パク・ソダム、3年ぶり復帰 「エネルギーは100%」と語る近況
女優パク・ソダムが、ファッション誌「GQ KOREA」9月号のグラビアとインタビューに登場し、休養期間の過ごし方と3年ぶりのスクリーン復帰について語った。この記事は8月28日、韓国のスポーツ東亜(キム・スンヒョン記者)が伝えたもので、パク・ソダムは「今は俳優としても人間としても幸せだ」と、現在の心境を率直に明かしている。
インタビューでパク・ソダムがまず言葉にしたのは、仕事から距離を置いた時間の意味だった。「少し仕事を手放して、本当のパク・ソダムを大切にするための時間を過ごした」。そう振り返った彼女は、続けて「今日一日が楽しくて、明日が待ち遠しいと思えるエネルギーが100パーセント満たされた状態」と語った。休養を単なる空白としてではなく、自分自身を回復させる過程として受け止めていることがうかがえる言葉である。
写真: パク・ソダム — Lolo / CC BY-SA 4.0その期間の象徴が、34日間にわたる一人きりのヨーロッパ旅行だった。パク・ソダムはこの旅について「やったことのないことをやってみようという気持ちで勇気を出した」と説明している。そして「怖がっていたことをやり遂げたら、これから何でもできるという自信がついた」と、旅を終えた後の変化を語った。海外を一人で1か月以上旅するという選択が、彼女にとって挑戦であり、同時に自分への信頼を取り戻す手立てにもなったということだろう。
自身の性格については、「盛り上がりやすくて涙もろい行動派の長女」であり、同時に「計画型」だと紹介している。相反するようにも見えるこの二つの側面は、勢いで踏み出しつつも入念に準備を重ねるという、彼女の仕事の進め方にも通じるものかもしれない。旅を経て得たものについて、パク・ソダムは「演技以外の世界を見たら、美しいものがあまりにも多かった」と述べ、「これからはもっと楽しく演技ができそうだという気もする」と続けた。演技から離れた時間が、結果として演技に戻るための力になったという趣旨の発言である。
グラビアでのパク・ソダムは、モノクロとカラーを行き来する構成の中で、透明感のあるまなざしと芯の強い表情を見せている。公開されたカットでは、ビーズ装飾のオフショルダートップにファーのミディスカート、サテンのストラップサンダルを合わせ、あでやかなシルエットを完成させた。別のカットでは長く垂らしたブレイドヘアに、クラシックな柄のジャケットとタッセルスカートを組み合わせ、堂々としたカリスマ性を放っている。ブラックのオフショルダードレスをまとった姿では優雅な魅力を、白い花を手にして正面を見つめるカットでは、深みのあるまなざしで圧倒的な空気をつくり出した。
このグラビアと発言に対し、韓国のネットユーザーからは反響が寄せられている。「パク・ソダムならではの雰囲気が本当に唯一無二だ」「エネルギー100%という言葉がいい」「一人で34日間のヨーロッパ旅行なんてかっこいい」「久しぶりのスクリーン復帰がよかった」といった声が並んだ。休養明けの姿を歓迎する反応が中心となっている。
パク・ソダムの現在の活動の中心にあるのが、8月26日に公開された映画「慶州紀行」だ。作品は、8年前に修学旅行に出かけたまま帰ってこなかった末娘の誕生日を迎え、慶州へと向かう母と娘たち4人の旅路を描いている。パク・ソダムが演じるのは、感情よりも理性を優先する法学部出身の次女「ヨンジュ」役である。喪失を抱えた家族が、それぞれの距離感を保ちながら同じ目的地を目指すという構図の中で、理性を軸に置く人物を担ったことになる。
この「慶州紀行」が、パク・ソダムにとって3年ぶりのスクリーン復帰作にあたる。インタビューで語られた休養と旅の話も、この復帰と地続きのものとして語られたものだ。仕事を手放した時間、34日間の一人旅、そしてそこで得た「何でもできる」という自信。それらを経て彼女がたどり着いたのが、家族の喪失と向き合う物語で、感情を抑えて生きる次女を演じるという選択だった。
日本の読者にとっては、公開されたばかりの映画の内容と、その主演俳優が復帰までにどんな時間を過ごしたのかを併せて知る機会になる。韓国では俳優が作品公開に合わせてファッション誌のグラビアとインタビューに登場することが多く、今回の「GQ KOREA」9月号もその流れに沿ったものだ。作品のプロモーションでありながら、俳優本人の言葉で近況が語られる場にもなっており、今回のインタビューでも休養の理由や旅の詳細といった、作品の枠を超えた話題が本人の口から明かされた。
「今は俳優としても人間としても幸せだ」という言葉と、「エネルギーが100パーセント満たされた状態」という自己評価。パク・ソダムが休養を経てスクリーンに戻ってきた今、その充電された状態が「慶州紀行」のヨンジュという役にどう表れているのか。そして「これからはもっと楽しく演技ができそうだ」と語った彼女が、この先どんな作品を選んでいくのか。復帰第一作となる「慶州紀行」は、その出発点として観客と出会っている。






