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リセンヌで話題の巨済・徳浦海水浴場、記録的豪雨で砂浜が流失

RESCENE写真: RESCENE — 티비텐 TV10 / CC BY 3.0
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アイドルグループ「リセンヌ」のメンバー、ウォニとミナミらが訪れたことで一躍知られるようになった韓国・慶尚南道巨済市玉浦2洞の徳浦(トクポ)海水浴場が、記録的な豪雨によって大きな被害を受けた。オーマイニュースが8月19日に現地を取材したところ、白い砂浜は山から流れ落ちた木の枝やごみに覆われ、復旧作業が急ピッチで進められている状況だった。同紙は同日13時41分に写真記事として被害の様子を伝えている。

被害をもたらしたのは8月16日と17日の大雨だ。この2日間で降水量は927ミリに達し、従来の気象観測記録を塗り替える極端な豪雨となった。海水浴場一帯には山から土砂とともに木の枝やごみが押し寄せ、砂浜を覆い尽くした。砂の流失も相当な規模に及んでおり、19日時点で復旧作業が続いている。オーマイニュースが確認した現場は、深刻な雨の被害を受けており、復旧が急がれる状態だったという。

かつて金色の砂で埋め尽くされていた浜辺は、今や断層のような姿に変わってしまった。砂の下にあった砂利が大量に露出し、雨水と波によって砂が流された場所には、山から流れ込んだ木の枝などが代わりに堆積している。「巨済ヤッホー」のミームのおかげで地域の新しい観光地として浮上していた場所だが、取材時には人の姿をまともに見かけることも難しかった。

この海水浴場が注目を集めるきっかけとなったのは、リセンヌのメンバーによる訪問だった。巨済出身のウォニと、日本人メンバーのミナミらが訪れたことで、「巨済ヤッホー」というミームが生まれ、インターネット上で広く知られるようになった。ウォニのYouTubeチャンネル「안녕하세요원이입니다잘부탁드립니다(こんにちはウォニです、よろしくお願いします)」に投稿された映像は、再生回数1276万回を記録している。

その映像が撮影されたのは、被害からさかのぼること2か月前の5月のことだ。当時の徳浦海水浴場は、直線距離でおよそ400メートルに及ぶ砂浜が金色の砂で満たされていた。ウォニとミナミは、その浜辺で楽しそうに手をつないで歩いたり、糸を使った釣りを楽しんだりしていた。映像には、「○○海女」といった名前を掲げた活魚販売店で、海産物をその場で調理して試食する場面も収められている。だが、その店も19日の取材時には固く扉が閉ざされたままだった。ミナミが「パラパラ」を踊った場所も、以前とはすっかり様変わりしている。

5月に撮影された映像の中の風景と、豪雨後の現在の姿は、まったく別の場所のように見える。オーマイニュースの記事に掲載された写真の一部には、5月にウォニらが訪問した当時の映像がピンクの枠で切り抜いて添えられており、被害前後の対比がひと目で分かる形になっている。金色の砂浜が広がっていた場所に、いまは砂利と流木が横たわっているという構図だ。

住民やリセンヌのファンたちは、一日も早く豪雨以前の状態に戻ることを願っている。災害の知らせを聞いて釜山から現場を訪れたシンさん(36)は、「リセンヌ効果が続くためには、優先的な復旧が必要だと思う」と語った。地域にとってこの海水浴場は、アイドルの訪問をきっかけに生まれた新しい観光資源であり、その回復は単なる海岸の原状回復にとどまらない意味を持つ。

日本の読者にとって補足しておくと、巨済市は慶尚南道の南端に位置する島の都市で、造船業の街としても知られる。今回被害を受けた徳浦海水浴場は、その巨済市玉浦2洞にある。韓国では夏場に集中豪雨が発生しやすく、今回の16日から17日にかけての927ミリという降水量は、従来の観測記録を更新する規模だった。海に面した観光地が、山から流れ下る土砂や漂着物の直撃を受けた形になる。

また、韓国のアイドルグループがYouTubeで発信する日常系のコンテンツが、思わぬ形で地方観光の起点になるケースは近年珍しくない。今回の徳浦海水浴場も、ウォニのチャンネルに投稿された1本の映像が1276万回という再生回数を積み上げ、「巨済ヤッホー」というミームとして拡散したことで、地元の新たな観光スポットへと押し上げられた。ウォニ自身が巨済出身であることも、地元との結びつきを強めている要素だ。日本人メンバーであるミナミが一緒に浜辺を歩き、「パラパラ」を踊る様子は、日本のファンにとっても親しみやすい映像だったといえる。

そうして生まれた人の流れが、記録的な豪雨によって一時的に途切れた形だ。取材時の浜辺には人影がほとんどなく、活魚販売店も閉じたまま。砂の流失は相当な量に及んでおり、露出した砂利や堆積した木の枝を取り除く作業が19日時点でも続けられている。復旧がどの程度の期間を要するのかについて、現時点で具体的な見通しは示されていない。

リセンヌはウォニ、ミナミらが所属するアイドルグループで、メンバーがYouTubeを通じて発信する映像が広い層に届いている。今回の一件は、アイドルの発信力が地方の観光地に与える影響の大きさと同時に、その舞台となる場所が自然災害と隣り合わせにあることを示した出来事でもある。釜山から駆けつけたシンさんが口にした「リセンヌ効果が続くためには、優先的な復旧が必要だと思う」という言葉は、地元の人々やファンが共有している思いを端的に表している。金色の砂浜が戻る日を、住民もファンも待っている。

公式アカウントの投稿

写真・動画は各アーティストおよび所属事務所の公式チャンネルの投稿です。再生すると YouTube に移動します。

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