NCT 127、KCON LA 2026に3年連続でヘッドライナー出演
(C) シングルリスト人気グループNCT 127が、米ロサンゼルスで開かれた「KCON LA 2026」に3年連続でヘッドライナーとして出演し、8月24日に発売される正規7集の収録曲「Piñata」のステージを初公開した。メンバーのテヨンは翌日にソロで登場し、2日間にわたってグループとソロの両方で現地のファンと向き合う形となった。
NCT 127がステージに立ったのは、現地時間8月14日、ロサンゼルスのクリプト・ドット・コム・アリーナで行われたイベント初日の「Mカウントダウンステージ」だ。オープニングを飾ったのは「질주 (2 Baddies)」と「Lemonade」。続けて「TOUCH」「Summer 127」を届け、客席と呼吸を合わせながら会場の空気を温めていった。

そこからはパフォーマンス色の強い楽曲が並ぶ構成となる。「영웅 (英雄; Kick It)」「Fact Check (불가사의; 不可思議)」「삐그덕 (Walk)」といった、グループの代表的な激しい振り付けを伴う曲が連続で披露された。いずれもNCT 127がこれまで積み上げてきたパフォーマンス路線を象徴する楽曲で、大型アリーナという舞台でその持ち味が改めて示されたことになる。
この日最も注目を集めたのが、8月24日に発売される正規7集『BLINGY』の収録曲「Piñata」のステージだ。正式な音源公開前という段階での初披露にもかかわらず、会場ではサビの部分を一緒に歌う観客の大合唱が起こったという。音源が世に出る前の曲に客席が反応するという光景は、現地でのグループの浸透度を示す場面となった。
翌15日、2日目の「Mカウントダウンステージ」には、テヨンがソロアーティストとして出演した。披露したのはソロデビュー曲「SHALALA」に加え、今年5月に発表した初のソロ正規アルバムのタイトル曲「WYLD」、そして収録曲「Skiii」。グループでの活動と並行して進めてきたソロキャリアの現在地を、海外の大規模イベントの舞台で見せた形だ。
8月24日に発売される正規7集『BLINGY』には、タイトル曲「Blingy」と収録曲「Piñata」を含め、全9曲が収められる。全曲の音源は8月24日午後6時に各種音楽サイトで一斉に公開される予定となっている。KCONでの「Piñata」初披露は、この正規7集発売に向けた流れの中に位置づけられる出来事だ。
アルバム発売を控えた動きは、メンバー個々の露出にも及んでいる。ジェヒョンは8月16日、香水ブランドとのコラボレーション画報で新たなビジュアルを公開している。ベージュのスーツ、白、黒と複数のスーツスタイルを着回し、青々とした木々が並ぶ屋外でベンチに腰かけて正面を見つめるカットや、手で顎を支える、シャツの襟元を直すといった飾らないポーズも収められた。もう一つの軸となったのが香水ブランド「クリード(CREED)」との画報で、白いスーツ姿でテーブルに腰かける姿などが公開された。正規7集『BLINGY』のリリースを控えるタイミングでの公開であり、一連のカットはファンの間で話題を集めた。
NCTというグループ全体で見ても、この時期は各方面での動きが重なっている。メンバーのロンジュンは「TMEA 2026」で、グループの一員としてではなくソロアーティストとしての活動に対して賞を受けた。受賞をめぐっては「今年、際立った成長を見せた」という趣旨の評価が示されており、この一年の活動が評価の対象になったものとして紹介されている。一方で、受賞した部門の正式な名称、授賞式が開かれた日程や会場、本人が現地で述べたコメントの詳細については公表されていない。ロンジュンにとってこの受賞は、ソロとしての歩みを示す結果となった。
今回NCT 127が出演したKCONは、韓国の音楽やカルチャーを海外の観客に向けて紹介する大規模イベントだ。今年のロサンゼルス公演にもK-POPアーティストが多数出演しており、会場となったクリプト・ドット・コム・アリーナでの「Mカウントダウンステージ」が公演の中心に据えられている。日本の読者にとっては、韓国の音楽番組「Mカウントダウン」の名を冠したステージが海外の大型アリーナでそのまま展開される形と捉えると、イベントの位置づけがつかみやすい。
今年のKCON LA 2026には、NCT 127以外にも多彩な顔ぶれが集まった。日本発の9人組グループ&TEAM(エンティーム/ウィジュ、フウマ、ケイ、ニコラス、ユウマ、ジョウ、ハルア、タキ、マキ)は、韓国時間8月15日にステージへ登場。「Go in Blind」を含む6曲を披露し、息の合った群舞に加えて明るいダンスコーナーも織り交ぜ、会場の熱気を高めた。続いてクリプト・ドット・コム・アリーナで行われた「Mカウントダウンステージ」では「Rush」「Deer Hunter」の2曲を届け、大規模会場でも変わらないステージ掌握力を見せている。
出演者は歌手にとどまらない。俳優のパク・ウンビンも「KCON LA 2026」に出演し、現地でのスケジュールを消化したうえで、8月17日午後に仁川国際空港から韓国に帰国した。仁川市永宗区雲西洞にある仁川国際空港の到着ロビーでは、涼しげな装いで歩く姿や、振り返って挨拶する様子がカメラに収められ、OSENやニュースエンなど複数の韓国メディアが写真付きで伝えている。ニュースエンの撮影はユ・ヨンジュ記者によるもので、同社は8月17日午後3時59分に写真記事として配信した。韓国では、俳優や歌手が海外日程を終えて帰国する際、空港の到着ロビーに報道各社のカメラが並ぶのが通例となっている。
こうして振り返ると、KCON LA 2026は歌手も俳優も含めた韓国カルチャーの見本市として機能しており、NCT 127はその中で3年連続のヘッドライナーという位置を担ったことになる。グループとしての「Piñata」初披露、テヨンのソロステージ、ジェヒョンの画報公開、ロンジュンの受賞と、8月半ばの短い期間にNCT関連の話題が相次いだ。焦点は、8月24日午後6時に公開される正規7集『BLINGY』の全9曲に移っていく。ロサンゼルスで音源発売前から大合唱が起きた「Piñata」が、正式リリース後にどう受け止められるかが次の見どころとなる。












