チュ・サンウク、ソ・ジソプから贈られた純金を「大切に保管」と明かす
俳優のチュ・サンウクが、9月13日に放送されたSBSのバラエティ番組「ミウン・ウリ・セッキ」(原題「미운 우리 새끼」、以下「ミウセ」)にスペシャルMCとして出演しました。番組では、ドラマ「エージェント・キム: リアクティべーティッド」(原題「김부장」)で共演したソ・ジソプから純金のプレゼントを受け取っていたことを明かしました。ソ・ジソプは作品が終わった際、スタッフ全員に配る純金を自分のお金で用意しました。しかも自ら出向いて購入したそうです。チュ・サンウクはその純金を今も「大切に持っている」と話し、共演者の気前の良さと温かい人柄をスタジオに伝えました。
この話題を持ち出したのはソ・ジャンフンでした。「김부장」の終了当時、ソ・ジソプが俳優とスタッフの全員に純金を贈ったというエピソードを紹介し、ドラマに出演していたチュ・サンウクに話を向けました。チュ・サンウクは「もらいました」と認め、こみ上げる笑いをこらえきれない様子でした。うわさ話として語られがちなエピソードを、実際に受け取った本人が認めたことで、スタジオの注目が一気に集まりました。
写真: ソ・ジソブ — Marie Claire Korea / CC BY 3.0チュ・サンウクは受け取った当時を振り返り、「最初は『これ、何だ?』と思って見たら、本物の金だった」と話しました。さらに、ソ・ジソプがスタッフ全員に渡す純金を自腹で、自ら直接買いに行ったと聞いたことにも触れ、「本当に大切に保管している」と続けました。贈り物は共演した俳優だけでなく、制作を支えたスタッフ全員に及び、費用もソ・ジソプ本人が負担していました。こうした点がスタジオの感嘆を誘いました。
このやり取りを聞いていたシン・ドンヨプは、「私も『ミウセ』の最後の撮影の日に、全スタッフに純銀を」と口にしました。ソ・ジソプの純金に対して“純銀”を持ち出した、いたずらっぽい冗談です。美談に感心していた現場は、この一言で笑いに包まれました。温かいエピソードと軽妙な冗談が続き、トーク全体が和やかな空気になりました。
この放送内容は、韓国メディアのOSENが放送当日の9月13日午後9時59分付で報じました。OSENはソ・ジソプのエピソードを「歴代級の美談」と表現しています。見出しでは、チュ・サンウクがスタッフ全員への“純金のプレゼント”を「認証」したと伝えました。
OSENの記事は、チュ・サンウクを「김부장」で「第2の全盛期」を迎えた俳優と紹介しています。今回スペシャルMCとして「ミウセ」に招かれたのも、同作で注目を集めた流れの中での出演といえます。スタジオでは自身の出演作の話題が取り上げられ、共演者との思い出を語る場面につながりました。
話題となったドラマ「エージェント・キム: リアクティべーティッド」は、SBSの金土ドラマ枠で2026年6月26日から7月25日まで放送されました。当初は全8話の予定でしたが、全10話に変更されています。Netflixでも配信されました。脚本は映画『30日』を手がけたナム・デジュン、演出はイ・スンヨンとイ・ソウンが担当しました。
物語の軸は「世の中で最も平凡な父親が、たったひとりの娘を取り戻すため、最も危険な男へと戻っていく」というものです。ソ・ジソプが演じる主人公のキム部長は、貯蓄銀行の会計チームの部長で、亡き妻の遺言どおり、娘ミンジの父親として生きてきました。そんな彼の過去を知る者たちが動き出すところから、物語が展開していきます。
キャストには、ソ・ジソプとチュ・サンウクをはじめ、ソ・スミン、イ・ジェヨン、チェ・デフン、ウォン・ヒョンジュン、キム・ソンギュ、パク・ジヌ、ソン・ナウン、ユン・ギョンホ、チョ・ボクレ、イ・ドンハが名を連ねました。純金は、これだけ多くの俳優と、作品を支えたスタッフ全員に贈られたことになります。
ここまでの流れを時系列で整理します。ドラマは6月26日に始まり、7月25日に最終回を迎えました。ソ・ジソプが純金を贈ったのは作品が終わった当時のことです。最終回から約1カ月半後の9月13日、ソ・ジャンフンが「ミウセ」でこの話を取り上げ、実際に受け取ったチュ・サンウクが、最初に目にしたときの驚きと今も保管していることを語りました。同じ日の夜、その内容がOSENによって報じられています。
日本の読者にとって興味深いのは、ドラマと「ミウセ」がどちらもSBSの番組だという点です。同じ局のドラマ現場での出来事が、同じ局のバラエティで出演者本人の口から語られたことになります。また、「エージェント・キム: リアクティべーティッド」はNetflixで配信された作品です。今回の話をきっかけに作品に興味を持った人は、配信状況を確認してみてください。
全10話を撮り終えた現場に、主人公を演じたソ・ジソプが自腹で純金を用意し、感謝を形にしました。チュ・サンウクの「大切に保管している」という言葉からは、贈り物の価値だけでなく、ソ・ジソプが共に作品を作った人々をどれほど大切にしていたかが伝わってきます。シン・ドンヨプの“純銀”発言がスタジオを沸かせたように、このエピソードは放送でも明るい話題として受け止められました。作品の終了から時間がたっても共演者の記憶に残り続けていることが、この美談の重みを物語っています。





