キアン84、チョン・ヘインから贈られたTシャツの修繕に失敗
ウェブトゥーン作家出身の放送人キアン84が、俳優チョン・ヘインから贈られたブランドもののTシャツを、一度も袖を通さないまま自分で修繕して駄目にしてしまった。2026年8月28日に放送されたMBCのバラエティ番組『私は一人で暮らす』(原題『나 혼자 산다』、通称ナホンサン)第662回でのことだ。韓国メディアのニュースエンが8月29日午前0時16分、ソ・ユナ記者の署名記事で伝えた。
この日の放送は、これまで家事とは無縁の生活を送ってきたキアン84が少しずつ変わっていく日常が主な内容だった。その流れの中で、キアン84は衣類を取り出してきて、一度も着ていないのに首まわりが伸びてしまったと不満を漏らす。問題のTシャツについて彼は「チョン・ヘインさんがくれたTシャツ」だと明かし、「もったいなくて着ずにいたけれど、首が広がってしまったので修繕してみようと思う」と説明した。つまり、贈られたときの状態のまま大事にしまい込んでいたものが、着る前に型崩れしていたという経緯である。
写真: チョン・ヘイン — Marie Claire Korea / CC BY 3.0キアン84が試したのは、以前『私は一人で暮らす』に出演したキム・シニョンが教えた方法だった。ウレタンの糸を使って首まわりを詰めるやり方で、彼は一度その手順で修繕を進めた。ところが、あまりに久しぶりの作業でやり方があいまいになっていたため、直すどころか、かえって服を台無しにしてしまう。スタジオで映像を見ていたユリが「あれ、ブランドものじゃない? 高そうだけど」と口にすると、キアン84は「ブランドもの」と認めた。チョン・ヒョンムとユリは高価なTシャツが駄目になった事実に「あんな有様にしてしまったのか」「終わったな」と残念がった。実際に着てみると、首まわりはしわくちゃになっていた。
もっとも、この失敗には救済策も示された。キム・シニョンが「切ってもう一度やり直せばいい」と復旧の方法を教え、キアン84は「ほどいてもう一度やってみないと」と再挑戦を決意した。番組の中では、穴の空いた愛用の靴下を手慣れた手つきで縫い合わせる場面も紹介されており、裁縫そのものに不慣れというより、首まわりの修繕という手順の記憶が曖昧だったことが失敗の理由として描かれている。
この日の第662回では、キアン84の変化そのものが一つの軸になっていた。スターニュースのチェ・ジンシル記者の記事によれば、チョン・ヒョンムはキアン84の変わりように感嘆し、「キム・デホや自分より結婚の確率が高くなった」と評している。同じくスターニュースは、キアン84が「デリバリー中心の食生活から自分で料理をするようになり、基本以上のものを作る」段階にまで到達したと伝えた。エックスポーツニュースは、キアン84がもともと料理人を夢見ていたものの「調理科の合格ラインが高くて行けなかった」と語ったことを報じている。またニュースエンは、キアン84が自ら漬け込んだコチュジャンの漬物を贈られたチョン・ヒョンムが仰天し、キム・シニョンが「一日一食中」として試食を断った場面も伝えた。初めてキアン84の自宅を見たユリが「思ったよりきれいだ」と意外な反応を示したことも、同じくエックスポーツニュースが報じている。同回ではコード・クンストの日常も放送され、朝食が火を使う料理へと変わり、たんぱく質中心の食事に切り替わった様子や、父親へ贈るために1時間にわたって眼鏡を磨き上げて作る姿が紹介された。
