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Kワールドドリームアワーズ、人気賞にATEEZとILLITら4組

ILLIT写真: ILLIT — theMEGASTUDY / CC BY 4.0
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K-POPファンの投票だけで決まる「2026 Kワールドドリームアワーズ(K WORLD DREAM AWARDS)」の人気賞受賞者が出そろった。組織委員会が明らかにしたところによると、男女それぞれのグループ部門でATEEZ(エイティーズ)とILLIT(アイリット)が、ソロ部門ではパク・ジヒョンとHearts to Hearts(ハーツトゥハーツ)のカルメンが頂点に立った。スポーツトレンドが2026年8月20日に伝えた。授賞式そのものは今月27日、京畿道高陽市のKINTEX(キンテックス)で開かれる。

投票は先月からファンダムプラットフォーム「パンダーワン(Pander One)」を通じて実施された。人気賞は受賞者が100%ファン投票で決まる仕組みで、組織委員会は今回の結果について、世界各地のファンダムの関心の高さと動員力があらためて確認されたと位置づけている。日本の読者にとっては聞き慣れない形式かもしれないが、韓国の音楽授賞式では審査員や音源・アルバムの実績で決まる部門と、こうしたファン投票のみで決まる部門が並立するのが一般的で、人気賞はファンダムの規模と熱量がそのまま数字に表れる部門として注目を集めやすい。

受賞した4組の顔ぶれは、グループと個人の双方にまたがっている。ATEEZは男性グループ部門、ILLITは女性グループ部門での受賞。ソロ部門はパク・ジヒョンが男性、Hearts to Heartsのカルメンが女性でそれぞれ選ばれた。カルメンはグループのメンバーでありながらソロ人気賞を獲得した形になる。ただし今回明らかにされたのは受賞者の顔ぶれまでで、授賞式当日の進行や受賞者本人のコメントといった具体的な内容は、現時点では伝えられていない。

出演ラインアップはすでに公開されている。ATEEZ、P1Harmony(ピーワンハーモニー)、RIIZE(ライズ)、&TEAM(エンティーム)、Kickflip(キックフリップ)、xikers(サイカース)、Nowz(ナウズ)、82Major(エイティーツーメジャー)、Ampersand One(アンパサンドワン)、Ahop(アホップ)、Alpha Drive One(アルファドライブワン)、Idit(アイディット)、Andouble(アンダブル)に加え、SeeYa(シーヤ)、LE SSERAFIM(ルセラフィム)、QWER、Miyao(ミヤオ)、ILLIT、Risenne(リセンヌ)、Hearts to Hearts、Kiki(キキ)、JB(ジェイビー)、Seongri(ソンリ)、Evan(エバン)、パク・ジヒョン、Xlove(エクスラブ)、Hi-Fi Unicorn(ハイファイユニコーン)といったアーティストが舞台を彩る。MCは放送人のチョン・ヒョンムとコメディアンのチャン・ドヨンが務め、二人がこの授賞式で顔を合わせるのは4年連続となる。

人気賞に先立ち、主要部門の受賞者も先行して公表されている。「Kワールドドリーム・ベストアルバム賞」はBTS、ENHYPEN(エンハイプン)、NCT WISH、TOMORROW X TOGETHER、BLACKPINKが受賞する。「Kワールドドリーム・ベスト音源賞」にはAKMU、ファサ、I.O.I、IVE、aespa、チェ・イェナが名を連ねた。

今年は授賞式が10周年にあたる。演出を総括するのはCompany Zのイム・ソヒョン監督で、数字の「10」を核となるモチーフに据え、アートワークや舞台デザインに用いることで、この10年の足跡と新たな出発の意味を視覚的に示す構想だという。また、K-POPを通じた訪韓観光客2000万人時代の実現という企画意図は、ブリッジVCRなどの映像コンテンツで表現される。世界各国のファンがK-POPを媒介に韓国とつながっていく流れを描き、グローバル韓流フェスティバルとしての性格を強調する。

