チャン・ヨンラン、G-DRAGONと連絡先を交換していた過去を告白
写真: G-DRAGON — YG Entertainment / CC BY 2.0タレントのチャン・ヨンランが、BIGBANGのG-DRAGONから電話番号を尋ねられた過去のエピソードを明かした。9月5日に放送されたJTBCのバラエティー番組『知ってるお兄さん』(以下『アヒョン』)第542回でのことだ。この回にはチャン・ヨンランのほか、ハン・ソクジュン、シン・ギル、ファン・ジェギュンが「お兄さん学校」への転校生として登場し、それぞれの経歴や交友関係をめぐるトークを繰り広げた。
チャン・ヨンランがこの日語ったのは、G-DRAGONがまだ「BIGBANGのG-DRAGON」になる前、幼い「ジヨン」だった時代の記憶である。彼女は「みんなはBIGBANGの頃を思い浮かべるだろうけれど、YGから幼いジヨンとして出てきたことがある」と切り出した。当時の自分の立場についても具体的に説明しており、Mnetのビデオジョッキー(VJ)だった時期に、ござを敷いて座り込み、控室のあたりを回りながらスターたちの「後ろ姿インタビュー」をしていたのだという。「そのときにGDと初めて会った」と、出会いの場面を振り返った。

興味深いのは、その場での力関係が今とは正反対だったという点だ。チャン・ヨンランは「会ったとき、あの子は私をスターとして見ていた」と述べ、G-DRAGONのほうが「リポーターのお姉さん、こんにちは」とあいさつしてきたと明かした。それに対して彼女は「こっちにおいで、かわいい」と応じ、頬を引っ張ったりもしたという。「時間がたくさんあるから毎日そこに座っていて、本当にかわいかった。手をつないでお菓子も買ってあげて、話もした」と、当時のやりとりを具体的に語っている。そして連絡先を聞いてきたのはG-DRAGONの側だった。「お姉さん、電話番号を教えてもらえませんか」と言われたといい、その後は「少し連絡を取っていたが、連絡が途切れた」と結末まで説明した。
では、その後お互いが芸能界で活動する中で再会したことはあるのか。番組でその点を問われたチャン・ヨンランは「会ったことはない。一度もない」ときっぱり答えている。つまり、この縁は連絡先の交換とわずかなやりとりを最後に、そのまま途切れたままだということになる。
さらにチャン・ヨンランは、この日どうしても解いておきたい「誤解」があるとして話を続けた。「誤解を解きたい。GDが見ているなら」と前置きしたうえで彼女が持ち出したのは、G-DRAGONの楽曲だった。「ジヨンが音楽を出したのだが、『This Love』で『彼女の誕生日は9月19日』と歌っている。私の誕生日が9月19日だ」というのがその内容である。自分の誕生日と歌詞に登場する日付が一致していることを引き合いに出した格好だが、これにはスタジオの「お兄さん」たちも黙っていなかった。「何を言っているんだ」「妄想だ」とあきれた様子で反応し、スタジオは笑いに包まれた。番組の流れとしては、チャン・ヨンランの主張を出演者たちがすかさず否定するという形でオチがついたことになる。
このエピソードが持つ面白さは、G-DRAGONという人物のキャリアの長さそのものにある。チャン・ヨンランが「YGから幼いジヨンとして出てきた」と表現したように、彼はBIGBANGとしてデビューする以前から芸能界に姿を見せていた。控室を回るリポーターに向かって「リポーターのお姉さん」とあいさつし、菓子を買ってもらっていた少年が、後に世界的な人気を得るグループの中心人物になった——チャン・ヨンランの証言は、その落差を当事者の目線から伝えるものだ。彼女自身が「みんなはBIGBANGの頃を思い浮かべるだろうけれど」とわざわざ断りを入れているのも、視聴者が持つG-DRAGON像と、自分の記憶にある姿とのギャップを意識してのことだろう。
G-DRAGONをめぐっては、本人以外の話題も折に触れて韓国のオンライン上をにぎわせている。直近では8月、G-DRAGON(本名クォン・ジヨン)の甥にあたるイドゥン君が、高陽総合運動場で開かれたBIGBANGのワールドツアー公演を客席で観覧していたことが分かり、韓国のオンラインコミュニティやSNSで話題になった。イドゥン君は、G-DRAGONの姉でファッション事業家のクォン・ダミさんと、俳優キム・ミンジュンさん夫妻の息子だ。夫妻は息子とともに高陽総合運動場でのBIGBANGワールドツアー公演に足を運んでおり、キム・ミンジュンさんは8月23日、自身のSNSに「Tiny Bang」という言葉を添えた投稿をしている。この件はソウル新聞が2026年8月27日午前1時43分に伝えた。家族が客席から公演を見守るという構図もまた、デビューから長い時間を重ねてきたグループならではの光景だといえる。
今回の『知ってるお兄さん』第542回は、チャン・ヨンランの回想以外にも見どころが多い回となった。同じく転校生として登場したファン・ジェギュンをめぐっては、離婚に関するトークに割って入ったところ、カン・ホドンから「お前は出しゃばるな」と制される場面があった。また、シン・ギルについては大幅に体重が落ちたことが話題となり、スカートがゆるくなった様子や「サイズ50インチ」という言葉が伝えられている。転校生それぞれの近況や過去の話を、レギュラー陣がツッコミながら掘り下げていく——という同番組おなじみの構成の中で、チャン・ヨンランのG-DRAGON話も披露された形だ。
『知ってるお兄さん』はJTBCで放送されているバラエティー番組で、出演者が「お兄さん学校」の生徒に扮し、ゲストが「転校生」として教室にやって来るという設定を軸にしている。ゲストは自己紹介を兼ねてエピソードを披露し、それをカン・ホドンら「お兄さん」たちが受け止めたり、茶々を入れたりしながらトークが展開する。今回、チャン・ヨンランが自らの誕生日と楽曲の歌詞を結びつけた発言に対し、出演者たちがすかさず「妄想」と切り返したのも、この番組ならではの距離感によるものだろう。
チャン・ヨンラン本人にとっては、Mnetのビデオジョッキー時代という自身のキャリアの原点を振り返る機会にもなった。ござを敷いて座り、控室を回りながらスターの「後ろ姿インタビュー」を撮るという当時の取材スタイルは、現在のテレビ番組ではなかなか見られないものだ。その現場で出会った少年に電話番号を聞かれ、しばらく連絡を取り合った後に途切れた——という一連の流れは、韓国芸能界における世代交代の一断面を示す小さな記録でもある。番組で彼女が「GDが見ているなら」と呼びかけた誤解が解ける日が来るのかどうかは、今のところ分からない。少なくとも本人の証言によれば、二人はあの日以来、一度も顔を合わせていないという。










