SEVENTEEN CxMのエスクプス、酒類ブランド新商品の記念イベントに登場
SEVENTEEN(セブンティーン)のヒップホップユニットCxMのエスクプスが、8月19日午後、ソウル・江南区のメガボックス コエックス店で開かれた酒類ブランド「ニュートラル(NUTRL)」の韓国国内発売を記念したビューイングパーティーに姿を見せた。この日のエスクプスは全身を黒でまとめた装いで会場に立ち、報道陣のカメラに収まった。
このビューイングパーティーは、ブランドの韓国上陸を記念して企画されたもので、会場となったのは映画館。集まったのは、事前の抽選によって招待されたファンたちだった。上映されたのは、CxMのミニ1集の収録曲「For You」を、ニュートラルのキャンペーンテーマに合わせて再解釈したミュージックビデオの、これまで公開されていなかった制作ビハインド映像である。完成した映像作品そのものではなく、その裏側にあたる部分をファンに向けて先行して見せる、という組み立てになっていた。

さらにこの日は、CxM本人たちがサプライズで現場を訪れるという展開も用意されていた。メンバーはファンからの質問にその場で直接答え、言葉を交わす時間を持ったという。招待制のクローズドな場に、映像の主役であるアーティストが予告なく現れる形で、来場したファンにとっては予想外の対面の機会となった。エスクプスが黒基調のスタイルで登場したのは、この一連の流れの中でのことだ。
今回の舞台となったニュートラル(NUTRL)は、レモン濃縮液とウォッカを合わせた風味と、爽やかな炭酸感を特徴とするゼロシュガーのウォッカハイボールである。韓国国内では7月末に公式発売されたばかりで、今回のビューイングパーティーは、その発売を受けて開かれた記念のイベントという位置づけになる。関係者は今後の展開について「今後、カスクール・フェスティバル、ハンファイーグルスのブランドデーなど、さまざまな現場を通じて消費者との接点を拡大していく計画だ」と説明している。音楽イベントに加え、プロ野球球団ハンファイーグルスの企画とも連携するという内容で、若年層が集まる場を軸に露出を広げていく方針がうかがえる構成になっている。
韓国では、アイドルグループのメンバーが酒類やビバレッジのブランドと組み、楽曲やミュージックビデオをキャンペーンのテーマに合わせて再構成するという手法が、ひとつの定番の形として定着している。今回のケースも、既存曲「For You」をブランドのキャンペーンテーマに沿って作り直したミュージックビデオを軸に据え、その制作過程の映像をファン向けの体験として提供する、という段階を踏んだ設計になっている。単に商品の広告映像を流すのではなく、抽選で選ばれたファンだけが劇場で未公開素材を見られる、という限定性が組み込まれている点が特徴だ。
CxMは、SEVENTEENの中のヒップホップユニットとして活動している。今回のイベントで扱われた「For You」は、そのCxMのミニ1集に収録されている楽曲だ。エスクプスはこのCxMのメンバーとして現場に立った。日本の読者にとっては、SEVENTEENという大型グループの中に複数のユニットが存在し、それぞれが独自の音源やコンセプトを持って活動しているという構造が、こうしたブランドとのタイアップにも反映されている点が理解の手がかりになるだろう。グループ全体としての活動と並行して、ユニット単位でも楽曲がブランドキャンペーンに起用され、そこから派生する形でオフラインのファンイベントが組まれていく。
この日の様子は、韓国メディアの写真報道として伝えられた。撮影・報道を担当したのは国際ニュースのイ・デウン記者で、記事は2026年8月25日午前1時50分に入稿されている。同じ日には、SEVENTEENのミンギュを捉えた写真ニュースも配信されており、グループのメンバーそれぞれの現場での姿が、フォトニュースという形で継続的に届けられている状況だ。
韓国の芸能報道では、こうしたブランドイベントやプレミア試写、記者会見などの現場で撮影されたカット1枚を軸に、短い説明文を添えた「フォトニュース」が数多く配信される。今回の記事もその形式にあたり、エスクプスの当日の装い、会場の場所と日時、イベントの目的といった要素が中心に据えられている。文章量としては簡潔だが、アーティストがどの現場に、いつ、どのような形で立ったのかという記録として機能しており、ファンにとっては活動を追う上での確かな手がかりになる。
今後については、ブランド側が明らかにしている通り、カスクール・フェスティバルやハンファイーグルスのブランドデーといった現場での展開が予定されている。ニュートラル自体が7月末に韓国で発売されたばかりの新しい商品であることを踏まえると、今回のビューイングパーティーは、その立ち上げ期にあたる一連の施策の中に位置づけられるものと言える。ファンを劇場に招いて未公開の制作ビハインド映像を見せ、そこにアーティスト本人がサプライズで合流するという構成は、商品の認知を広げる場であると同時に、ファンにとっての体験の場としても設計されていた。エスクプスが黒でまとめた装いでその場に立った8月19日の光景は、そうした試みの一場面として伝えられている。






