チョン・ヘイン、BIGBANG20周年公演を客席から観覧 「88ライン」の縁続く
写真: チョン・ヘイン — Marie Claire Korea / CC BY 3.0俳優のチョン・ヘインが2026年8月24日、自身のインスタグラムのストーリーズに、BIGBANGのデビュー20周年コンサートを客席から見守ったことを示す写真を投稿した。掲載されたのは、コンサート会場を背景にBIGBANGの応援棒(ペンライト)を手にした一枚で、添えられたメッセージは「僕の青春、僕たちの青春。BIGBANG20周年」というものだった。写真は会場でチョン・ヘイン本人が撮影したものとみられる形で伝えられている。スターニュースのパク・ソヨン記者が同日午後7時34分にこの投稿を報じた。
チョン・ヘインとBIGBANGのG-DRAGONを結びつけているのは、いわゆる「88ライン」と呼ばれる交友関係である。二人はともに1988年生まれで、2025年に放送されたMBCのバラエティ番組「グッドデイ」を通じて親交を深めた。この番組では、チョン・ヘインとG-DRAGONのほかに、キム・スヒョン、ファン・グァンヒ、イム・シワン、イ・スヒョク、コード・クンストが同じ1988年生まれの顔ぶれとして集まり、「88ライン」を形成していた。今回チョン・ヘインがBIGBANGのカムバックを強く歓迎する形で反応したのは、その時期に育まれた友情によるものと受け止められている。番組を離れた今も、その関係が途切れていないことを示す出来事だと言える。

チョン・ヘインが足を運んだのは、BIGBANGがデビュー20周年を記念して開催したワールドツアーの韓国国内公演だった。G-DRAGON、テヤン、テソンの3人からなるBIGBANGは、8月23日に京畿道高陽市の高陽総合運動場主競技場で「BIGBANG 2026-2027 WORLD TOUR〈XX : COSMOS〉IN GOYANG」を行っている。この高陽公演は8月21日から23日までの3日間にわたって開かれ、3日間で約10万人のファンが会場に集まったと伝えられている。初日の21日には4万人の観客が詰めかけ、耳が痛くなるほどの歓声と涙でメンバーを迎えたという。
この公演は、BIGBANG名義での単独コンサートとしては2017年12月にソウル・高尺ドームで開かれた「LAST DANCE」以来、8年8カ月ぶりの完全体公演にあたる。また、G-DRAGON、テヤン、テソンという3人体制になってからは初めての単独コンサートでもあった。公演の幕開けを飾ったのは、2012年に発表された「FANTASTIC BABY」で、大人数のダンサーを従えた群舞から一気に会場の熱が上がった。G-DRAGONは「TONIGHT」を歌う途中でギターを破壊するという型破りなパフォーマンスも披露している。メンバーは客席に向かって「より低い心で長く歌っていきたい」と語り、ファンへの感謝を口にした。会場はBIGBANGを象徴する黄色の光で埋め尽くされた。
20周年という節目に合わせ、BIGBANGは新曲の発表とツアーを組み合わせた形で祝祭を作り上げてきた。デビュー日である8月19日に合わせて、2026年8月19日にデジタルシングル「BiiiG(ビッグ)」を公開。グループ名義の新曲としては、2022年4月の「春夏秋冬(Still Life)」以来およそ4年4カ月ぶりとなった。同じ19日の夜にはソウル・汝矣島の漢江公園で大規模なリスニングパーティーが開かれ、その2日後の21日から高陽を皮切りに全世界19都市を回るワールドツアーが始まっている。BIGBANGがデビューしたのは2006年8月19日で、新曲はその日からちょうど20年後の同じ日に届けられた。「BiiiG」のミュージックビデオでは、3人それぞれの個性を反映した衣装が話題となり、G-DRAGONは鮮烈なレッドの制服姿で最初に登場している。
高陽公演には、チョン・ヘインのほかにも多くの著名人が客席に姿を見せていたことが各社の報道で伝えられている。テヤンの実兄であるトン・ヒョンベはバックステージでの2ショットを公開し、「こうして写真を撮るようになって20年」と振り返った。歌手のIU(アイユー)も応援棒を手に会場で目撃され、2NE1のサンダラ・パク、CL、コン・ミンジの3人も来場して記念写真を残している。放送人のシン・ドンヨプの娘がBIGBANGのファンであることを明かすなど、世代を超えた反響が広がった。テヤンは9年ぶりとなるBIGBANG単独コンサートについて「気分? 当然、すごくいい」と満足げな笑みを見せている。公演をめぐっては、G-DRAGONがステージ上でカメラ監督の転落を防いだという逸話も報じられ、その監督の妻が感謝の言葉を寄せる形で話題になった。
一方、コンサートを観覧したチョン・ヘインは現在、Netflixオリジナルシリーズ「恋は飴模様(原題:이런 엿 같은 사랑)」に出演中である。2026年8月7日に配信が始まった全12話の作品で、記憶を失ったソウル中央地検の検事コ・ウンセと、自分は恋人だと言い張るボクシングコーチのチャン・テハを軸に、元やくざという過去を持つ男と汚職を追ってきた検事の同居生活を描くロマンティックコメディだ。チョン・ヘインがテハを、ハヨンがウンセを演じる。演出は「マイ・デーモン」のキム・ジャンハン、脚本はモ・ジヘが手がけ、ホ・ソンテ、キム・ヨンオク、チャン・ヘジンら実力派が脇を固める。飴の里の場面は慶尚北道醴泉郡の金塘室村で撮影された。ただし作品の公開直後、相手役を務めたハヨンの曽祖父をめぐる親日疑惑が持ち上がり、チョン・ヘインまでインタビューを取りやめる事態に直面していた。
チョン・ヘインは8月18日に放送されたSBSのバラエティ番組「隙あらば、」シーズン5にも「隙友達」として出演し、俳優のホ・ソンテとともに、ユ・ジェソク、ユ・ヨンソクと銅雀区を訪れている。30年以上住んだ土地ということで飲食店探しに積極的な姿を見せ、「こういう名店を探すのが好き」「イ・ヨンジャ先輩にグルメ地図をもらったときは本当に幸せだった。金庫に入れてある」と語った。番組ではユ・ジェソクが「ヘインとバラエティを何度かやったが、ヘインが怒るのを初めて見た」と笑う場面もあった。休暇の予定を問われたチョン・ヘインは「『ラブ・ウイルス』という作品の撮影に入る」と明かし、「シン・セギョンさんと一緒にやる。今回はアクションのない、ちゃんとしたメロだ。血のメイクがないのが久しぶりで本当にうれしい」と話している。さらに7歳下の弟が自分のマネージャーを務めていることにも触れ、「母が作ってくれた付き人」と冗談めかして語り、「いいときはすごくいいが、お互いに努力が必要」と付け加えた。
今回のインスタグラム投稿は、ドラマの公開直後という多忙な時期にあっても、チョン・ヘインが友人の節目を客席から祝いに行ったことを示すものとなった。日本の読者にとっては、韓国の芸能界で年齢が同じ「〜年生まれライン」が交友関係の単位として機能していることが分かる一例でもある。BIGBANGの20周年ツアーは高陽を出発点に世界19都市を巡る予定で、今後も各地で節目の祝祭が続いていくことになる。









