ピョン・ウソク、ファン投票「ハイティーン青春俳優」で首位に返り咲き
写真: ピョン・ウソク — Namu / CC0俳優のピョン・ウソクが、グローバルファンダムプラットフォーム「UPICK(ユピック)」で実施された「ハイティーン青春俳優」投票で最終1位に選ばれた。この結果は2026年8月19日に韓国メディア各社が伝えたもので、直前に同じプラットフォームで行われた「時代劇の名手俳優」投票ではホ・ナムジュンに首位を譲っていただけに、ピョン・ウソクにとっては王座の奪還という形になった。
今回の投票は「青春の多彩な顔」というテーマのもとで企画されたものだ。青春という言葉が似合う役柄を演じ、その姿で大衆の心をつかんできた俳優たちが対象となり、世界中のファンが票を投じた。候補に名前が挙がったのは、ピョン・ウソクのほか、ホ・ナムジュン、パク・ジフン、チェ・ヒョヌク、ソン・ガン、ファン・インヨプ、ナム・ジュヒョク、チャ・ウミン、キム・ヘユンの各氏。いずれも演技力とスター性を兼ね備えた顔ぶれで、激しい競争になったと伝えられている。ハイティーン感覚と青春のイメージを持つ俳優が一堂に会したことで、ファンの間では結果を巡る競争の構図そのものにも関心が集まった。
最終1位となったピョン・ウソクには、優勝特典としてソウル・弘大(ホンデ)のスカーレットビル屋外電光掲示板の広告が提供される。オンライン上の投票結果が、そのまま都心のど真ん中で目に見える形になるという仕組みだ。ファン投票の順位は実施される期間や企画のテーマごとに入れ替わるものだが、今回の結果は、ジャンルやイメージの異なる分野でも安定した支持を受ける俳優として、ピョン・ウソクが位置づけられていることを示すものとなった。時代劇というテーマでは1位を譲り、青春というテーマでは首位に立つ。この二つの投票結果を並べてみると、ホ・ナムジュンとの間で領域ごとに支持が分かれている様子がうかがえる。
UPICKでは「8月の今月のピック」を含め、さまざまなコンセプトの投票が常時行われている。個別の投票項目や参加方法といった詳細は、UPICKのアプリと公式SNSチャンネルで確認できるという。日本の読者にとっては耳慣れない名前かもしれないが、こうしたファンダムプラットフォームは、韓国の芸能界において俳優やアイドルの人気を可視化する場のひとつとして機能している。投票の1位に屋外広告という現実の報酬が用意されている点も特徴的で、ファンが自分たちの投票行動の成果を街頭で確認できる設計になっている。弘大はソウルの若者文化の中心地として知られる街であり、そこに掲示されること自体が、青春をテーマにした今回の投票と重なる部分がある。
ピョン・ウソクは、作品での活動と並行して、ファンとの直接的な交流にも力を入れている。2026年7月にソウルで幕を開けたアジアファンミーティングツアー「2026 BYEON WOO SEOK ASIA FANMEETING TOUR〈The Secret Library〉」を通じ、各国のファンと順次会っている最中だ。今回のUPICKでの1位獲得に、アジア各地を回るファンミーティングツアーが重なる形となり、活動の舞台は着実に広がっている。オンラインの投票結果とオフラインのツアーが噛み合うことで、グローバルなファンダムとの接点も増えている流れだ。
近況としては、投票結果が伝えられたのと同じ8月19日、ピョン・ウソク本人が自身のSNSに複数の写真を投稿し、夏らしいバカンスルックを披露している。絵文字を添えた投稿で近況を伝えたもので、写真の中ではホワイトトーンのモダンな空間を背景に、ゆったりとした日常を楽しむ姿を見せた。身に着けていたのは、ベージュとネイビーの組み合わせが際立つストライプ柄のロングスリーブ・ポロシャツで、クラシックさとカジュアルさを併せ持つアイテムだ。そこにワイドフィットのダークデニムパンツを合わせている。俳優としての活動が続く中で発信された私服姿の投稿は、ファンの間で大きな反響を呼んだ。ファンミーティングツアーという公の場と、SNSでの私的な発信、そしてファン投票という第三の場所。三つの異なる回路で、それぞれ違った形の露出が続いている状況といえる。
出演作としては、MBC TVのドラマ「21世紀の大君夫人」がある。立憲君主制が続く21世紀の韓国を舞台にした全12話の作品で、2026年4月10日に放送が始まり、5月16日に終了した。物語の中心にいるのは、巨大財閥の次女ソン・ヒジュ。婚外子という出自に悩む彼女が、結婚によって身分を得ようと国王の次男・イアン大君に近づいていく。大君の側は、幼い国王を支える立場にありながら、大妃ユン・イランの監視と政略結婚の圧力にさらされているという設定だ。出演はIU、コン・スンヨン、ピョン・ウソク、スティーブ・サンヒョン・ノら。演出は「キム秘書はいったい、なぜ?」「還魂」を手がけたパク・ジュンファ、脚本はMBCの公募で優秀賞を受けたユ・アインが担当した。IUとピョン・ウソクにとっては「麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」以来の共演となる作品で、日本ではDisney+のブランド「スター」でも配信されている。地上波での放送と配信が並行する形は、近年の韓国ドラマでは一般的になりつつある届け方だ。
今回の「ハイティーン青春俳優」というテーマは、ピョン・ウソクがこれまで担ってきたイメージと結びつきやすいものでもある。時代劇部門では譲った首位を、青春というテーマで取り戻したという経緯は、投票が単なる人気の総量比較ではなく、テーマごとに俳優の持つイメージを測る形で行われていることを示している。7月に始まったアジアファンミーティングツアーはまだ途中であり、各国のファンと会う日程が続く。オンラインでの投票、街頭の電光掲示板、そしてツアー会場という三つの場所で、ピョン・ウソクの名前が並行して掲げられる時期がしばらく続くことになりそうだ。









