ハンレポ 韓国芸能ニュース速報
K-POPv.daum.net

BIGBANGデビュー20年、8月に大型ボーイズグループのカムバック集中

BIGBANG写真: BIGBANG — YG Entertainment / CC BY 2.0
スポンサーリンク
AD / HEADER 100px

BIGBANGが、デビュー20周年の記念日にあたる8月19日にデジタルシングル「BiiiG(ビッグ)」を発表した。グループとしての活動は2022年に発表した「春夏秋冬」以来、およそ4年4カ月ぶりとなる。同じ8月には、7日にカムバックしたStray Kidsを皮切りに、ENHYPEN、NCT 127、オーディション番組出身の新人グループALPHA DRIVE ONEまで、韓国の大型ボーイズグループの新譜発売が相次いでおり、韓国メディアの京郷新聞はこの状況を「8月カムバック大戦」と表現している。

BIGBANGは2006年8月19日にデビューしたグループで、今回の新曲はその20年後のちょうど同じ日に届けられた形になる。「BiiiG」はメンバーのG-DRAGONが作詞・作曲に参加したエレクトロニック・ヒップホップのナンバーで、重厚なビートと中毒性の強いサビが特徴だという。今回の新曲プロジェクトは、G-DRAGON、SOL(テヤン)、D-LITE(テソン)の3人全員が音源制作からビジュアルディレクティングまで全般に関わっているのがポイントで、単に楽曲を出すだけの復帰ではなく、メンバー主導の企画として組み立てられている。所属事務所はYGエンターテインメントで、20周年を象徴するアーティスト写真も公開されている。

新曲の発表と同時に、BIGBANGはワールドツアーにも乗り出す。ツアー『XX : COSMOS(エックスエックス:コスモス)』は8月21日から23日にかけて高陽総合運動場主競技場で幕を開け、以降は北米、欧州、オセアニア、アジアなど世界19都市の大規模会場で、計33公演が予定されている。開幕地となる高陽の公演をめぐっては、周辺ホテルの客室予約需要が通常の30倍に達したことがすでに伝えられており、各地から集まるファンによって宿泊需要が跳ね上がった格好だ。宿泊費の水準も話題になっており、現地メディアは公演がもたらす経済的な波及にも触れている。

ソウル市内では、20周年を記念したイベントも展開されている。松坡(ソンパ)区一帯では8月23日まで、BIGBANGの20年を振り返るメディア展示をはじめ、ファン参加型のイベント、グッズ販売ブースなどを設けた記念空間がオープンしている。音源とツアー、そして街なかの展示までを組み合わせた形で、節目の年を面で見せる構成になっている。

メンバー個々の発信も続いている。G-DRAGONはコンテンツ企画「集大成」の中で、代表曲「LIES(嘘)」を発表した当時について「死ぬような場面を何度も越えた」と振り返った。グループの初期を支えたヒット曲をめぐって、本人が当時の困難を自ら口にした形だ。また、SOL、G-DRAGON、D-LITEの3人がそろって所属事務所にまつわる裏話を語る場面も伝えられており、その中でSOLがサンダラ・パクを泣かせたという事情も話題になった。一方で、韓国メディアのマイデイリーは「MDフォーカス」として、T.O.Pが自身の紹介でBIGBANGに関する部分をぼかす形で扱ったこと、V.Iについては敗北を嘲笑するような言動が伝えられたことを報じており、20年という節目に対するメンバーごとの距離感の違いも浮かび上がっている。

8月のカムバックラッシュの口火を切ったのは、7日にミニアルバム『THIS & THAT(ディス・アンド・ザット)』を出したStray Kidsだった。同作は米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で1位を獲得し、9作連続の首位という記録を打ち立てた。これによりStray Kidsは、21世紀に同チャートで最も多くの1位アルバムを持つグループとなり、歴代でもビートルズ以降で最も多くのアルバムをチャートに送り込んだグループとして名を残すことになった。ビルボードが8月18日(現地時間)に発表した最新チャートでは、同じチャートにBTSの正規5作目『ARIRANG(アリラン)』が21位につけており、4月のチャートインから21週連続のランクインを続けている。Stray Kidsがビルボード200に初めて1位で初登場したのは2022年のミニアルバムだった。

