NMIXX初のワールドツアー、仁川でのファイナル3公演が全席完売
写真: NMIXX — PFNKa / CC BY 4.06人組ガールズグループNMIXX(エンミックス)が初めて行っているワールドツアー『EPISODE 1: ZERO FRONTIER』(エピソード1:ゼロ・フロンティア)で、最後を飾るファイナル公演のチケットが3公演とも全席完売した。公演は11月27日から29日までの3日間、韓国・仁川(インチョン)のインスパイア・アリーナで開かれる。チケットは予約サービス「NOL(ノル)」で販売された。10月26日にファンクラブ「NSWER(エンサー)」の4期会員向けに先行予約が行われ、翌27日に一般予約が始まり、3日分の座席がすべて売り切れた。韓国メディアが10月28日に伝えた。
今回の公演が特別なのは、会場がツアーの出発点と同じだからだ。『EPISODE 1: ZERO FRONTIER』は2025年11月29日と30日に、同じ仁川インスパイア・アリーナで幕を開けた。その後はヨーロッパ、北米、アジアを回り、全部で17都市・21公演の規模になった。初日から数えるとおよそ1年かけて世界を巡ったことになる。2025年の初日だった11月29日は、今年はファイナル3日間の最終日にあたる。最初に立った舞台へ1年後に戻り、ツアーを締めくくる形だ。

韓国では、NMIXXが各地のステージで重ねた経験を生かし、しっかりした歌唱力と完成度の高いパフォーマンスで「六角形ガールズグループ」という評判にふさわしい姿を見せるだろうと期待が高まっている。「六角形」とは、能力値を表すレーダーチャートが正六角形のように整っている様子にたとえて、歌やダンスなど多くの面をバランスよく備えたグループやアーティストをほめる言い方で、韓国でよく使われる。ツアーの総まとめになる仁川の3日間は、その評価を国内のファンの前で改めて示す場になる。
今回のチケットは、ファンクラブ会員向けの先行予約の翌日に一般予約という日程で売り出された。韓国のコンサートでは、公式ファンクラブの会員が一般より先に申し込める先行枠がよく設けられ、その後に一般販売が行われる。NMIXXのファンクラブNSWERは今回が4期の会員で、その先行予約と一般予約をあわせて3公演すべてが完売し、グループのチケットの売れ行きの強さがはっきり示された。
完売のニュースは、NMIXXが新作を出してすぐのタイミングで届いた。グループは10月19日、6枚目のミニアルバム『Strange Muse』(ストレンジ・ミューズ)を発売してカムバックした。タイトル曲は「긴 소원(Birthday Wish)」で、日本語にすると「長い願い」。互いのために心を込めて願いをかける姿をロマンチックに描いた曲だ。ファイナル公演の先行予約が行われた10月26日は、アルバム発売からちょうど1週間後にあたる。
アルバムにはタイトル曲のほかに、さまざまな色合いの曲が入っている。収録曲は「Kerosene」(ケロシン)と「RudE TaLK」(ルード・トーク)で、さらにメンバー2人ずつのユニット曲が3曲ある。リリーとヘウォンの「너는 달(Sing to the Moon)」、ソルユンとベイの「Hot 'n Unbothered」、ジウとギュジンの「휙(WHIP)」だ。6人が3組に分かれてそれぞれ曲を担当する構成で、メンバー一人ひとりの個性が伝わるアルバムとして、リスナーから好評を得ている。
音楽チャートでも出足は好調だった。韓国の音楽配信サービスMelon(メロン)の「TOP100」チャートで、タイトル曲は発売当日の19日午後7時の時点で34位に初登場した。そこから順位を上げ、翌20日午前0時には5位に入った。発売当日の午後にはファンと一緒にカムバックを祝う生配信も行い、新しい活動を始めた。
10月21日には、所属事務所のJYPエンターテインメントが「長い願い」のミュージックビデオ撮影現場のビハインド写真を公開した。写真にはリリー、ヘウォン、ソルユン、ベイ、ジウ、ギュジンの6人全員が写っており、明るい雰囲気のセットでパフォーマンスする様子が収められている。音源チャートでの好調を受け、応援してくれるファンへの感謝として撮影の裏側を届けたものだ。
メンバーそれぞれの活動も続いている。ヘウォンは10月20日に公開されたYouTubeチャンネル「ルクサム」の動画に、ユニット曲でも組んだリリーと一緒に出演した。動画のタイトルは「長い願いを叶えました | NMIXX リリー・ヘウォン 招待席 1部」。ヘウォンはこの中で、いま目指している理想像は「大人の女性」だと話し、少女時代のユリを例に挙げた。動画では以前よりひと回りスリムになった姿も見せている。この内容は韓国メディアのマイデイリーが10月23日に報じた。
もう一つのユニットを組むジウとギュジンは、料理人パク・ウニョンのYouTubeチャンネル「보분영」に出演し、JYPエンターテインメントでの練習生時代を振り返った。2人によると、練習生は歌とダンスのほかに、食事のマナーや歴史、情報技術まで学んでいた。ギュジンは、練習生のころは毎週土曜日に授業があったと明かした。毎月の評価では、時期によって最大11の項目が課されていたという。この話は韓国のコリアタイムズが報じ、ベトナムのホーチミン市テレビ(HTV)も10月24日付で伝えている。
ここまでの流れを日付順にまとめる。ワールドツアーは2025年11月29日・30日の仁川公演で始まり、ヨーロッパ、北米、アジアを回って17都市・21公演を重ねてきた。2026年10月19日にはミニアルバム6作目『Strange Muse』を発売し、翌20日午前0時にはタイトル曲がMelon TOP100で5位に入った。21日にはMVのビハインド写真が公開され、26日にファンクラブ先行予約、27日に一般予約が行われて、ファイナル3公演はすべて全席完売となった。
NMIXXは現在、新曲を引っさげて韓国の音楽番組に出演し、テレビでの活動を精力的に続けている。韓国ではカムバックしたアーティストが毎週放送される音楽番組で新曲を披露するのが通例で、NMIXXもその期間に入っている。一方で、11月下旬には1年にわたったワールドツアーの締めくくりが控えている。新作の活動とツアーのファイナルが続く秋から冬にかけては、グループにとって大事な時期になりそうだ。
ツアー初日と同じ会場、同じ11月下旬に、今度は3日間の日程で開かれるファイナル公演は、NMIXXにとって初めてのワールドツアーを締めくくる舞台になる。公演の詳しい情報は、グループの公式SNSで確認できる。日本のファンも、今後の案内は公式SNSで確かめてほしい。
原文:NMIXX, 첫 월드투어 ‘EPISODE 1: ZERO FRONTIER’ 피날레 공연 전 회차 전석 매진 기록!










