ファン・ジョンウム、20年ぶりのアイドルメイクに挑戦
(C) メディアファイン女優のファン・ジョンウムが2026年8月19日、自身のYouTubeチャンネルで「アイドルメイクをしてあゆみとクラブに行った日」と題した映像を公開し、ガールズグループSUGAR(シュガー)として活動していた当時を思わせるメイクとファッションに約20年ぶりに挑戦した。共に映像に出演したのは、SUGARで一緒に活動した歌手のあゆみ。二人がアイドル風のコンセプトで再び顔をそろえたことになる。
映像の中でファン・ジョンウムは、メイクを始める前に自らはっきりと注文を出している。「アイドルみたいにしてほしい。BLACKPINKのジェニーみたいにしてほしい」というリクエストだ。応じたメイクアップアーティストは、最近のアイドルのスタイリングでよく使われるというピンク色の輝きを生かした「ピンクビーム」メイクを提案。そこにラベンダー系のアイメイクを重ね、ファン・ジョンウムのはっきりした目鼻立ちを際立たせる仕上がりにした。完成した自分の顔を鏡で確認したファン・ジョンウムは「すごくきれい」「メイク、うまくできた」と満足した様子を見せている。女優として見せてきた落ち着いた洗練された印象とは異なる、華やかな雰囲気がそこにあった。

衣装も思い切ったものだった。ファン・ジョンウムが選んだのはランジェリー風の衣装で、これまでのイメージとは明確に違う姿となった。自分の姿を眺めながら、彼女は「ジェニーになりたい二児の母」と冗談を口にしている。深刻になりすぎず自分をネタにするこの一言に、彼女らしい明るさがよく表れていた。
一方、あゆみの反応も注目を集めた。映像の中であゆみは、ガールズグループNewJeansを思わせるスタイリングで登場。変身したファン・ジョンウムの姿を目にすると「これは19禁だ」と驚きを隠さなかった。さらに、以前とは変わったファン・ジョンウムの外見について「本当にすごく痩せた」と言及し、その変化に注目している。
二人の関係は、かつて同じステージに立った時代までさかのぼる。ファン・ジョンウムとあゆみは、2001年にデビューしたガールズグループSUGARのメンバーとして一緒に活動した間柄だ。ファン・ジョンウムはその後グループを脱退し、女優としての道を歩んでいくことになる。それぞれ女優と放送人として別々の分野で長く活動してきた二人が、長い時間を経て再びアイドルというコンセプトで息を合わせた形となり、当時の活動を記憶しているファンにとっても、これまでとは違う楽しさを感じられる内容となった。20年あまりという歳月を挟んで再びアイドルのスタイリングに挑んだファン・ジョンウムは、メイクとファッションを通じて、かつてのスターとしてのイメージと現在の自分を無理なく重ね合わせてみせた。そこにあゆみとの愉快なやりとりが加わり、二人の長い友情そのものにも関心が集まっている。
この映像の撮影に合わせて、ファン・ジョンウムは同じ8月19日、自身のSNSにあゆみとの2ショット写真も公開している。写真はソウル・梨泰院の店で撮られたもので、二人が寄り添ってポーズを取っている。添えられたコメントは「梨泰院の燃える水曜日!!!アちゃん本当にありがとう!!!超ベリーグッド!!!!」というもので、この投稿についてはTEN ASIAも同日に報じた。公開された写真の中で、ファン・ジョンウムは黒のノースリーブワンピース姿でテーブルに腕を乗せ、あゆみと親しげに顔を寄せている。カメラではなく横を見ながら微笑んでおり、手首に重ねた複数のブレスレットと指輪がアクセントになっている。あゆみは水色のトップス姿で写っている。
また同じ映像の中では、あゆみがファン・ジョンウムのSUGAR脱退後のエピソードを明かす場面もあった。二人はアイドル風のスタイリングのまま、ソウル・梨泰院にある粉食店(プンシクチョム、韓国の軽食店)で向かい合い、デビュー当時からの記憶をたどりながら語り合っている。話のきっかけになったのは、YouTubeの制作陣が二人に「クラブに行ったことがあるか」と尋ねたことだった。これに対してファン・ジョンウムは「私は行っていない。あゆみは行った」と答え、そこから話題はあゆみの側へと移っていった。今回のYouTube企画は、単にメイクとファッションの変身を見せるだけでなく、こうした昔話を交えたトークで構成されている点にも特徴がある。
日本の読者にとって補足しておくと、韓国では女優やタレントが自身のYouTubeチャンネルを持ち、テレビ番組とは別の形で日常や企画物のコンテンツを発信する流れが定着している。今回のようにメイクの過程をそのまま見せ、友人との会話をあわせて収録するスタイルは、その代表的な形のひとつだ。放送局の番組では見られない砕けた表情や、本人の口から出る率直な言葉が視聴者の関心を集めやすく、俳優にとっては新しい一面を伝える場にもなっている。ファン・ジョンウムがアイドル時代を自ら振り返り、当時の仲間と再び並ぶ企画を成立させられるのも、こうした自前のチャンネルという場があってこそだといえる。
ファン・ジョンウムは現在、離婚後に二人の息子を育てながら、女優とコンテンツクリエイターとしての活動を続けている。「ジェニーになりたい二児の母」という本人の言葉は、そうした今の立ち位置をそのまま反映したものでもあった。かつてガールズグループの一員としてステージに立った時期から、女優として長く積み重ねてきた時間、そして今のクリエイターとしての活動まで、複数の顔を持つ彼女が、その原点にあたるアイドル時代の姿を自らの手で再現してみせた企画だといえる。今回の映像を通じて、SUGAR時代を知るファンには当時の記憶が呼び起こされ、女優としての彼女しか知らない視聴者には新鮮な一面が伝わることになりそうだ。あゆみとの久しぶりの共演についても、二人の友情が長く続いてきたことを示すものとして受け止められている。






