チャ・ウヌの会話をカフェで盗聴した疑い 50代女性を警察が捜査
写真: チャウヌ — Miniboard / CC BY-SA 4.0ASTROのメンバーで俳優としても活動するチャ・ウヌ(29、本名イ・ドンミン)が、ソウル市内のカフェで会話を盗聴されていた疑いがあることがわかった。ソウル龍山(ヨンサン)警察署は50代の女性Aを通信秘密保護法違反などの疑いで立件し、捜査している。9月18日の夜に韓国の通信社ニューシスが報じ、ニュース1とマネートゥデイも同じ夜に続けて伝えた。
複数の報道によると、現場はソウル・龍山区にあるカフェだ。Aは店のテーブルの裏側に盗聴装置を取り付け、チャ・ウヌの会話をひそかに聞いていた疑いを持たれている。ニュース1は、盗み聞きされたのはチャ・ウヌと知人の会話だったと伝えている。装置が仕掛けられていたのは、店の利用客からは見えにくいテーブルの下だった。マネートゥデイは見出しに「ぞっとする」という意味の「소름」を使っている。

報道された日付を順に並べると、次のようになる。Aがカフェを訪れ、盗聴装置を仕掛けたのは先月、8月23日と29日の2回。その翌日の30日、Aは装置を回収しようとしたところで発覚した。ニュース1によると、通報を受けて出動した警察に取り押さえられたという。一度仕掛けて終わりだったのではなく、日を空けて同じ店に2回足を運び、最後は装置を回収するために再び姿を見せていたことになる。ニューシスの見出しも、カフェで誰かがチャ・ウヌを盗聴しているという通報があったことに焦点を当てている。
Aの人物像について具体的に伝えたのはニュース1だけだ。ニュース1によると、Aはチャ・ウヌのファンを自称していたという。ただ、なぜ盗聴に及んだのか、聞き取った会話をどう扱ったのかといった点は、各社の報道では明らかになっていない。
身柄の扱いは、報じたメディアによって説明が少し異なる。ニューシスとマネートゥデイは、Aは当初警察に緊急逮捕されたが、いまは釈放され、身柄を拘束されないまま捜査を受けていると伝えた。一方、ニュース1は、警察はAを緊急逮捕しようとしたが、検察が緊急逮捕の要件を認めなかったため釈放したとしている。いずれにしても、Aは現在、身柄を拘束されずに捜査を受けている。韓国の報道でいう「不拘束捜査」は、容疑者の身柄を拘束せずに進める捜査のことで、日本の在宅捜査にあたる。
今後の捜査について詳しく伝えたのもニュース1だ。ニュース1によると、警察はAの携帯電話をフォレンジック(デジタル解析)にかけて共犯がいるかどうかを確認している。また、盗聴装置をどこで手に入れたのかも調べているという。警察は事件のいきさつを正確に把握したうえで、拘束令状を請求するかどうかを検討する方針だと伝えられている。現在は在宅で捜査を受けているAについて、身柄を拘束する手続きに進むかどうかは、今後の捜査の結果次第ということになる。
警察は捜査の中身についてほとんど明かしていない。ニューシスの取材に対し、警察関係者は「関連事件を捜査中だ」と述べたうえで、「捜査内容については具体的な確認が難しい」と答えた。マネートゥデイの取材に応じた龍山署の関係者も「関連事件を捜査中」とし、「捜査内容については具体的には話せない」と述べている。各社の報道には、チャ・ウヌ本人や所属事務所のコメントは載っていない。
事件をめぐって報じられている事実を改めて整理しておく。容疑者は50代の女性A。容疑は通信秘密保護法違反など。現場はソウル龍山区のカフェで、テーブルの下に盗聴装置が取り付けられていた。装置を仕掛けたのは8月23日と29日の2回で、30日に回収しようとしたところを見つかった。捜査を担当しているのは龍山警察署だ。ここまでは各社の報道でほぼ一致している。一方で、Aがファンを自称していたこと、盗聴されたのがチャ・ウヌと知人の会話だったこと、緊急逮捕の要件を検察が認めなかったこと、携帯電話のフォレンジックや装置の入手経路の調査、拘束令状請求の検討といった点は、ニュース1だけが伝えている。
チャ・ウヌは歌手と俳優の両方で活動しており、公の場に姿を見せる機会も多い。今回の事件を伝えた各社も、記事にそれぞれ別の写真を添えていた。ニューシスが使ったのは、2024年10月14日にソウル鍾路区のフォーシーズンズホテルで開かれた、ダブリュー・コリア主催の第19回乳がん認識向上キャンペーンのチャリティーイベントでポーズを取る姿だ。ニュース1は、2024年11月22日にソウル城東区聖水洞で開かれたスイスの高級時計ブランド、オーデマ ピゲのフラッグシップストアのグランドオープンイベントに出席したときの写真を掲載した。マネートゥデイは、2025年6月23日の朝、海外での仕事のために仁川国際空港から出国する姿を載せている。華やかな場に立つことの多い人物だが、今回の事件の現場は、そうした公式の場ではなくカフェだった。知人と話していたはずの時間の会話が、テーブルの下に仕掛けられた装置で聞かれていた疑いが持たれているのが、今回の事件だ。
現時点で報じられているのは、容疑者を立件し、身柄を拘束せずに捜査しているという段階までだ。共犯はいたのか、盗聴装置はどこで手に入れたのか、身柄の拘束を求める手続きに進むのか。これらが今後の捜査の焦点になる。警察は具体的な内容を明かしておらず、動機や盗聴した内容の扱いもまだ伝えられていない。ハンレポでは、捜査の進展や関係者の発表があり次第、続報をお伝えする。








