Shokzがチ・チャンウクを起用 オープン型イヤホンの新キャンペーン
写真: チ・チャンウク — TV10 / CC BY 3.0オープンイヤー型イヤホンのブランド「Shokz」(韓国表記:샥즈)が、俳優のチ・チャンウクをブランドアンバサダーに起用した。Shokzが2026年10月30日に発表した。チ・チャンウクを起用した新しいブランドキャンペーンも始める。同日夜、韓国の経済メディアであるイーデイリーがIT分野のニュースとして報じた。
Shokzは、新しい経験や可能性に開かれた姿勢を目指すことをブランド哲学に掲げ、これを「ビー・オープン(비 오픈)」と呼んでいる。チ・チャンウクを選んだ理由についてShokzは、次の2点を挙げた。ひとつは、作品ごとに異なるジャンルへ挑戦してきたこと。もうひとつは、ランニングやボクシング、ライディングなど、体を動かすさまざまな活動を楽しんでいることだ。Shokzは、こうした彼の姿がブランドの哲学と重なると説明している。

キャンペーンの柱は映像だ。Shokzは「내 귀에 와닿는 이어폰(耳にすっと届くイヤホン)」をテーマに、チ・チャンウクが出演するキャンペーン映像3本を順に公開する。オープン型イヤホンは耳をふさがないため、音楽と周りの音を同時に聞くことができる。映像では、この特徴を運動中や普段の生活の中で使う場面を通して伝える予定だ。
映像で取り上げるのは、フラッグシップモデルの「オープンドット2」(韓国表記:오픈닷 2)だ。耳をふさがないデザインと、快適で安定した着け心地をアピールする。Shokzは今回のキャンペーンや関連コンテンツを通じて、オープン型イヤホンを毎日の生活で使う体験を伝えていく方針だ。
Shokzの関係者は今回の起用について、「チ・チャンウクさんとの協業を通じて、Shokzが提案するオープンイヤー・ライフスタイルを、より多くの消費者に親しみやすく、幅広く見せられると期待している」と話した。
Shokzの発表では、「開かれている」ことが三つの面で語られている。耳をふさがないという製品の特徴、「ビー・オープン」というブランドの考え方、そして新しいジャンルや活動に挑むチ・チャンウクの姿勢だ。キャンペーンのテーマに「耳に届く」という言葉を選んだのも、音楽と周りの音を一緒に聞ける製品の特徴を身近な感覚で伝えるためといえる。
Shokzが起用理由に挙げた「作品とジャンルへの挑戦」は、ここ数年のチ・チャンウクの出演作を見るとよくわかる。2024年11月6日から11月27日まで、Disney+の水曜ドラマ枠で全8話が配信された『江南Bサイド』(原題:강남 비-사이드)では、犯罪ドラマに主演した。江南のクラブで人気を集めていた「エース」のジェヒが姿を消し、その行方を刑事、検事、正体の見えないブローカーの3人が追う物語だ。3人はそれぞれ別の思惑を抱えながら、江南の裏側で起きた出来事に迫っていく。共演はハ・ユンギョン、チョ・ウジン、BIBI。演出は映画『TAZZA』などで知られるパク・ヌリ、脚本はチュ・ウォンギュが手がけた。
翌2025年には、Disney+で『捏造された都市』(原題:조각도시)に主演した。2025年11月5日から12月3日まで、全12話が配信された犯罪スリラーだ。チ・チャンウクが演じたのは、無実の罪で服役することになった青年パク・テジュン。自分を陥れた仕組みと向き合っていく役どころだった。映画『操作された都市』をドラマとしてリメイクした作品で、脚本は映画版も担当し、『模範タクシー』シリーズを書いたオ・サンホ。演出はパク・シヌとキム・チャンジュが担当した。テジュンと関わるアン・ヨハンをディオ(ド・ギョンス)が演じ、イ・グァンス、ヤン・ドングン、ピョ・イェジン、チョ・ユンス、キム・ジョンスも出演した。
2本続けて犯罪ものに出演したあとの次の作品は、ジャンルが変わる。Netflixの韓国オリジナル作品として2026年の配信予定作に挙がっている『スキャンダル』(原題:스캔들、英題:The Scandal)だ。ソン・イェジン、ナナと共演するロマンスドラマで、タイトルが示す出来事を軸に登場人物たちの関係が描かれる。実力派として知られる3人が並ぶ顔ぶれで、チ・チャンウクがロマンスをどう演じるのかにも注目が集まっている。
3作を年代順に並べると、江南の夜の世界を舞台にした事件、冤罪を背負った青年の闘い、そしてロマンスへと、役柄もジャンルも大きく変わってきたことがわかる。いずれも韓国の地上波やケーブル局の番組ではなく、Disney+やNetflixといった動画配信サービスのオリジナル作品だ。活躍の場が配信プラットフォームへ広がっている点も、最近のチ・チャンウクの特徴といえる。Shokzが「さまざまな作品とジャンルに挑戦している」と評価したのも、こうした歩みを踏まえたものと読める。
もう一つの起用理由であるランニング、ボクシング、ライディングは、どれも屋外や体を動かす場面と結びつく。耳をふさがず周りの音を聞けるイヤホンをアピールしたいブランドにとって、伝えたい使い方と、本人が楽しんでいる活動が重なっていることが、今回の起用の土台になっている。
キャンペーン映像は3本が順に公開される予定だ。俳優として作品の幅を広げ続けるチ・チャンウクが、ブランドの顔として運動や日常の場面でどのような姿を見せるのか、これから公開される映像が注目される。








