マ・ドンソク『タイラー・レイク3』合流 ヘムズワースらと共演
(C) SBS俳優のマ・ドンソクが、Netflixのアクション映画シリーズ『タイラー・レイク -命の奪還-』(原題『Extraction』)の3作目に出演する。所属事務所ビッグパンチエンターテインメントが8月18日、製作中の『タイラー・レイク -命の奪還-3』の出演ラインナップに彼が名を連ねたことを明らかにした。Netflixも現地時間17日、同作の主要キャスティングを公開し、本格的な撮影に入ったことを発表している。マ・ドンソクにとっては、2021年のマーベル・スタジオ作品『エターナルズ』でギルガメッシュ役を演じて以来、5年ぶりとなるハリウッド映画への復帰となる。
Netflixが公開した内容によれば、今回新たに合流するのはマ・ドンソクのほか、ピアース・ブロスナン、ジョー・タスリム、チ・ルイス=パリー、シエナ・アグドンの4人。前作から続投する顔ぶれとしては、主人公タイラー・レイクを演じるクリス・ヘムズワース、イドリス・エルバ、ゴルシフテ・ファラハニの名前が挙がっている。日本の観客にとってはマーベル作品のソー役で知られるクリス・ヘムズワース、そしてジェームズ・ボンド役で世界的に名を知られたピアース・ブロスナンと、マ・ドンソクが同じ画面に立つことになる。

演出を担当するのは、前作を手がけたサム・ハーグレイヴ監督。脚本はドラマ『シタデル』のデビッド・ウェイルが担当する。シリーズを牽引してきた監督が続投し、そこに新たな脚本家が加わる布陣で、緻密な物語と規模の拡大が図られる形だ。
『タイラー・レイク -命の奪還-』シリーズは、特殊部隊出身の傭兵タイラー・レイクが巨大な犯罪組織を相手に、命を懸けて任務に挑む高強度の打撃アクション作品だ。3作目は、クリス・ヘムズワース演じるタイラー・レイクが新たな任務に乗り出す物語が描かれる。ただし、具体的なストーリーや、新たに合流した俳優たちが演じる役柄については、まだ明らかにされていない。マ・ドンソクがどのようなキャラクターを演じるのかも、現時点では公表されていない。
撮影は現地ロケーションを中心に、数か月にわたって続けられる予定だと伝えられている。前作以上に規模を広げたアクションが用意されていることをうかがわせる情報だ。独自の重量感のある体格と、打撃の手応えが伝わるアクションを積み上げてきたマ・ドンソクが、クリス・ヘムズワースやイドリス・エルバといったハリウッドを代表するアクションスターたちとどのような化学反応を見せるのかが、この作品の大きな注目点となる。
マ・ドンソクの海外での歩みを振り返ると、出発点となったのが2021年の『エターナルズ』だ。ギルガメッシュ役で強い印象を残し、グローバル市場に足がかりを築いた。10代後半にアメリカへ移住し、アメリカ国籍を取得した経歴も持つ。今回の『タイラー・レイク -命の奪還-3』合流は、その『エターナルズ』から5年を経てのハリウッド作品復帰という点で、彼のキャリアにおいて特別な意味を持つ。
この間、マ・ドンソクはNetflix作品にも取り組んできた。Netflix映画『タイゴ』では、戦争孤児出身の傭兵タイゴ役を演じている。『タイゴ』は、重大な任務の遂行中に、家族のように思っているリアが犯罪組織に拉致され、彼女を救うためにタイゴが命懸けの作戦に乗り出すという物語だ。共演にはイ・ジヌク、BLACKPINKのリサが名を連ねており、作品はNetflixでの公開を準備中とされている。韓国の俳優陣にグローバルな知名度を持つアーティストが加わった布陣で、公開時期の発表が待たれる状況だ。
国内では、韓国で最高の興行成績を収めてきたアクションフランチャイズ『犯罪都市』の5作目の撮影が進んでいる。『犯罪都市5』は今年5月にクランクインし、マ・ドンソクは広域捜査隊のチーム長に昇進した怪物刑事マ・ソクト役で帰ってくる。彼は現在、この『犯罪都市5』の撮影に本格的に取り組んでいる最中だ。国内の主力フランチャイズの製作と並行して、グローバルな大型プロジェクトへの合流が決まった形で、国内外を股にかけて動くアクション俳優としての立ち位置を裏づける流れとなっている。
今回のニュースは、韓国メディアが8月19日に相次いで報じた。チャンネルAはマ・ドンソクが『タイラー・レイク -命の奪還-3』にキャスティングされたことを伝え、クリス・ヘムズワース、ピアース・ブロスナンと顔を合わせることになると報じた。同日午前にはメディアペンが所属事務所の発表をもとに詳報を伝え、SBS芸能ニュースはNetflixが公開したキャスティング情報と撮影開始の内容を報じている。事務所発表が18日、Netflixによる正式発表が現地時間17日という順で情報が出そろった。
日本の視聴者にとって、『タイラー・レイク -命の奪還-』シリーズはNetflixを代表するアクションフランチャイズとして親しまれてきた作品だ。世界同時配信という形をとるNetflixオリジナル作品であるため、3作目も日本の加入者が公開と同時に視聴できる見通しとなる。マ・ドンソクは『犯罪都市』シリーズを通じて日本でも知られる存在であり、その俳優が世界規模のフランチャイズに加わるという意味で、韓国国内にとどまらない関心を集めている。
現時点で公表されているのは、キャスティングの顔ぶれ、監督と脚本家、そして撮影が始まったという事実までだ。役柄の詳細や具体的な筋書き、公開時期については追って発表されることになる。数か月にわたる撮影が予定されているという情報を踏まえれば、続報が出るまでにはある程度の時間がかかりそうだ。国内では『犯罪都市5』、海外では『タイゴ』と『タイラー・レイク -命の奪還-3』と、複数の大型アクション企画が並走する状況の中で、マ・ドンソクが築いてきた韓国型アクションの持ち味が世界の舞台でどう受け止められるのか、注目が続く。