Tシャツの贈り主であるチョン・ヘインは、近年も露出の多い時期が続いている。2026年8月7日には、Netflixオリジナルドラマ『恋は飴模様』(原題『이런 엿 같은 사랑』)の配信が始まった。記憶を失ったソウル中央地検の検事コ・ウンセと、自分は恋人だと言い張るボクシングコーチのチャン・テハを軸に、元やくざという過去を持つ男と汚職を追ってきた検事の同居生活を描くロマンティックコメディで、チョン・ヘインがテハを、ハヨンがウンセを演じる。演出は『マイ・デーモン』のキム・ジャンハン、脚本はモ・ジヘで、全12話。ホ・ソンテ、キム・ヨンオク、チャン・ヘジンら実力派が脇を固め、飴の里の場面は慶尚北道醴泉郡の金塘室村で撮影された。日本の視聴者もNetflixで視聴できる。
バラエティでの姿も記憶に新しい。2026年8月18日に放送されたSBSの『暇さえあれば、』シーズン5では、チョン・ヘインがホ・ソンテとともに「隙間の友達」として登場し、ユ・ジェソク、ユ・ヨンソクと銅雀区を訪ねた。エックスポーツニュースのオ・スジョン記者の記事によると、一行はミッションに失敗して確保していたプレゼントをすべて奪われ、ユ・ジェソクが「この気分が一番嫌なのに、暑さまで加わって苛立つ」とこぼす場面もあった。ユ・ジェソクは「ヘインとはバラエティを何度かやってきたが、ヘインが怒るのを初めて見た」と笑った。その後、銅雀区に30年以上住んでいたチョン・ヘインの案内で名店へ移動する流れとなり、彼は移動中に電話で店の状況を確認して予約まで入れる積極さを見せた。ユ・ジェソクは「ヘインはPにしてはずいぶん能動的だ。Pはたいてい予約をしないのに」と満足げだった。チョン・ヘインは「こういう名店を探すのが好きだ」「イ・ヨンジャ先輩から名店の地図をもらったときは本当に幸せだった。あれは金庫にしまってある」と語り、ユ・ジェソクが「あの姉さんは本当にヘインを大事にしているんだ」と応じると、「真心が入っているのが伝わってきた」と改めて感謝を口にした。
同じ放送でチョン・ヘインは、休暇の予定を尋ねられて「『ラブ・ウイルス』という作品の撮影に入る」と答え、休暇は取れないと明かしている。作品については「シン・セギョンさんと一緒にやる。今回はアクションのないちゃんとしたメロだ。血のりのメイクがないのが本当に久しぶりでうれしい」と話した。また7歳下の弟について「僕のマネージャーだ。パワハラ疑惑になった写真がある。大きな傘をさしてくれる」と紹介し、「母が作ってくれた付き人」と直球の表現で笑いを誘い、「いいときは本当にいいけれど、お互いに努力しないといけない」と付け加えた。
このほか、2026年8月24日にはチョン・ヘインが自身のインスタグラムのストーリーズに、BIGBANGのデビュー20周年コンサートを客席から見守ったことを示す写真を投稿している。会場を背景にBIGBANGの応援棒を手にした一枚に、「僕の青春、僕たちの青春。BIGBANG20周年」というメッセージが添えられていた。スターニュースのパク・ソヨン記者が同日午後7時34分にこの投稿を報じ、チョン・ヘインとBIGBANGのG-DRAGONが1988年生まれの「88ライン」でつながっていることに触れている。
『私は一人で暮らす』はMBCの看板バラエティで、独り暮らしの著名人の日常をカメラが追い、スタジオでメンバーがその映像を見ながら語り合う構成をとる。今回の662回のように、出演者同士が番組を通じて生活の知恵を交換し、それが後の回で実践される様子が積み重なっていくのがこの番組の持ち味だ。キム・シニョンが以前教えた修繕方法をキアン84が思い出しながら試み、失敗した末に本人からやり直しの助言を受けるという流れは、まさにその構造の中で生まれたものといえる。番組が長年描いてきた「家事と縁のないキアン84」という像が、料理や裁縫を自分の手でこなす方向へ動いていることも、今回の放送であらためて示された形だ。台無しになったチョン・ヘインからのTシャツを、キアン84が宣言どおりほどいて修繕し直せるのかどうかは、今後の放送で明かされることになる。






