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ルセラフィム「SPAGHETTI」、2026 MTV VMAでベストK-POP部門候補入り

LE SSERAFIM写真: LE SSERAFIM — Xnou / Public domain
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ガールズグループのルセラフィム(LE SSERAFIM)が、米国の大衆音楽授賞式「2026 MTV ビデオ・ミュージック・アワード」(2026 MTV Video Music Awards、以下「2026 MTV VMA」)の候補に名を連ねた。18日(現地時間)に発表された候補者リストによると、対象となったのはシングル1集のタイトル曲「SPAGHETTI (feat. j-hope of BTS)」で、部門は「ベストK-POP」(Best K-Pop)。同グループにとって、二度目のVMA受賞に挑む舞台となる。

今回の候補入りで注目されるのは、その顔ぶれである。ルセラフィムは今年、「ベストK-POP」を含む全部門を通じて、4世代K-POPガールズグループの中で唯一候補に指名されたグループとなった。K-POP勢が複数の部門にまたがってノミネートされる年もある中、世代を区切って見たときに一組だけが残ったという事実は、ルセラフィムが現在置かれている立ち位置を端的に示している。メンバーはキム・チェウォン、サクラ、ホ・ユンジン、カズハ、ホン・ウンチェの5人組で、日本出身のサクラとカズハを擁することから、日本の音楽ファンにとっても以前から馴染みの深いグループである。

ルセラフィムがMTV VMAの舞台に立つのは初めてではない。同グループは「2024 MTV VMA」において、ミニ3集のタイトル曲「EASY」で「オールイヤーのPUSHパフォーマンス」(PUSH Performance of the Year)部門を受賞している。その際にはプリショーのステージにも登場し、ミニ4集のタイトル曲「CRAZY」と収録曲「1-800-hot-n-fun」を披露して、現地の視聴者に強い印象を残した。授賞式本体での受賞とプリショーでのパフォーマンスという二つの形で存在感を示した2024年から2年を経て、再び候補として名前が呼ばれた形になる。

候補となった「SPAGHETTI (feat. j-hope of BTS)」は、絡みつくスパゲッティのように抜け出せないルセラフィムの魅力を表現した楽曲だ。中毒性の強いメロディーと個性あふれるパフォーマンスによって、「聴く楽しさ」と「観る楽しさ」を同時に届ける一曲として、公開当初から大きな話題を集めた。タイトルにある通り、BTSのj-hopeがフィーチャリングとして参加しており、グループの枠を越えたコラボレーションという点でも耳目を引いた。

数字の面でも、この曲はグループの記録を塗り替えている。発表当時、世界の二大ポップチャートとされる米ビルボード「ホット100」で50位、英国「オフィシャル・シングル・トップ100」で46位に同時にランクインし、チーム最高成績を記録した。米英双方の主要シングルチャートに並んで入るというのは、K-POPグループにとって一つの節目となる成果である。さらに、リリース直後の記録にとどまらず、最近ではワールドツアーやフェスティバルの現場で観客の大合唱を引き出しており、グループを代表するライブの人気曲として定着している。チャート上の成績と、現場での盛り上がりが両輪で続いている楽曲だといえる。

「MTV VMA」は、グラミー賞、アメリカン・ミュージック・アワード、ビルボード・ミュージック・アワードと並び、米国の四大大衆音楽授賞式の一つに数えられる。ミュージックビデオという映像表現を軸に据えた授賞式である点が他と異なり、パフォーマンスや演出の面白さが評価に直結しやすい。「聴く楽しさ」と「観る楽しさ」を兼ね備えると評された「SPAGHETTI (feat. j-hope of BTS)」が候補に挙がったのは、その意味でも符合する。今年の授賞式は9月27日に開催される予定だ。

ルセラフィムは今年後半、グローバルでの活動をさらに加速させる。9月13日には、世界的なゲームの祭典「ブリズコン2026」(BlizzCon® 2026)の閉幕ステージに立ち、フィナーレを飾る。音楽授賞式とは異なる客層が集まるゲームイベントの締めくくりを任される形で、音楽ファン以外の層にも接点を広げる機会となる。

続く16日からは、ロサンゼルスを皮切りに北米9都市をめぐる「2026 LE SSERAFIM TOUR『PUREFLOW』」に突入する。ワールドツアーの現場で「SPAGHETTI (feat. j-hope of BTS)」が観客の大合唱を呼んでいることを踏まえれば、この北米公演でも同曲がセットリストの中核を担う場面が予想される。さらに19日には、K-POPガールズグループとして初めて「2026 アイハートラジオ・ミュージック・フェスティバル」(2026 iHeartRadio Music Festival)に参加し、現地のファンと対面する。「K-POPガールズグループ初」という枠での出演であり、グループにとっても記録に残る一日になる。

こうして並べてみると、9月13日のブリズコン、16日開幕の北米ツアー、19日のアイハートラジオ、そして27日のMTV VMAと、9月だけで大型の予定が立て続けに組まれていることがわかる。ゲームの祭典、単独ツアー、大型ラジオフェス、授賞式という性格の異なる四つの舞台を一か月のうちに巡る日程であり、4世代K-POPガールズグループの先頭を走る底力を示す期間になりそうだ。

日本の読者にとっては、サクラとカズハという二人の日本出身メンバーが在籍するグループが、米国の四大授賞式の一つで候補に挙がったという点が、まず身近な話題だろう。ルセラフィムは2024年のVMAで「EASY」による受賞という結果をすでに残しており、今回はそこから積み上げた実績の上での再挑戦となる。「SPAGHETTI (feat. j-hope of BTS)」がビルボード「ホット100」50位、英「オフィシャル・シングル・トップ100」46位というチーム最高成績を記録した楽曲であることも合わせて考えれば、9月27日の「ベストK-POP」部門の結果は、グループが海外市場でどこまで足場を固めたのかを測る一つの物差しになる。授賞式当日まで、およそ一か月あまり。ステージと発表の双方に注目が集まる。

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