BTSジョングク、米フェス終え21日未明に仁川空港着
写真: JUNG KOOK — BTS' Jungkook / Public domainBTS(防弾少年団)のジョングクが9月21日未明、仁川国際空港第2ターミナルを通って韓国に入国した。米ラスベガスで開かれた「2026 iHeartRadio Music Festival(アイハートラジオ・ミュージック・フェスティバル)」への出演を含む海外日程を終えての帰国である。到着の様子は韓国のニューセンがユ・ヨンジュ記者の撮影で写真ニュースとして配信し、掲載時刻は同日午前5時0分23秒だった。見出しは「米アイハートラジオ・フェスティバル、しっかり終えてきました」という、本人の言葉のような一人称の口調でつけられている。
記事そのものは文章がごく短い。ジョングクが9月21日未明に海外日程を終え、仁川国際空港第2ターミナルから入国しているという一文だけで、コメントの引用も、今後の予定の告知も添えられていない。韓国の芸能報道では、空港に集まった各社のカメラマンが出入国の瞬間を押さえ、写真を主役にして短い説明を付けた「フォトニュース」を出す形式が定着している。ニューセンの場合は見出しの末尾に「[ポトエンHD]」と入るのがその印で、今回の記事もその枠で出稿された。日本の読者にとっては、文章量の少なさが情報の薄さではなく、あくまで写真を届けるための記事なのだという前提で読むと分かりやすい。


今回の渡米は9月17日に始まった。BTSは同日、仁川国際空港から米国へ向けて出国している。出発の時間帯については、OSENのチェ・ギュハン記者が撮影した写真を載せた朝鮮ビズの記事が同日午後の出国と伝え、電子新聞の記事は同日の夜遅くと記した。いずれも目的は同じで、現地時間9月18日にラスベガスで開かれるiHeartRadio Music Festivalへの参加だった。朝鮮ビズの記事はBTSを同フェスティバルのヘッドライナーと明記しており、出演がイベントの中核に据えられていたことが分かる。掲載時刻は午後9時4分で、2分後の午後9時6分に更新されている。
出国時の報道も、今回の帰国と同じく写真中心だった。朝鮮ビズが掲げた見出しは「パスポートちゃんと持って」という一言で、空港という場所にちなんだ軽やかなものだった。一方、電子新聞は同日午後9時30分にイ・スンフン記者撮影の「ETフォト」として配信し、見出しをメンバーのVに絞って「耳の下にレタリング」とした。出国場に現れたVの耳の下にのぞくレタリングを取り上げたもので、こちらも本文はBTSが出国したことと目的を伝える一文だけだった。出国と帰国、どちらも同じ体裁の写真報道で挟まれた形である。
ニューセンは今回の入国に合わせ、ジョングク以外のメンバーについても写真ニュースを並べている。Vは「かわいいくるくるヘア」、ジミンは「パン帽子の中のかわいい笑顔」、シュガーは「メガネをかけたイケメン先輩」、ジンは「ツヤ肌自慢」、RMは「帽子を逆にかぶってやんちゃな魅力を発散」、J-HOPEは「マスクを突き抜ける格好良さ」と、それぞれの見出しが付けられた。写真一枚ごとに短い見出しを立て、メンバー別に記事を分けて出すのは韓国のフォトニュースの定番の形で、ファンが推しの写真だけを追いやすいという利点がある。
米国での活動と並行して、BTSのアルバムも米国で成績を残している。5枚目のフルアルバム『ARIRANG(アリラン)』は、現地時間9月15日に発表された米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」の最新チャートで29位に入り、25週連続のチャートインを果たした。韓国のJTBCが9月16日午後9時17分、パク・ジョンソン記者の署名で報じている。ビルボード200はその週に米国で最も多く消費されたアルバムを順位づけるチャートで、25週はおよそ半年にあたる。発売直後の勢いだけでは説明できない期間、200位以内にとどまり続けているということになる。今回のフェスティバル出演は、こうしたアルバムの持続的な受容と重なる時期の米国ステージだった。
ジョングク個人の最近の動きとしては、後輩グループの公演に客席から足を運んでいたことが伝えられている。9月11日、自身のソーシャルメディアアカウントで、ガールズグループ・リセンヌのステージを収めた映像を公開した。韓国のマイデイリーが9月13日午前1時40分、キム・ハヨン記者の署名で報じたところによると、投稿には説明らしい文章は一切添えられていなかった。映像に映っていたのは、9月10日にソウル・城東区のアンダーソンシーで開かれた「スポティファイ・ハウス・ソウル」初日のライブステージで、リセンヌが代表曲『Love Attack』を披露する場面。ジョングクはこの日、客席から自ら公演を見守っていたという。
メンバーの個別活動も続いている。Vは英国のファッション誌『DAZED(デイズド)』本誌2026年秋号のカバーを飾り、カバーとグラビアが9月10日に公開された。SBS芸能ニュースが同日午後9時14分、カン・ギョンユン記者の署名で伝えている。撮影に使われた衣装や小物はフランスのラグジュアリーブランド、セリーヌ(CELINE)のもので、Vが同ブランドのグローバルアンバサダーを務める立場を背景に組まれた企画だった。撮影を担当したのは写真家のエリカ・カマノ。少年らしさを残した顔立ちに抑制の効いた表情を重ねた、秋の空気をまとうビジュアルとして公開された。
なお、ジョングクについては帰国と同じ9月21日付で、「メリーチュソク、黄金マンネ!」と題した映像の記事も伝えられている。チュソク(秋夕)は韓国最大の名節のひとつで、日本のお盆にあたる帰省の時期として知られる。海外日程を終えて韓国に戻るタイミングが、ちょうどその節目と重なった格好だ。米国でのフェスティバル出演、ビルボード200での25週連続チャートイン、そしてメンバーそれぞれの個別活動と、短い期間に動きが続いている。今回の入国を報じたニューセンの記事に今後の予定は記されておらず、次の活動については続報を待つことになる。










