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高陽市、BIGBANG20周年公演で安全事故ゼロ 10万人の退場を5段階に分けて誘導

BIGBANG写真: BIGBANG — YG Entertainment / CC BY 2.0
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京畿道・高陽(コヤン)特例市は2026年8月25日、8月21日から23日まで高陽総合運動場で開かれたBIGBANGのワールドツアー公演「BIGBANG 2026-2027 WORLD TOUR IN GOYANG」について、およそ10万人の観客が訪れたにもかかわらず安全事故が1件も発生しなかったと発表した。3日間の日程を通じて、警察や消防などの関係機関と合同で安全管理体制を敷き、特に公演終了後に数万人が一斉に移動する退場時の混雑対策に力を注いだ結果だという。文化日報のキム・ジュング記者が同日午前8時20分、高陽発でこの発表を伝えている。

高陽市が事前に想定していた主要な危険要因は、大きく二つだった。ひとつは熱中症などの温熱疾患、もうひとつは多数の人が密集することで起きる群衆事故である。公演は真夏の8月下旬に屋外の総合運動場で行われたため、この二つはいずれも現実味のあるリスクだった。市は公演が始まる前の段階で、主催側が用意した猛暑対応策の内容、観客の入場・退場の動線、人が密集すると予想される区間などを一つずつ点検した。公演当日には統合現場本部を設け、現場の状況を実時間で共有しながら、危険の兆候が見えた時点で素早く対応できる態勢を取った。

BIGBANG
写真: BIGBANG — Wasabi content / CC BY 4.0

最も神経を使ったのは、公演が終わった直後の時間帯だ。数万人の観客が同じタイミングで席を立ち、同じ方向へ歩き出すため、特定の場所に人が集中しやすい。市は東門広場や大化(テファ)駅方面といった密集が懸念される区間を中心に、密集度の実時間管理、迂回動線の案内、退場動線の調整、そして5段階に分けた順次退場という四つの手立てを組み合わせた。東門広場の混み具合を実時間で確認しながら、観客を退場させる時点そのものを状況に応じて柔軟に前後させ、主要な移動路の人の流れを見ながら、どこか一箇所に集中しないよう動線を管理した。

実際に、初日の公演終了後には北門と東門の方向へ観客が集中する状況が確認された。市はこれを踏まえ、2日目と3日目には現場の条件に合わせて退場動線を組み替えている。また、南門から東門広場の方向へ向かおうとする観客の一部については、大化駅2番出口の方向へ迂回するよう案内し、特定区間に人が集まってボトルネックが生じるのを抑えた。1日ごとに前日の反省を反映して運用を変えていったかたちだ。市の関係者は「大型公演は、数万人の観客が同時に移動する退場の過程で安全事故を防ぐことが何よりも重要だ」とし、「今後も大型公演の規模と現場の条件に合わせて安全管理体制を継続的に補完し、市民と観客が安心して公演を楽しめるようにしていく」と述べている。

今回の公演は、BIGBANGにとって節目となる舞台だった。G-DRAGON、テヤン、テソンの3人が、デビュー20周年を記念するワールドツアー「BIGBANG 2026-2027 WORLD TOUR『XX : COSMOS』」の初戦として高陽総合運動場に立ったもので、3人体制での初めての単独コンサートにあたる。BIGBANG名義でのコンサートとしては、2017年12月にソウル・高尺(コチョク)ドームで開かれた「LAST DANCE」以来、8年8カ月ぶりの完全体公演となった。開幕日となった21日には4万人の観客が詰めかけ、耳が痛くなるほどの歓声と感動の涙でメンバーを迎えたと報じられている。この公演については中央日報のチェ・ミンジ記者が8月24日午前1時2分に現場の様子を伝えていた。

公演の内容そのものも大きな話題を呼んだ。8月23日午後7時、高陽市一山西区の高陽総合運動場で行われた最終日のステージは「FANTASTIC BABY」で幕を開け、シルバーをポイントにした衣装の3人が大人数のダンサーを従えた群舞で会場を一気に沸かせた。G-DRAGONは「TONIGHT」を歌う途中でギターを破壊するという型破りなパフォーマンスも見せている。この日の様子はメイル・エコノミー(スタートゥデイ)のイ・ダギョム記者、およびOSENの池珉炅(チ・ミンギョン)記者がそれぞれ伝えており、写真はYGエンターテインメントが提供した。会場は公式応援棒の黄色い光で埋め尽くされ、3日間で約10万人のファンが集まったとされる。最終日の模様を報じた喜びのニュース24のイ・ミヨン記者は、23日午後7時45分の記事で、9年ぶりのBIGBANG単独コンサートを待ちわびたファンの高揚感の大きさを伝えている。公演の正式名称には「クーパンプレイと一緒にする」という冠がつけられていた。

客席には著名人の姿もあった。俳優のチョン・ヘインは8月24日、自身のインスタグラムのストーリーズに、コンサート会場を背景に応援棒を手にした写真を投稿し、「僕の青春、僕たちの青春。BIGBANG20周年」というメッセージを添えた。チョン・ヘインとG-DRAGONは、いわゆる「88ライン」と呼ばれる同年生まれの縁でつながっている。この投稿はスターニュースのパク・ソヨン記者が同日午後7時34分に報じた。歌手で俳優のIUも客席から公演を見守っていたことが分かっており、黒い帽子と白いマスクで顔のほとんどを覆い、黄色いTシャツ姿で公式応援棒「バンボン」を握る姿が捉えられ、写真がオンラインコミュニティや各種SNSに広まった。マイデイリーのキム・ハヨン記者が8月25日午前1時49分にこれを伝えている。

20周年をめぐる動きは公演会場の外にも広がっていた。ソウル・蚕室(チャムシル)のロッテ百貨店の商業エリア「ロッテタウン蚕室」では、2026年8月にBIGBANGのデビュー20周年プロジェクトを皮切りとして、今年初開催の「2026ロッテタウン サマーマーケット」、ソウル市と組んで誘致した「2027 S/S ソウルファッションウィーク」が数週間のうちに並んだ。ロッテ百貨店はこの連続開催について、単に商品を売る場ではなく来場者に圧倒的なコンテンツを提供する空間革新戦略の一環だと説明している。一方、元メンバーのV.Iは、20周年公演が幕を開けたのとほぼ同じ時期にベトナム・ハノイで姿を目撃された。ベトナムメディア「エスチャンネル」の公式SNSが8月21日に公開した映像には、警備員の案内を受けながら会場へ入るV.Iの姿が収められており、撮影日は8月20日、場所はハノイのランドマークであるホグオム・オペラハウスで、同所で開かれた「AY-VY ハノイ」の開幕イベントに出席したものとされる。この件は中央日報が8月22日に報じた。V.Iは2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビューしている。

日本の読者にとって注目したいのは、韓国で大型スタジアム公演を開く際、自治体が主催者とは別に安全管理の主体として前面に立つという点だ。今回、高陽市は公演前の点検から当日の統合現場本部の運営、退場時の動線調整までを一貫して担い、初日の混雑状況を翌日以降の運用にすぐ反映させた。5段階の順次退場や迂回案内といった手法は、10万人規模の観客を三日間で安全に送り出すために用いられた具体的な措置であり、市は今後も公演の規模と現場条件に応じて体制を補完していく方針を示している。BIGBANGのワールドツアー「XX : COSMOS」は高陽公演を初戦として始まったばかりで、20周年の節目を祝う舞台はこれから各地へと続いていくことになる。

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