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クォン・サンウ、早い結婚に後悔なし「自分の人生のグラフが大事」

クォン・サンウ写真: クォン・サンウ — 디스패치 / CC BY 3.0
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俳優のクォン・サンウが、女優ソン・テヨンとの結婚を早い時期に決めたことについて「後悔していない」との考えを明らかにした。ソン・テヨンが8月23日に自身のYouTubeチャンネルへ公開した動画の中で語ったもので、動画のタイトルは「ソン・テヨン♥クォン・サンウ夫妻がアメリカで6年目を暮らす方法」。夫婦がアメリカでの生活を続けるなかでの日常を伝える内容で、その移動中のやりとりの一部として、結婚のタイミングをめぐる会話が収められていた。

きっかけはソン・テヨンの問いかけだった。移動中の車内で、彼女はクォン・サンウに「結婚を早くしたのは良かったと思うか」と尋ねた。これに対しクォン・サンウは「自分の時期としては良かったと思う」と答えている。芸能人としては早い部類ではないか、と重ねて問われると、彼は「芸能人として、俳優として生きても、どのみち時間はすべて流れていくし、自分の全盛期は誰にでもある。いつかは年齢に見合った形で上がっていって、また下りてくる」と語った。そのうえで「自分の人生における自分のグラフのほうが、より大事だと思う」と続けた。俳優としてのキャリアの浮き沈みを、人生全体の流れの一部として受け止めているという趣旨の言葉だ。

クォン・サンウ
写真: クォン・サンウ — SBS Radio (Korea) / CC BY 3.0

二人が結婚したのは2008年。当時、クォン・サンウは33歳、ソン・テヨンは22歳だった。年齢差のある組み合わせで、しかも俳優として脂の乗った時期に家庭を持つという選択は、当時の韓国芸能界では決して一般的なものではなかった。ソン・テヨンが「芸能人としては早いほうではないか」と問うたのも、そうした事情を踏まえたものだといえる。それでもクォン・サンウは、自分にとってはその時期が適切だったという立場を、18年を経た今も崩していない。

この結婚をめぐっては、クォン・サンウ自身がこれまでに、当時日本市場で受け取ることになっていた契約金150億ウォンを、道義的な理由から放棄し、契約を解除したと明かしてきた経緯がある。結婚を決めるにあたって、その契約を継続することが筋に合わないと判断したという説明で、金額の大きさもあって長く語り継がれてきた話だ。今回の動画でのやりとりは、その選択を振り返ったうえで、なお「自分の人生のグラフ」を優先する姿勢を改めて示した形になる。目先の巨額の報酬よりも、自分の人生をどういう順序で組み立てるかを重んじたという意味で、今回の発言と当時の決断は一本の線でつながっている。

日本の読者にとって、クォン・サンウは2000年代の韓流ブームを牽引した俳優の一人として記憶されている名前だろう。当時、日本市場は韓国の俳優にとって最も大きな収益源のひとつであり、契約金150億ウォンという規模の話が成立したこと自体が、その時期の熱量を物語っている。だからこそ、その契約を自ら手放したという事実は、単なる私生活の選択にとどまらず、キャリアの節目としても受け止められてきた。

夫婦は現在、アメリカで生活しており、今回の動画のタイトルにあるとおり6年目に入っている。近年、韓国の芸能人が自身のYouTubeチャンネルを通じて日常を発信するケースは急速に増えており、テレビ番組のインタビューとは違い、本人たちの言葉がほとんど編集されない形で届くのが特徴だ。ソン・テヨンのチャンネルもその一つで、アメリカでの暮らしを軸に、夫婦の会話や家族の日常が公開されている。今回のように、移動中のなにげない問いかけから、結婚観やキャリア観に関する率直な言葉が引き出されるのは、こうした媒体ならではの光景といえる。従来であれば、トーク番組の企画やインタビュー記事という枠組みの中でしか出てこなかった種類の発言が、自宅や車内といった生活の場から生まれている。

発言の内容そのものは、決して劇的なものではない。俳優にも全盛期があり、それは年齢に応じて上がり、そしていつかは下りてくる。だからこそ、職業人としてのグラフよりも、人生そのもののグラフを大事にしたい――クォン・サンウが語ったのはそれだけだ。だが、150億ウォンという具体的な数字を実際に手放した人物の口から出た言葉であるという点で、重みが違う。33歳で結婚を選び、その代償として当時最大級の契約を解除し、そして今、アメリカで6年目の生活を送りながら「自分の時期としては良かった」と振り返る。その一連の流れが、今回の短いやりとりの背景にある。

韓国の芸能界では、結婚のタイミングが俳優の仕事に影響を与えるという見方が長く語られてきた。特に人気が最高潮にある時期の結婚は、リスクとして語られることが少なくない。クォン・サンウとソン・テヨンの2008年の結婚も、当時はまさにそうした文脈で報じられた出来事だった。今回の発言は、その選択をした本人が18年後にどう振り返っているのかを示す、数少ない直接の言葉である。ソン・テヨンのYouTubeチャンネルでは、今後もアメリカでの夫婦の生活が発信されていくとみられ、二人の言葉が改めて話題を集める場面もありそうだ。

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