クロックス、NCT WISHとの新キャンペーン「Do Your Thing」を公開
写真: NCT WISH — numbuzin / CC BY 4.0グローバルカジュアルフットウェアブランドのクロックス(Crocs)が、韓国のブランドアンバサダーを務めるNCT WISHとともに制作した新しいキャンペーン「Do Your Thing」を公開した。2026年8月19日、韓国メディアが伝えた。ステージ上のパフォーマンスではなく、メンバー6人がそれぞれの好みや関心に沿って過ごす日常の姿を収めた内容で、ブランドが掲げる自由な自己表現のメッセージを打ち出している。
今回のキャンペーンの軸になっているのは、6人が「6人6色」の時間を過ごす姿だ。舞台の上で見せる躍動的な表情から離れ、それぞれのリズム、関心事、好みに従って自由に時間を使う場面に焦点が当てられている。自分をひとつのスタイルに定義するのではなく、互いに異なる面を自然に受け入れて表現する。そんな考え方が、6つの異なる日常の瞬間として構成された。
メンバーごとの個性も、そのまま映像に落とし込まれている。シオンは開けた空間でキックボードに乗り、自由なエネルギーを見せる。リクは自分の靴をカスタマイズしたうえで鏡越しのセルフィーを撮り、自分だけのスタイルを表現する。ユウシは愛犬と公園でゆったりとした時間を過ごし、飾らない日常の姿を見せる。ジェヒはピアノの演奏に没入し、アーティストとしての一面をのぞかせる。そしてサクヤとリョウは屋外のカフェでジェンガを楽しみ、2人ならではの愉快な呼吸を見せている。
キャンペーン映像は、型にはまったパフォーマンスや演出ではなく、メンバーの日常を観察するように自然に映し出す方式で制作された。それぞれ別の場所で自分の時間を過ごしていた6人の物語が順に連なり、最後には全員が一か所に集まる構成になっている。やり方は違っても、誰もが自分らしく輝くことができる。クロックスが掲げる「愉快に自分らしく(Wonderfully Unordinary)」というメッセージが、この流れによって伝えられる。
キャンペーンの中心となる製品は、新商品の「クラシック クラフテッド ビーガンスエード スティッチ クロッグ(Classic Crafted Vegan Suede Stitch Clog)」だ。クロックスを象徴するクロッグのシルエットを、デザイン性を軸にしたスタイルへ解釈し直した一足で、柔らかくベルベットのような質感のビーガンスエードをアッパーに使い、ステッチのディテールを加えている。調節可能なストラップにはヒールピローを取り入れ、履き心地と安定したフィット感に配慮した。カラーはセピア(Sepia)、カーゴ(Cargo)などがそろい、さまざまなスタイルに合わせやすい構成となっている。
あわせて、NCT WISHメンバーの好みや個性を反映した新しい「ウィッシュ ピック ジビッツ チャーム」も登場する。各メンバーの趣味嗜好から着想を得たジビッツ チャームで構成されており、ファンが好きなメンバーの個性を自分のクロックスのスタイリングに取り入れられるようにした点が特徴だ。クロッグの穴に取り付けるチャームというクロックス特有の仕組みが、そのままメンバーごとのキャラクターを表す仕掛けとして使われている形になる。
NCT WISHは、SMエンターテインメント所属の6人組ボーイズグループ。明るく清涼感のあるエネルギーと、メンバーごとの個性を前面に押し出し、グローバルなZ世代から注目を集めている。今年クロックスの韓国ブランドアンバサダーに選ばれ、以降は「Do Your Thing」キャンペーンをはじめとするオンライン・オフラインの活動を通じて、ブランドのメッセージを発信してきた。今回の映像も、その延長線上にある取り組みだ。
クロックスは上半期に続き、下半期もNCT WISHとともに、ファンや消費者に向けたコンテンツとイベントを続けていく計画だという。決められたやり方に縛られず、それぞれの好みやスタイルを自由に表現するよう促し、ブランドが追求する自己表現のメッセージを継続的に届けていく方針だ。今回のキャンペーンは、その通年の取り組みの中の一区切りという位置づけになる。
NCT WISHが参加した「Do Your Thing」キャンペーンの映像とグラビア、そしてビハインドコンテンツは、クロックスコリア公式SNSチャンネルを通じて順次公開される。メンバーが着用した製品は、クロックスコリアの公式オンラインモールと全国の主要店舗で購入することができる。公開が一度にまとめて行われるのではなく段階的に進む形のため、映像本編のあとにグラビアやビハインド映像が続く流れとなる。
NCTをめぐっては、8月19日に関連する話題が相次いで伝えられている。同じ日にはNCT 127が正規7集のタイトル曲「Blingy」を発表することが報じられ、ヒップホップを前面に押し出したステージが予告された。この楽曲の振り付け制作には、メンバーのテヨンが参加したことが明らかになっている。NCT 127はメンバー構成が変わって以降、初めてのカムバックとなる点でも注目されており、韓国メディアはBIGBANG、ENHYPENとともに、8月中旬から下旬にかけて新体制を示す3組として取り上げた。またNCT DREAMのジェノは、「最高の笑顔天使アイドル」を選ぶ企画で1位に選ばれている。
日本の読者にとって、今回のキャンペーンはNCT WISHというグループの立ち位置を知るうえで分かりやすい事例と言える。日本人メンバーを含む6人組であり、ステージ上での完成された姿だけでなく、キックボード、靴のカスタマイズ、愛犬との散歩、ピアノ、ジェンガといった素の趣味がそのまま広告の題材になっている。ブランド側が「自分をひとつのスタイルに定義しない」というメッセージを掲げ、そこにメンバー個々の日常を重ねた構成は、グループの売り出し方とブランドの価値観が重なった形だ。公開されるコンテンツはクロックスコリアの公式SNSで確認できるため、韓国国内にいなくても映像やグラビアに触れることはできる。下半期も両者の協業が続くとされており、次にどのようなコンテンツやイベントが出てくるかが当面の関心事となる。





