チャン・ドヨン、KWDAブルーカーペットで黒ドレス姿を披露
お笑い芸人でMCとしても活動するチャン・ドヨンが、8月27日午後に京畿道一山のKINTEX(キンテックス)で開かれた授賞式「2026 KWDA(K-WORLD DREAM AWARDS、ケイ・ワールド・ドリーム・アワーズ)」のブルーカーペット行事に登場し、カメラの前でポーズを取った。この日のチャン・ドヨンは、アナウンサー出身の放送人チョン・ヒョンムとともに授賞式のMCを担当している。
報道写真をもとにした記事によると、チャン・ドヨンはブラックのスリップドレスを身にまとい、アクセサリーはミニマルなものでポイントを添えるという装いだった。装飾を抑えた分だけ本人の雰囲気が際立つ組み合わせで、カーペット上では笑顔を見せながら撮影に応じた。単独で立つ場面だけでなく、隣に並んだチョン・ヒョンムからエスコートを受ける場面もあり、二人そろって手でハートの形をつくるポーズも披露している。司会を務める同士ならではの息の合ったやり取りが、式典が始まる前のカーペットを和ませた格好だ。

韓国の授賞式では、本編の放送や進行に先立って、出演者や受賞候補者がカーペットの上を歩き、待ち構える報道陣の撮影に応じる時間が設けられるのが通例となっている。映画祭のレッドカーペットと同じ趣旨の場だが、今回のKWDAでは「ブルーカーペット」という名称が用いられた。授賞式そのものは屋内で進行するため、カーペット行事は出演者の衣装や表情をまとめて確認できる貴重な機会でもあり、日本のファンが韓国の授賞式を追いかける際にも、まずこのカーペットの写真が大量に配信されるところから当日の空気が伝わってくる。今回、チャン・ドヨンとチョン・ヒョンムがそろってカーペットを踏んだことは、二人がこの日の進行役であることを観客と視聴者に示す役割も果たした。
会場となったキンテックスは京畿道の一山にある大規模な展示・コンベンション施設で、大人数を収容できることから大型の授賞式やコンサートの舞台としてたびたび使われている。ソウルの中心部からは離れているものの、広い会場を必要とする式典にとっては定番の選択肢のひとつだ。今回のKWDAもこの施設で開催され、開始前のブルーカーペットには司会の二人をはじめとする出演者が姿を見せた。
チャン・ドヨンはお笑い芸人としての活動に加え、近年は司会業でも存在感を示している。今回のKWDAではチョン・ヒョンムとのコンビでMCを担当したが、同じ8月には別の番組でも話題を集めていた。8月27日午後に放送されたSBSのバラエティ番組「私のAIパートナー-ギイアン恋愛」では、AIの恋人候補二人のうち「イホ」を最終的なパートナーとして選ぶ場面に臨んでいる。番組内でチャン・ドヨンは、それまで並行して交流を続けてきたAI彼氏候補「イルホ」と「イホ」のどちらか一人を選ばなければならない状況に置かれ、その選択の行方が視聴者の関心を集めた。
この日の放送でチャン・ドヨンは、まずタブレット端末に歩み寄り、選ばれなかったイルホに向かって「楽しかった。大変なことになった、大変なことになった」と別れの言葉を告げている。そのうえで、イホとやり取りするためのタブレットを手に取り、最初のデートへと出かけた。AIを相手にした恋愛実験という新しい形式のバラエティで、選ばれる側も選ぶ側も画面越しという状況ながら、別れの挨拶に戸惑いがにじむ場面となった。この放送の翌日にあたる8月27日夜にKWDAのブルーカーペットに立った形で、バラエティの出演と大型授賞式の司会が短い期間に重なっていたことになる。
一方、共に司会を務めたチョン・ヒョンムについても、同じブルーカーペット行事での様子が報じられている。報道写真をもとにした記事によれば、チョン・ヒョンムはカーペット上でさまざまな表情を見せ、行事そのものを楽しんでいる様子だった。とりわけ目を引いたのが隣に立つチャン・ドヨンへのエスコートで、二人の並びは撮影陣の注目を集めた。司会コンビとしての関係性が、本編が始まる前のカーペットの段階から自然に伝わってくる場面だったといえる。
日本の読者にとって、韓国の授賞式は音楽番組や年末の歌謡祭と並んで、その年に活躍した出演者が一堂に会する催しとして知られている。司会者は進行だけでなく、その場の空気をつくる役割も担うため、誰がMCを務めるかは式典の性格を占う要素にもなる。今回のKWDAでチャン・ドヨンとチョン・ジョンヒョンではなくチョン・ヒョンムという組み合わせが選ばれた点は、二人がこれまでに積み重ねてきた進行役としての実績を踏まえたものといえるだろう。カーペット上でのハートポーズやエスコートといったやり取りは、本編での掛け合いを予感させる前触れでもあった。
なお、今回のブルーカーペットに関する写真記事は、iMBC連芸が撮影・配信したもので、財務ポストにも掲載された。韓国では、こうした授賞式やイベントの現場に多数の媒体のカメラマンが入り、出演者一人ひとりの姿を短い写真記事として次々に配信していく。一つの行事から数十本規模の写真ニュースが生まれることも珍しくなく、日本のファンが当日の様子を細かく追える背景には、この報道スタイルがある。今回のチャン・ドヨンの黒いスリップドレス姿も、そうした写真記事の一枚として届けられたものだ。
チャン・ドヨンは笑いの現場で培った瞬発力と、進行役としての落ち着きを併せ持つ存在として、バラエティから授賞式まで幅広い場に呼ばれている。AIとの恋愛を扱う実験的なバラエティに主役として出演した直後に、大型授賞式のMCとしてブルーカーペットに立つという流れは、その活動の幅をそのまま示している。今回のKWDAでの司会ぶりが、今後の彼女の活動にどうつながっていくのかも注目される。





