リセンヌのミナミ、20キロ減量の苦しみとPTSD経験を告白
写真: RESCENE — K-POPIT 케이팝잇 / CC BY 3.0ガールズグループ「リセンヌ(RESCENE)」のメンバー、ミナミが、過酷な減量を経験した後にPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんだと打ち明けた。9月11日に公開されたYouTubeチャンネル「안녕하세요원이입니다잘부탁드립니다(アンニョンハセヨウォニイムニダチャルプタットゥリムニダ、略称アンウォンジャルブ)」の映像で語ったものだ。韓国メディアのフィナンシャルニュースは9月13日午前5時、健康をテーマにした企画「ヘルストーク」でこの発言を取り上げた。記事はハン・スンゴン記者が書いている。
同紙によると、ミナミは20キロの減量に取り組んでいた当時を振り返った。周りの人の言葉も、衣装のフィッティングも、体重管理へのプレッシャーも、すべてがストレスになっていたという。ミナミは「日常のストレスが全部、ダイエットという形で自分にのしかかってきた」と表現し、「あの頃を思い返すと、毎日泣いていたと思う」と話した。

特につらかったのは、何気ない一言まで体重の話に結びつけてしまったことだ。マネージャーが他のアイドルの映像を見てほめるだけでも、ミナミには自分への指摘に聞こえたという。そのときの気持ちを、ミナミは「『隣にいる豚はどうして痩せないんだろう』と思われている気がして、一人で萎縮していた」と振り返っている。本人に向けられた言葉ではなくても、自分を責める材料にしてしまうほど追い詰められていたことがわかる。
衣装合わせにも、つらい記憶が残っている。「ハートドロップ」の活動期、ミュージックビデオ撮影に向けたフィッティングで、ミナミはメンバーと同じジーンズをはいた。しかし腰回りで引っかかり、自分では上げられなかった。マネージャーとスタイリストが一緒に引き上げてくれたものの、その後ミナミは車に戻って一人で泣いたという。
ミナミはこの時期を「一番大変だった頃」だと言う。「息ができなくなるくらい、力が出ないくらいのストレスだった」と話し、「今は思い出だと思えるけれど、あの頃に戻りたいとは思わない」とも語った。
この映像は、前日の9月12日にも別の韓国メディアが取り上げている。天地日報は9月12日午前0時30分の記事で、ミナミがこれまでに18キロの減量に成功していたと伝えた。回のタイトルは「肉との戦争:20キロの真実」で、ミナミはメンバーのリブらと出演し、活動のなかで経験してきたダイエットについて話したという。減量した体重は、天地日報が18キロ、フィナンシャルニュースが20キロと、報道によって異なっている。
ミナミが体重管理について語るのは、今回が初めてではない。9月8日には韓国の健康専門メディア「ヘルスチョソン」が、有名人の健康を扱うコーナー「スターの健康」で、ミナミの食事法を紹介した。記事はキム・ヨンギョン記者によるもので、ミナミの年齢は19歳とされている。YouTubeチャンネル「일일칠(イルイルチル)」に出演したミナミは、ライスペーパーで具材を包む「ウォルナムサム(월남쌈)」を食事に取り入れていたと明かした。「ライスペーパーにキャベツ、ニンジン、肉を入れて包み、音楽番組のときに持って行った」と説明し、「こうやって食事を管理して痩せようとした」と話している。音楽番組の現場にまで自分で用意した食事を持ち込んでいたという話は、今回の告白と重ねると、当時どれほど体重に神経を使っていたかがよく伝わってくる。
その少し前の9月3日には、同じ「일일칠(117)」の企画「サナの冷タービュー」にミナミが登場した。かねてからファンだと公言していたTWICEのサナと初めて公式の場で対面し、目を潤ませたことが話題になった。TVレポートのナム・グムジュ記者が同日午後9時19分に報じており、ミナミはサナと手を取り合った直後に「私、撮影できません」「終わった。本当に涙が出そう」と口にしていた。この回には母親と妹も同行していた。9月に入ってからYouTubeへの出演が続き、明るい姿から減量期の苦しみまで、ミナミのさまざまな面が伝えられている。
フィナンシャルニュースは、今回の発言をきっかけに、極端なダイエットの危険性についても専門機関の情報を紹介している。短期間で大きく体重を落とすやり方は、心身に負担をかけることがある。問題が大きくなるのは、体重が減ること自体よりも、食事の制限、何度も体重を確かめる習慣、見た目を評価されることへの不安などが、生活全体を圧迫するようになったときだという。記事はソウル峨山病院の疾患百科を引き、摂食障害では拒食症と過食症の症状が一緒に出たり、一部の症状だけが出たりすることがあり、太ることへの恐怖や、体重・外見についてのゆがんだ考えを伴う場合もあると伝えた。
一方で同紙は、番組での発言だけでミナミの健康状態を判断することはできないとも断っている。PTSDは、単につらい記憶があるというだけで診断される病気ではない。国家精神健康情報ポータルによると、出来事の後に症状が1か月以上続く場合に診断の対象となり、悪夢、フラッシュバック、回避、過覚醒、不安などの症状が現れることがある。確定診断には、一定期間の観察と精神保健の専門家による評価が必要だ。
記事はさらに、極端なダイエットの後には疲労感、無気力、不安、過食と絶食の繰り返しなどが起こりうると指摘した。成長期や若い世代が体重の数字だけを見て食事量を大きく減らすと、栄養の偏り、生理不順、集中力の低下につながることもある。食べることへの罪悪感や体重が増えることへの恐怖がすでに強くなっているなら、意志の問題として片付けることはできないとしている。
健康的な体重管理の目安として、同紙は大韓肥満学会の「肥満診療指針」も紹介した。指針は食事療法、運動療法、行動療法を組み合わせる方法を示しており、摂取カロリーを制限した場合の減量ペースは1週間に0.5〜1.0キロ程度が見込めるとしている。短い期間で大きく体重を落とすことが健康的な減量ではない、という考え方だ。
受診を考えるべきサインも挙げられている。減量中に食べ物への恐怖が強くなった、体重計の数字のせいで日常生活が難しくなった、過食や嘔吐、極端な絶食を繰り返している――こうした場合は医療機関にかかる必要がある。不安や不眠、回避の症状が一緒に出ているときも、精神健康医学科や相談機関を訪ねるよう呼びかけている。
ミナミ自身も映像の最後に、無理なダイエットは避けてほしいと語りかけた。大切なのは細くなることではなく、自分に合ったやり方を見つけることだと話し、「ファンの皆さんには、あまりにつらいダイエットはしないでほしい」と伝えた。
活動中は、衣装やカメラの前に立つことを意識して、アイドルが体重管理に励む姿が伝えられることも多い。そんななか、現役メンバーのミナミが、減量期の涙や息苦しさまで自分の言葉で明かし、ファンに無理をしないよう呼びかけた。華やかなステージの裏にあった葛藤を率直に語った今回の映像は、ミナミの体験談であると同時に、体重と心の健康について考えるきっかけとして受け止められている。










