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Stray Kidsがビルボード200で通算9作目の1位 BTSは21週連続チャートイン

BTS写真: BTS — LG전자 This file comes from LG Electronics's official Flickr. / CC BY 2.0
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米ビルボードの主要チャートで、K-POPグループの存在感が続いている。ビルボードが8月18日(現地時間)に発表した最新チャートで、韓国のグループStray Kids(スキズ)が新ミニアルバム『THIS & THAT(ディス・アンド・ザット)』でメインアルバムチャート「ビルボード200」の首位に立った。同じチャートではBTSの正規5作目『ARIRANG(アリラン)』が21位につけ、4月のチャートインから21週連続でランクインを続けている。

Stray Kidsにとって今回の1位は、ビルボード200での通算9作目の首位となる。同グループが初めてこのチャートに1位で初登場したのは、2022年のミニアルバム『ODDINARY(オディナリー)』だった。そこから今回まで、リリースしたアルバムが繰り返しトップに立ってきたことになる。

ビルボード200で最も多くの1位アルバムを持つグループはビートルズで、その次に多いのがローリング・ストーンズとされる。今回の首位により、Stray Kidsは1位アルバムの数でローリング・ストーンズと肩を並べる位置につけた。さらに、ビートルズ以降で9枚のアルバムを最短期間で1位に送り込んだアーティストという記録も打ち立てている。米国の主要チャートの歴史の中で、名前が挙がる比較対象がビートルズやローリング・ストーンズになるという点は、それ自体がこの記録の重みを物語っている。

Stray Kidsのビルボード200・9作連続1位については、朝鮮日報も同じ8月19日付で報じている。同紙の報道では、9作連続の1位はチャートの歴代記録の中でもビートルズ以降では最も多い連続首位記録にあたるとされていた。ただし同報道では、対象となったアルバム名や記録の詳しい内訳までは明らかにされていなかった。今回のビルボード発表によって、その対象が新ミニアルバム『THIS & THAT』であることがはっきりした形だ。

一方のBTSは、ロングランでの健闘が目立つ。『ARIRANG』は今年4月にビルボード200で1位に初登場し、そこから3週連続で首位を守った。その後も順位を保ち続け、今回で21週連続のチャートインとなった。発売から半年近くが経過してもチャート圏内にとどまり続けていることは、瞬間的な初動だけでなく、継続的に聴かれ、購入され続けていることを示している。

BTSは細部のチャートでも複数ランクインしている。「トップ・アルバム・セールス」で7位、「バイナル・アルバム」で24位、「トップ・ストリーミング・アルバム」で32位にそれぞれ名前を連ねた。フィジカル販売、アナログレコード、ストリーミングと性質の異なる3つの指標にまたがって顔を出している点は、購入層と再生層の双方に支えられていることを裏づけるものだといえる。特にバイナル、つまりアナログレコードのチャートに入っていることは、米国市場で近年続くレコード人気の中でBTS作品が実物のコレクションとしても求められていることを示す数字だ。

ビルボードのチャートに名前を刻んだK-POPアーティストは、この2組にとどまらない。ビルボード200では、CORTIS(コルティス)の『GREENGREEN(グリーングリーン)』が110位、KATSEYE(キャッツアイ)の『Beautiful Chaos(ビューティフル・カオス)』が121位に入った。アルバムチャートの上位から中位にかけて、複数のK-POP勢が並ぶ構図となっている。

シングルチャート「ホット100」でも動きがあった。BLACKPINKのジェニーがテーム・インパラとコラボレーションした『Dracula(ドラキュラ)』が前週と同じ8位につけ、チャートイン46週目を迎えた。1年近くにわたってホット100の圏内に残り続け、しかも直近でトップ10圏内を維持しているという点で、こちらもロングランの部類に入る。KATSEYEの『Animal(アニマル)』は前週より5ランク上昇して30位となり、5週連続のランクインを果たした。前週から順位を上げているという点は、リリース直後の勢いだけではない伸びがあることを意味する。

Stray Kidsの今回の1位は、韓国のアルバム市場が例年以上に混み合った時期と重なった。韓国メディアの報道によると、この8月にはBIGBANG、Stray Kids、NCTと人気ボーイズグループのカムバックが相次ぎ、新作発表が同じ月に集中する形となっていた。韓国メディアはこの状況を「カムバック戦争」「カムバック大戦」と表現し、K-POPアルバム市場でこれまでの記録が更新されるかどうかに注目が集まっていると伝えていた。複数の大型グループの新譜が重なるため、アルバム販売の動向が例年以上に注目される状況だったわけだが、各グループの新譜の内容や具体的な発売日程、販売枚数などについては、これらの報道では詳細が示されていない。

BTSをめぐっては、チャート以外でも話題が続いている。BTSは米国の音楽授賞式「2026 MTV VMA」で今年の歌部門の候補に名を連ねており、主要部門で改めて存在感を示している。授賞式での結果に関心が集まる。また、韓国の授賞式「2026 TMA」では、BTS、NCT DREAM、aespaの楽曲を再解釈するスペシャルステージが公開されると伝えられた。明らかになっているのはこの3組の曲を題材にした特別舞台が用意されるという点までで、演出や出演者の詳細は示されていない。

メンバー個々の動向も報じられている。ジミンさんは公演の最中に小児がんの子どもと触れ合い、頬にキスを交わすやりとりがあったと伝えられた。「キスされちゃった」という言葉も紹介されている。報じられたのは公演中のこの一場面についてで、子どもの詳しい情報ややりとりに至った経緯には触れられていない。VさんとJUNG KOOKさんについては、ワールドツアー期間中もトレーニングを続けていることが伝えられ、多忙な公演日程の合間に運動へ取り組む姿がファンの間で話題となった。

このほか、アジョウ・エコノミーは、グラミー賞よりもJUNG KOOKさんの愛犬の方が話題を集めているという状況を報じ、BTSのボイコットをめぐって海外メディアからも指摘の声が上がっていることを取り上げている。米国の音楽賞とK-POPの関係については、グラミー賞が新設した「アジアン・ポップ」部門をめぐり、音楽をなぜ地域で分けるのかという論争も起きている。

ビルボードのチャートは毎週更新され、アルバムチャートのビルボード200はフィジカル販売とストリーミング、ダウンロードを合算した指標にもとづいて順位が決まる。日本の読者にとっては、CD販売中心のランキングとは集計の考え方が異なる点を押さえておくと、今回の数字の意味がつかみやすい。Stray Kidsの通算9作目の1位、BTSの21週連続チャートイン、ジェニーさんの46週にわたるホット100入りという3つの数字は、いずれも一過性の話題ではなく、米国市場に定着した聴かれ方があることを示す指標だといえる。今後は、8月に集中したカムバック各作の売り上げがどう推移するか、そして『ARIRANG』のロングランがどこまで伸びるかが焦点となる。

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