ソン・ガン、軍で出会ったBTS・Vと外出日を合わせて交流
写真: BTS — Samsung Saudi Arabia / CC BY 3.0俳優のソン・ガンが、兵役中に防弾少年団(BTS)のVと親しくなった経緯を語った。8月25日に公開されたYouTubeチャンネル「TEO テオ」のウェブバラエティ「サロンドリップ」にゲストとして出演し、軍服務時代のエピソードを明かしたもので、韓国のマイデイリーが同日午後7時26分に報じた。
二人の接点について、ソン・ガンは所属部隊の関係から説明している。「同じ軍団だったが役割は違った。Vは軍事警察特任隊(SDT)で、僕は一般兵だった」。部隊が同じでも任務が異なれば日常の接点は生まれにくいが、きっかけは人づてだった。「知り合いを通じて連絡が取れ、平日の外出日を合わせて一緒に出た」と、交流が始まった流れを語っている。


外出の中身は、同世代の友人同士のそれと大きく変わらなかったという。「一緒にご飯も食べたし、ネットカフェにもよく行った」とソン・ガン。さらに、Vの部隊の隊員5人と自分の部隊の隊員5人が集まり、5対5でチーム戦のゲームをしたこともあると明かした。芸能界の第一線に立つ二人が、それぞれの同僚を連れてネットカフェに集まる光景は、番組でも関心を集めた場面となった。
食事代の話題も出た。ソン・ガンは「主にVが払ってくれる」と照れた様子を見せつつ、自分もボウリングの賭けに負けたときには支払ったことがあると付け加えている。二人が軍服務中に一緒に撮った4カット写真が公開された際には、意外な親交として話題になった経緯があり、今回はその背景が本人の口から語られた形だ。
ソン・ガンは昨年10月に陸軍を満期除隊している。1994年生まれの彼にとって、同期の多くは2004年生まれで、10歳もの年齢差があった。それでも世代の壁は感じなかったという。「10歳違うのにギャグのコードがよく合った。外出や外泊のときもよく一緒に遊びに行った」と振り返り、「来週も会うことにしている」と、除隊後も続く関係を明かした。軍生活そのものについても「本当にすごく楽しかった」と満足感を示している。
芸能人であることで特別な視線を向けられなかったかという問いには、「最初はそういう視線を感じたが、ずっと一緒に生活していると、後には近所の兄ちゃんくらいに思うようになっていた」と答えた。同期たちとの外出コースも具体的だ。「朝8時に出たら、まずネットカフェに行った。そこで昼食まで済ませた」といい、とんかつ丼やラーメンをよく食べたという。その後はボウリング場へ行き、夕食を挟んでサウナまで回り、一日を目いっぱい使ったと語っている。
最年長として財布を開くこともあった。ソン・ガンは「金額が大きくなるときは僕が計算した。牛肉もたくさんおごった」と話す。一方でMCのチャン・ドヨンが「全部あなたが出してもいいんじゃないの」と冗談交じりに尋ねると、「必ず買わなきゃいけないんですか」と返し、笑いを誘った。
この日の出演は、復帰作の放送を目前にしたタイミングでもある。ソン・ガンは8月29日に初回放送されるtvNの新ドラマ「フォーハンズ」で視聴者と向き合う。芸術高校で出会った若者たちの友情と愛、競争と成長を描く作品だ。脚本はシン・イウォン、演出はパク・ヒョンソクが担当し、初回は8月29日午後9時10分から放送される。
「フォーハンズ」でソン・ガンが演じるのは、ピアニストのカン・ビオ。制作陣が8月25日に公開したハイライト映像によると、カン・ビオは権威あるコンクールで受賞しながらも家族に認められず、完璧な演奏を求めて自分自身を追い込んでいく人物として描かれる。同じくピアニストのチェ・ジョンヨをイ・ジュニョンが、ビオラ奏者のホン・ジェインをチャン・ギュリが演じ、3人の青春が音楽をきっかけに憧れと嫉妬、競争の渦へ巻き込まれていく過程が映像に凝縮されていた。
この作品は、二人の俳優にとって対照的な時期の出演となる。ソン・ガンにとっては除隊後に踏み出す最初の一歩であり、イ・ジュニョンにとっては入隊を前にした最後の作品にあたる。二人はそれぞれ「手が震えるほど緊張した」と心境を明かしている。兵役という同じ経験を、片や終えたばかり、片やこれから迎えるという立場で共有する二人が、ピアノを挟んで向き合う構図になる。
韓国では男性芸能人にとって兵役が活動の大きな区切りとなり、除隊後の第一作がその後を左右する。ソン・ガンの場合、除隊から10か月ほどを経ての本格的な復帰作となる。ネットカフェで昼食を済ませ、ボウリング場とサウナを回るという語り口は、スクリーンの中の人物像とは別の素顔をのぞかせるものでもあった。
一方、共演の話題に上ったBTSは現在、ワールドツアーの最中にある。米イリノイ州のJ.B.プリツカー知事は、現地時間8月27日と28日の2日間を「BTSデー・イン・イリノイ」に指定した。この2日間、シカゴのソルジャー・フィールドで「BTS WORLD TOUR『ARIRANG』IN Chicago」が開かれる。州の宣言文には、精神的な健康への意識を高めること、自分自身を愛すること(セルフラブ)、慈善活動を通じた社会的価値の実現といった、BTSがこれまで積み重ねてきた取り組みが書き込まれている。
BTSは正規5作目『ARIRANG』のタイトル曲「SWIM」で、9月27日に開かれる「2026 MTV ビデオ・ミュージック・アワード」の「今年の楽曲(Song of the Year)」部門と「ベストK-POP」部門の候補にも名を連ねた。『ARIRANG』はグループとして3年9か月ぶりに全員がそろって発表した完全体アルバムで、8月18日発表の米ビルボード「ビルボード200」では21位につけ、4月のチャートインから21週連続のランクインを続けている。兵役に伴う個人活動の期間を経て、7人での活動が本格化した中での成果だ。
軍服務という共通の時間を通じて生まれた二人の縁は、それぞれの復帰後の歩みとともに、韓国国内でも改めて注目を集めている。ソン・ガンは29日、tvN「フォーハンズ」で除隊後初めて連続ドラマの主演として視聴者の前に立つ。









