子をとらえたもので、上半身と脚ははっきりと写っている一方、頭全体が黄色いビニール袋で覆われているという構図だった。ステージ上の姿とはまったく違う、肩の力を抜いた一面をファンに見せた形だ。

今回の『人気歌謡』での1位は、ENHYPENの「Bloody Paradise」の活動が終盤に差しかかる中で得られたものとなる。ニキが投稿で触れていた「明日の最後の放送」という言葉が示すとおり、この時期は一連のカムバック活動を締めくくる段階にあたっていた。初動209万枚超という記録、通算5作目のダブルミリオン、そして音楽番組での複数回の1位という結果が同じ数週間に集中したことで、『THE SIN : BLISS』はENHYPENのキャリアの中でも大きな節目となる一枚になったと言える。日本の読者にとっても、SBS『人気歌謡』をはじめとする韓国の音楽番組は、こうしたグループの活動の節目を追いかける手がかりとなる場だ。

公式アカウントの投稿

写真・動画は各アーティストおよび所属事務所の公式チャンネルの投稿です。再生すると YouTube に移動します。

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