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AND2BLEギュビン、Weverseに「キュ死神に気をつけて」と投稿

AND2BLE写真: AND2BLE — K-POPit 티비텐 / CC BY 4.0
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グループAND2BLEのキム・ギュビンが、8月8日の午後5時56分、ファンコミュニティサービス「Weverse」のAND2BLEコミュニティに一言だけの投稿を残した。書かれていたのは「キュ死神に気をつけて😳」という短いフレーズで、この投稿には1万件を超える「いいね」と、4700件を上回るコメントが寄せられている。アカウント名は「킹베이비(キングベイビー)」で、公式マークが付いた本人アカウントからの発信だ。

投稿の核になっているのは、韓国語の言葉遊びである。「저승사자(チョスンサジャ)」は、あの世へ導く使者、つまり死神を指す言葉で、ドラマや映画で黒い衣装をまとった存在としてたびたび描かれてきた。ギュビンはこの単語の頭を、自身の愛称として使われる「뀨(キュ)」に差し替え、「뀨승사자(キュスンサジャ)」という造語を作った。自分自身を死神になぞらえたうえで「気をつけて」と書き添える、短いながらも遊び心のある一文になっている。

AND2BLE
写真: AND2BLE — K-POPit 티비텐 / CC BY 4.0

この言葉に対するファンの反応は早かった。韓国語のコメント欄には「トッケビの死神を継ぐキュ死神」という書き込みが並び、別のファンは「この時は死神コンセプトだったけれど、本当によく似合っていた」「男性の死神が主人公の作品みたいだった」と、投稿と一緒に公開されたビジュアルを振り返った。英語で「Saja boy」と書き込む人、スペイン語で「SAJA BOYSを思い浮かべたのは私だけ?」と反応する人もおり、死神というモチーフが国境を越えて共通の連想を呼んでいたことがうかがえる。

コメントは韓国語、中国語、日本語、英語、スペイン語と多言語にわたる。中国語圏のファンからは「古風小生(古風の若者)」という表現が繰り返し投げかけられ、「今回のは古風少年」「このメイクが好き」「アイメイクが本当に完璧」といった、スタイリングやメイクに触れる感想が目立った。一方で「子犬みたい」「赤ちゃんみたい」と、死神という設定とは正反対の可愛らしさを挙げる声も多く、同じ一枚に対して真逆の言葉が同時に並ぶ状態になっている。日本語のコメントも複数あり、「すごくかわいい」といった短い反応から、日本語のフレーズを引用してその言い回しのニュアンスを語る長文まで幅がある。

興味深いのは、投稿そのものよりもコメント欄の方が長い時間軸を持っている点だ。投稿は8月8日だが、コメントは8月13日、14日、15日と日ごとに積み重なり、確認できる最も新しい書き込みは8月25日の午後11時28分。ここには「近づきたくなるビジュアルなのに……」という一文が残されている。約半月にわたって、ひとつの投稿が交流の場として使われ続けていたことになる。

コメント欄からは、この時期のギュビンの活動をめぐるファンの心情も読み取れる。日本のファンとみられる書き込みには、土曜日の音楽番組「音楽中心」でMCを務めるギュビンについて、「平日を頑張ったご褒美のように音楽中心のある土曜日が幸せだった」「MCを見られるのが残り2回しかないと思うと寂しい」「来週で最後だなんて」といった言葉が並ぶ。同じファンは「ギュビンほどの実力なら、これから先もどこかでMCを任される機会があるはず」「いつかまた見られることを願っている」とも書き添えており、番組を降りることへの惜しむ気持ちが繰り返し綴られている。別の日のコメントには「ボーカルレッスン本当にお疲れさま」という一文もあり、活動の合間の様子に言葉をかけるファンの姿が見える。

そのほか、コメント欄では「マンゴー」という単語が何度も登場する。「今マンゴーを食べる?」「マンゴー皇帝はいつ更新されるの?」といった呼びかけや、「芒果小狗(マンゴー子犬)」というハンドルネームまであり、ファンの間で定着した話題であることがうかがえる。誕生日を報告して祝福を求める書き込み、ライブ配信を望む声、「ごはんをちゃんと食べて」「休めるときは休んで」といった気遣いの言葉も多く、コメント欄は感想の投稿場所であると同時に、ファンから本人への一方向の手紙のような役割も果たしている。

日本の読者に向けて補足すると、Weverseはアーティストの投稿にファンが直接コメントできるファンコミュニティサービスで、投稿やコメントには翻訳表示の機能が用意されている。今回の投稿でも、韓国語のコメントを他言語圏のファンが読み、逆に中国語のコメントを韓国語圏のファンが読むという往復が起きている。サービス上にはAND2BLEのほかCNBLUE、ZICO、Lilas、&TEAMなどのコミュニティが並び、アーティストごとに専用の空間が設けられている。なお、投稿の一部はコミュニティ会員のみに公開される仕組みで、コメント欄にも会員であることを示す表示が付いた書き込みが確認できる。

短い一文と一枚のビジュアルが、半月にわたって数千件の反応を引き出した今回の投稿は、テキスト中心のプラットフォームがアイドルとファンの日常的な接点として機能していることを示す一例と言える。「キュ死神に気をつけて」という言葉遊びは、韓国語がわからなければ意味を取りにくいものだが、それでもコメント欄には各国語の反応が積み上がった。ファンが自分の言語で受け取り、自分の言語で返す。その積み重ねが、投稿から2週間以上たっても書き込みが続く状況を生んでいる。

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