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チン・ギジュ、白ドレスの近況写真を公開 『鉄槌教師』後の歩み

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俳優のチン・ギジュ(36)が8月28日、自身のインスタグラムに白いドレス姿の自撮り写真を投稿し、近況を伝えた。ネットフリックスシリーズ『鉄槌教師』(原題・참교육)で見せた強い印象とはまた違う、落ち着いた雰囲気の1枚となっている。

公開された写真のチン・ギジュは、白いハイネックのドレスを着てカメラをまっすぐ見つめている。両サイドの髪にはピンク系と茶系のヘアピンを留め、耳元にはハート形のイヤリングを合わせて、ヘアとメイクを整えた仕上がりだ。上半身を正面に向け、静かな表情で座る姿が収められている。背景には椅子と壁面が写り込んでおり、控室とみられる空間で撮影に臨む前の準備の場であることがうかがえる情報として伝えられた。飾り立てるというより、清潔感のあるスタイリングと端正な佇まいがそのまま写し取られた構図である。

チン・ギジュ写真: チン・ギジュ — Marie Claire Korea / CC BY 3.0

チン・ギジュがこのところ話題を集めているのは、ネットフリックスのオリジナルシリーズ『鉄槌教師』での活躍による。同作は2026年6月5日に配信が始まった全10話の作品で、日本語吹替版も用意されている。物語の中心にあるのは「教権保護局」という組織だ。特殊戦司令部出身の監督官ナ・ファジンが、校内で起きるさまざまな問題に独自のやり方で向き合っていくという設定で、後輩の監督官イム・ハンリム、そして生徒に扮して学校へ潜入する事務官ポン・グンデらとともに、いじめや不正の絡む現場へと踏み込んでいく。チン・ギジュが演じたのは、このイム・ハンリム役である。ナ・ファジン役をキム・ムヨル、ポン・グンデ役をBlock BのP.Oが務め、教権保護局を創設した教育部長官チェ・ガンソク役ではイ・ソンミンが共演した。

チン・ギジュが演じたイム・ハンリムは教権保護局の監督官であり、特殊戦司令部出身という設定を背負ったキャラクターだ。そのためチン・ギジュはアクションの練習とキャラクター研究に力を注いだと伝えられており、アクションとカリスマ性を併せ持つ演技が反響を呼んだ。教育現場を舞台にした設定と痛快な展開が注目され、作品自体が話題となる中で、彼女の存在感もあらためて評価されることになった。

チン・ギジュの歩みを振り返ると、その出発点は演技ではない。2014年のスーパーモデル選抜大会を通じて芸能界に足を踏み入れ、当時オリビア・ローレン賞を受賞して注目を集めた。翌2015年にはtvNのドラマ『二度目の二十歳』でパク・スンヒョン役を演じ、俳優としての活動を開始している。デビューから10年余りの間に、映画とドラマ、さらに近年はOTTと地上波を行き来しながら、着実に出演作を重ねてきた。

映画では2018年の『リトル・フォレスト』でウンスク役を務め、キム・テリ、リュ・ジュンヨルと共演したことが名を広めるきっかけとなった。この作品で第24回春史国際映画祭の新人女優賞を受賞し、映画俳優としての可能性を証明している。2021年には映画『ミッドナイト』でキム・ギョンミ役の主演を担い、スリラーというジャンルに挑戦した。同作では第13回イギリス・グリムフェスト映画祭で主演女優部門の特別言及を受け、海外の映画祭でも演技力が認められた。

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ドラマでの足跡も厚い。2018年にはJTBC『ミスティ』でハン・ジウォン役を演じ、サスペンス作品の中で存在感を示した。同じ年、MBC『come and hug me ~あなたを抱きしめる日まで~』(原題・이리와 안아줘)ではハン・ジェイ(キル・ナグォン)役として、メロとスリラーを行き来する人物像を演じ、演技の幅を広げている。2020年から2021年にかけて放送されたKBS 2TVの週末ドラマ『オー!サムグァンビラ!』では、イ・ビッチェウン役で主演を務めた。この作品ではKBS演技大賞の長編ドラマ部門女性優秀賞とベストカップル賞を受賞し、お茶の間での知名度を大きく高めることになった。韓国の週末ドラマは家族層を中心に幅広い視聴者が集まる枠であり、そこで主演を担って賞を得たことは、俳優としての立ち位置を固める上で大きな意味を持った。

近年はプラットフォームを問わない活動が続いている。2024年にはディズニープラスのドラマ『三食い(サムシキ)おじさん』でチュ・ヨジン役を演じて主演として活躍し、同じ年には映画『幸福の国』にチョ・スンジョン役で出演して、また異なる人物像を見せた。2025年にはMBCのドラマ『アンダーカバー・ハイスクール』でオ・スア役を担当し、学園ものと潜入という設定が組み合わさった作品の中心人物として登場している。そして『鉄槌教師』でネットフリックスに活動の場を広げた形だ。地上波、ケーブル局のtvN、JTBC、そしてディズニープラスとネットフリックスという主要なOTTまで、出演の場が幅広く分布している点は、現在の韓国ドラマ制作環境の変化とも重なる。

チン・ギジュという俳優を語る際にしばしば触れられるのが、演技の道に進むまでの経歴だ。サムスンSDSのITコンサルタントを経て、地方放送局の見習い記者として働いた後に、俳優へと転向したという異色の歩みが話題を集めてきた。複数の職業を経験した末に演技者の道を選んだ人物として知られ、バラエティ番組に出演した際には、数字の3と縁が多いというエピソードや「サムスニ」というあだ名を紹介し、親しみやすい一面を見せている。

今回の投稿は、そうしたキャリアの延長線上にある一枚である。撮影を控えた控室とみられる場所で撮られた白いドレス姿の写真は、『鉄槌教師』で見せたアクションとカリスマの印象とは対照的な、静かな空気をまとっている。作品ごとに異なる顔を見せてきた俳優が、次にどのような姿を届けるのか。日本の視聴者にとっても、『鉄槌教師』はネットフリックスで日本語吹替版とともに視聴できる作品であり、全10話という手に取りやすい分量から彼女の演技に触れられる入り口となっている。

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