KARAやINFINITEの名曲を生んだスウィートゥーン、新人ODD YOUTHと組む
写真: INFINITE — Kissing Light / CC BY 4.0KARAの「STEP」やINFINITEの「追撃者」を手がけた韓国のプロデュースチーム、スウィートゥーン(SWEETUNE)が、新人ガールズグループのODD YOUTH(オドユス)と組んだ。ODD YOUTHが8月19日に発表する3枚目のシングルのタイトル曲「can't go back」で、プロデュースをスウィートゥーンが担当していることが明らかになったものだ。新曲は同日午後6時に各種音源サイトを通じて公開される。所属事務所はTOPメディア。ソウル新聞などが伝えた。
スウィートゥーンは、第2世代K-POPを代表する数々のヒット曲を生み出してきたプロデュースチームだ。KARAの「ミスター」「ルパン」「STEP」、INFINITEの「僕のものになれ」「追撃者」「BTD」、そしてNine Muses(ナインミュージス)の「Dolls」「Wild」「NEWS」などが、いずれもスウィートゥーンの手を経て世に出た曲である。強烈なメロディーラインと、チームごとの色をはっきりと打ち出す作風で、長い時間にわたってK-POPファンに愛されてきた楽曲群だ。
日本の読者にとっても、この並びは馴染み深いはずだ。KARAは「ミスター」で日本でも広く知られる存在となり、その後の「ルパン」「STEP」と続くヒットの流れは、当時の韓流ブームを語るうえで欠かせない。INFINITEもまた「BTD」「僕のものになれ」「追撃者」といった曲で、シャープな群舞と力強いシンセサウンドを結びつけたグループとして支持を集めた。これらの楽曲に共通していた音の質感を作っていたのが、まさにスウィートゥーンだった。制作陣の名前が表に出る機会は決して多くないが、スウィートゥーンは例外的に、楽曲そのものと同じくらいチーム名が語られてきたプロデューサーである。
そのスウィートゥーンが、時代を越えて再び言及され続ける独自の音楽的な色合いを持ったまま、新人ガールズグループのODD YOUTHと出会った。どのような結果物が生まれたのかに関心が集まっている。第2世代を象徴するサウンドが、デビューから間もない現役の新人グループと組み合わさったとき何が起きるのか、という点が今回の注目点である。
今回の「can't go back」は、ODD YOUTHがデビュー後に初めて披露するサマーシングルのタイトル曲にあたる。涼しげで、はじけるようなスパークリングサウンドとともに、「I can't go back」というメッセージが示す通り、後ろを振り返らずに突き進んでいくZ世代の大胆なエネルギーを込めた楽曲だという。曲名の直訳は「戻れない」であり、過去に引き返さないという姿勢そのものがコンセプトの中心に据えられている。
新曲の公開に先立ち、ODD YOUTHは段階的にプロモーションを進めてきた。まずコンセプトフォトが公開され、青い夏を背景にしたまばゆいビジュアルと、キッチュなスタイリングを見せて、新たな「サマークイーン」への変身を予告した。続いて公開されたミュージックビデオのティーザーによって新曲の雰囲気までがベールを脱ぎ、完成した楽曲への興味をさらに高めることになった。公式のMVティーザーはODD YOUTHのチャンネルを通じて公開されている。
韓国のアイドルグループのカムバック(新譜発表)では、こうした事前公開の積み重ねが定番の手法になっている。コンセプトフォトで視覚的な方向性を示し、ティーザー映像で楽曲の断片を聴かせ、発売当日の午後6時に音源を解禁するという流れは、多くのグループが共有する型だ。ODD YOUTHの今回のカムバックも、その流れをそのままなぞっている。発売時刻の「午後6時」は韓国の音源公開における標準的な時間帯で、日本時間では同日の午後6時にあたる。
まばゆいビジュアルと清涼感のあるエネルギーで「サマークイーン」への出馬表明をしたODD YOUTHが、スウィートゥーンとともに完成させた「can't go back」で、また一つのK-POPサマーソングを生み出すことができるのかに期待が集まる。夏に強い一曲を持つことは、K-POPのガールズグループにとって長く残るレパートリーを得ることでもあり、デビューからまだ3枚目のシングルという段階でその挑戦に踏み出した意味は小さくない。
プロデューサーの側から見れば、今回の起用はスウィートゥーンというチーム名が今なお現役の武器として機能していることの表れでもある。KARA、INFINITE、Nine Musesという、それぞれ活動の時期も方向性も異なるグループに強い印象を残す曲を提供してきた実績は、新人グループにとって、最初の一撃を任せるに足る看板になる。ODD YOUTHにとっては、まだ広く名前が知られていない段階で、楽曲の作り手の名前によって注目を集められるという利点がある。実際、プロデュースをスウィートゥーンが担当した事実が公開されたことで、新曲への期待感が高まっているという。
一方で、この組み合わせが単なる懐古で終わらないかどうかも見どころになる。スウィートゥーンの持ち味である強烈なメロディーと明確なチームカラーが、Z世代の大胆なエネルギーというODD YOUTHのコンセプトと、スパークリングサウンドという今回の音づくりの上でどう噛み合うのか。答えは19日午後6時、各種音源サイトで公開される「can't go back」そのものが示すことになる。
ODD YOUTHの3枚目のシングル「can't go back」は、8月19日午後6時に各種音源サイトを通じて公開される。日本のリスナーも、主要な音楽配信サービスを通じて同時に聴くことができる見通しだ。第2世代K-POPを支えたプロデュースチームと、これからの世代を担おうとする新人グループ。その交差点に置かれた一曲が、この夏どこまで届くのかに注目したい。











