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ハ・ジウォン、映画「ピグァン」試写会で女優人生を吐露

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俳優のハ・ジウォンが8月24日、ソウル・江南区コエックスのメガボックスで開かれた映画「ピグァン」(イ・ジウォン監督)のマスコミ向け試写会に出席し、転落したトップスターを演じた経験について語った。作品は9月2日に韓国で公開される。

この日ハ・ジウォンがまず口にしたのは、役づくりに費やした時間の長さだった。演じたのはナンミという女性で、プリプロダクションの段階から監督と長く話し合い、キャラクターの設定を練り上げてきたという。「ナンミを十分に理解して、その人生の中に自分を置いて初めて出てくる表情とセリフだった」と本人は説明する。役に入り込むうちに、自分がこれまで歩んできた時間を振り返ることが多くなったとも明かした。

ハ・ジウォン写真: ハ・ジウォン — 티비텐 TV10 / CC BY 3.0

その振り返りは、仕事以外の領域にも及んだ。ハ・ジウォンは「いつも忙しいという言い訳で、ちゃんと向き合えなかった家族から、周囲で関係を結んでいる多くの人たち、友人たちについて、たくさん考え、悩んだ時期だった」と語った。キャラクターを通して自分自身を大きな視点から眺めるようになり、「ジェットコースターに乗っているような感情になった」という。「自分はこれまでどう生きてきたのか」と、多くのことを考えさせられたとも述べている。

演じたナンミという人物は、ハ・ジウォン本来の性格とはかけ離れている。本人の言葉によれば、言葉づかいが非常に荒く、悪態も多い。さらにトップスターとして生きていたときと、転落したあととのギャップが極めて大きい人物だという。だからこそ監督とキャラクターづくりに長い時間をかけ、セリフの一つひとつまで念入りに準備した。撮影前にナンミに関するすべてを体に入れ込み、徹底して備えたことで、「現場ではむしろ多くのものを手放せたように思う」と当時を振り返った。

そのうえでハ・ジウォンは、率直な胸の内をのぞかせた。「ナンミを自分の体で直接感じながら演じたので、胸も痛かったし、つらかった。女優として生きるのは、決して簡単なことではないじゃないですか」。この一言は、この日の試写会で最も注目を集めた発言となった。

もっとも、苦しさだけを語ったわけではない。俳優は衣装やメイクなどの助けを借りて最終的なキャラクターを完成させていくものだが、その過程が面白かったとも話している。「動物的なカラーやルックを見て驚いたりもした。ヘアも実際にブリーチしてさらに傷んだ状態にして、眉も剃った。自分でも見慣れない顔が出てきた。不思議で楽しかった」。大胆な変身に臨んだ心境を、そう表現した。

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映画「ピグァン」は、トップスター夫婦であるチュング(リュ・スンリョン)とナンミ(ハ・ジウォン)が、突然現れたチュングの娘トンジュ(キム・シア)によって破局を迎え、その8年後、衝撃的な事件に巻き込まれたトンジュを救うため、最後に残ったすべてを懸けて真実を掘り起こしていく、濃密な家族の年代記を描く。

この作品はクランクアップから5年を経てようやく公開日が確定したという経緯を持ち、その点でも意味合いの深い一作となっている。メガホンを取ったのは、映画「ミス・ベク」で強烈なデビューを飾ったイ・ジウォン監督で、本作が同監督のスクリーン新作にあたる。出演陣はリュ・スンリョン、ハ・ジウォン、キム・シアに加え、キム・ヘスク、キム・シニョン、キム・ヨンミンといった演技派がそろい、期待を高めている。公開は9月2日。

イ・ジウォン監督とハ・ジウォンは、これが初めての顔合わせではない。2026年3月16日から4月14日までENAで放送され、Genie TVでも配信された全10話のドラマ「CLIMAX/クライマックス」も、イ・ジウォンが脚本・演出を手がけた作品で、ハ・ジウォンが出演している。同作は、韓国で最高の地位に立つため権力のカルテルへ飛び込む検事パン・テソプを軸にした物語だ。「ソアム地検のドーベルマン」と呼ばれる政界の新星で、その妻がトップ女優のチュ・サンア。そこに強力なスキャンダルを握るファン・ジョンウォンや、財閥WRグループの面々が絡んでいく。チュ・ジフンとハ・ジウォンが夫婦を演じ、ナナ、オ・ジョンセ、チャ・ジュヨンが脇を固めた。ハ・ジウォンが「ピグァン」でもトップスターの転落を演じることを踏まえると、監督との継続的な協働の中で生まれた役柄と見ることもできる。

「ピグァン」公開に向けたプロモーションは、試写会以前から動き出していた。ハ・ジウォンは8月19日、tvNのトークバラエティ番組「ユ・クイズ・オン・ザ・ブロック」の収録に参加している。所属事務所のヘワダルエンターテインメントが同日明らかにしたもので、9月2日公開の「ピグァン」のプロモーションの一環として出演が実現したと伝えられた。同番組への出演は2023年11月以来、およそ3年ぶりだった。「ユ・クイズ」はユ・ジェソクが進行を務め、韓国では幅広い層に親しまれている人気番組で、俳優が新作の公開前にトーク番組へ出演し作品への関心を高める流れは、韓国の芸能界ではすでに定着した動きとなっている。

韓国では、公開前のマスコミ向け試写会が作品の第一印象を左右する場となることが多い。上映後に監督と出演者が壇上に立ち、質疑に答えるのが通例で、この日ハ・ジウォンが語った役づくりの過程や女優としての率直な思いも、その場で引き出されたものだ。クランクアップから5年という長い時間を経てスクリーンにかかる作品だけに、出演者自身が振り返る言葉には、撮影当時からの距離も含まれている。9月2日の公開を前に、ハ・ジウォンの変身がどう受け止められるかが注目される。

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