『THIS & THAT』は同名のタイトル曲を含む全8曲入りで、韓国国内でも高い販売枚数を記録した。ハントチャート基準で発売初週(初動)の販売量は約328万枚に達し、『5-STAR』『ROCK-STAR』『KARMA』に続く4作目の初動「トリプルミリオンセラー」(300万枚以上)となった。数百万枚単位の販売を重ねてきたグループが、今回も同じ水準を維持したことになる。

メンバー構成の変化を経て新たな姿で戻ってくるグループもある。ENHYPENは8月21日にミニ8作目『THE SIN : BLISS(ザ・シン:ブリス)』をリリースする。今年3月にヒスンがチームを離れ、6人体制に再編されて以降では初のアルバムとなる。タイトル曲「Bloody Paradise」は、恋人とともに過ごす楽園を描いたブラジリアン・ファンク系のダンス曲。グループが本来持っていたバンパイアのコンセプトを維持しつつ、ロゴを変更するなどリブランディングにも着手しており、どのような新しい姿を見せるかに関心が集まっている。

NCT 127は8月24日に正規7作目『BLINGY(ブリンイ)』でカムバックする。2024年7月の正規6作目『WALK(ウォーク)』以来2年ぶりのアルバムであり、デビュー10周年を記念する作品でもある。同グループは2024年にテイルがチームを離れ、さらに今年4月には専属契約終了に伴いマークが脱退し、7人体制に再編された。現在はドヨンとジョンウが兵役に就いているため、今回のアルバムでの活動人員は5人となる。デビュー以来もっとも少ない人数で、カムバック活動とワールドツアー『NEO CITY - THE REDLINE』を続けていくことになる。

同じ8月24日には、オーディション番組『BOYS II PLANET』出身の新人グループALPHA DRIVE ONEがミニ2作目『UNBREAKABLE : 少年BEAST』を発売する。タイトル曲「BORN DIRE」は、偏見と烙印の中で揺れる青春の姿を表現した曲だという。今年1月にデビューしたグループは、厚いファンダムを背景にデビューアルバムから144万枚以上の販売量を記録している。

こうしたカムバックの集中は、K-POPアルバム市場の記録更新という文脈でも注目されている。ハントチャートを運営するハントグローバルによると、2026年上半期のK-POPアルバム販売量は合計4953万枚に達した。これは歴代最高だった2023年上半期の4617万枚を上回る数字だ。上半期はBTSやBLACKPINKといった大型グループが市場をけん引しており、下半期に入っても大型グループのアルバム発売が続くことから、年間販売量でも2023年の記録を超えて歴代最高を更新する可能性が高まっている。新型コロナウイルスの流行後にいったん伸びが鈍っていたK-POPアルバム市場が、この8月を起点にもう一段規模を拡大できるかどうかが焦点となる。

日本の読者にとっては、8月に入ってからの1カ月足らずの間に、デビュー20年のBIGBANG、ビルボード200で9作連続1位のStray Kids、体制を組み替えたENHYPENとNCT 127、そしてデビュー半年あまりのALPHA DRIVE ONEという、キャリアの段階がまったく異なるグループの新作が横並びになった点が興味深いところだろう。ベテランの節目の復帰と、海外チャートでの記録更新、メンバー構成の変化を乗り越えての再出発、新人の二作目が同じ月に重なるのは珍しい。BIGBANGのワールドツアー『XX : COSMOS』は19都市33公演とアジアも回る規模で、NCT 127も『NEO CITY - THE REDLINE』を継続する。それぞれの新譜がどれだけの販売量を積み上げ、年間記録の更新につながるかは、9月以降に集計される数字を待つことになる。

公式アカウントの投稿

写真・動画は各アーティストおよび所属事務所の公式チャンネルの投稿です。再生すると YouTube に移動します。

関連記事

정소희 기자/(C) ジョイニュース24
JYPの新人7人組OURBIRTHDAY、デビュー会見で先輩への憧れ語る

JYPエンターテインメントの子会社イニットエンターテインメント(이닛엔터테인먼트)に所属する7人組ガールズグループ「OURBIRTHDAY(アワーバースデイ)」が8月19日、ソウル…

K-POP喜びのニュース24
TWICE写真: TWICE — Twice - Warner Music Japan / CC BY-SA 4.0
TWICEジョンヨン、JYP退所後の近況をSNSで公開

TWICEのジョンヨン(ユ・ジョンヨン、29歳)が8月19日、自身のSNSに近況写真を投稿した。長く所属してきたJYPエンターテインメントを離れて以降、本人の口から届いた初めての近…

K-POPスポーツトレンド