舞台と客席を一つにつなぐ演出も用意されている。アーティストごとの個性やステージの特性を生かす各種の装置に加え、全観客に無料で配られる応援棒(ペンライト)を舞台システムとリアルタイムで連動させ、客席全体を一つの巨大なステージへと拡張する。応援棒と客席の演出を担当するのは、最先端の無線LED制御技術をもとにK-POPの応援棒と公演型ファン体験を先導してきたファンライト(Fanlight、代表・チェ・ジョンミン)だ。同社の関係者は「観客が自ら振る応援棒は今回の公演演出で最も核心的な装置の一つ」とし、「最先端の無線制御技術を通じて、世界のK-POPファンにグローバル最高水準の公演型ファン体験を届けられるよう最善を尽くす」と述べている。観客が振る光を舞台演出と結び付け、アーティストとファンが共に公演を完成させる没入感の高い体験にする狙いがある。

この授賞式の商標ともいえる「セルフ授賞」も今年継続される。定型化された授賞方式から離れ、受賞者そのものに焦点を当てる形式で、アーティストが自ら作り出す個性的な受賞の瞬間と受賞の言葉を通じ、ファンとより近い距離で交感することが見込まれている。授与する側と受け取る側の境界を柔軟にほどくことで、全員が共に祝う祝祭の雰囲気を生かす狙いだ。この方向性には、今年の授賞式が掲げる「みんなが大賞」というメッセージも込められている。この10年間、K-POPの成長と世界化を共に作ってきたアーティストや制作陣、スタッフ、業界関係者、そしてそれを支持し応援してきたファンまで、全員が祝祭の主人公だという意味である。特定の受賞結果を超えて、K-POPを共に作ってきた全員の成果を照らし、祝う和合の場として構成される。

「Kワールドドリームアワーズ」は2017年に「ソリバダ・ベスト・ケイミュージック・アワーズ」として出発し、K-POPとともに成長してきた代表的なグローバル授賞式だ。今年で10周年を迎え、これまでの成果を振り返ると同時に、K-POPとK文化の新たな飛躍に向けた道標を示す場として設けられる。単なる授賞式にとどまらず、K-POPとK文化を世界に知らせるグローバル韓流プラットフォームとしての役割も広げる方針で、K-POPを通じた訪韓観光客2000万人時代の実現とK文化強国への跳躍を目標に、世界のK-POPファンが韓国を訪れて音楽と文化をともに楽しむグローバル韓流フェスティバルとしての立ち位置を固めていく考えだという。

日本からの視聴方法も案内されている。今回の授賞式は組織委員会の主催で、日本ではオンライン動画サービスのU-NEXTで生中継され、日本を除く全世界に向けてはファンダムプラットフォームのパンダーワンで生配信される。会場となるKINTEXはソウル近郊の高陽市にある大型展示場で、韓国では大規模なコンサートや授賞式の会場としてしばしば使われている。

受賞した4組のうち、ATEEZとILLITはこの数日の間にも別の話題で名前が挙がっている。ATEEZのメンバー、サンはイタリアの高級ブランド「ドルチェ&ガッバーナ」の2026年秋シーズン・キャンペーンに登場し、韓国版ヴォーグが8月19日にそのビジュアルを紹介した。サンは前年の秋に同ブランドのファミリーに加わっており、今回の起用はその流れの中にある。ATEEZはまた、9月19日に釜山アシアド主競技場で開かれる「2026 THE FACT MUSIC AWARDS(TMA)」でも、8月19日に発表されたスペシャルステージの出演者として名前が挙がっている。同授賞式ではxikers、CLOSE YOUR EYES、tripleSの3組がオープニングを担当することも明らかにされている。ILLITについては、メンバーのウォニが韓国・聯合ニュースTVのインタビュー企画「ッタックムinターヴュー」に出演し、同社が8月19日午後5時2分付で公開した記事によると、この企画に第5世代アイドルが登場するのは初めてだという。取材したのは企画名に自身の名前が冠されたイ・ッタックム記者で、ウォニは記者にILLITの「It's Me」の振り付けを直接伝授した。

27日の授賞式では、人気賞の4組を含む受賞者たちがどのような「セルフ授賞」の瞬間を作り出すかが見どころとなる。10周年という節目、全観客に配られる連動型の応援棒、そして「みんなが大賞」というメッセージが、当日どのような形で舞台に現れるのか。日本の視聴者もU-NEXTを通じてリアルタイムで確認できる。

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