ALPHA DRIVE ONE、カムバック後初の音楽番組で2曲披露
写真: ALPHA DRIVE ONE — 구르미 / CC BY 3.0韓国の男性アイドルグループALPHA DRIVE ONE(アルファドライブワン、ALD1)が8月27日午後に放送されたMnet「M COUNTDOWN(エムカウントダウン)」に出演し、ミニ2作目『UNBREAKABLE : 少年BEAST』の収録曲を音楽番組で初めて披露した。カムバック後としては最初の音楽番組出演となり、この日はタイトル曲「BORN DIRE(ボン・ダイア)」と収録曲「Diamond Hour (Standing Ver.)(ダイアモンド・アワー)」の2曲をステージにかけた。
2曲の並べ方には狙いがあった。「Diamond Hour」ではボーカルの力量を前面に出す構成を取り、対して「BORN DIRE」では荒々しく強烈なエネルギーと爆発的な群舞を見せ、アルバムのコンセプトである「BEAST」の姿を表現した。性格の異なる2曲を続けて見せることで正反対の魅力を同時に伝える形になり、カムバック初の音楽番組ステージを無事に終えた。

ステージで軸になった「BORN DIRE」の振付には、グローバルに活動する振付家のシエナ・ララウ(Sienna Lalau)とニック・ジョセフ(Nick Joseph)が参加している。シエナ・ララウは世界的なアーティストたちとの協業を重ねてきた振付家で、ニック・ジョセフも韓国を代表するK-POPアーティストの振付作業を手がけてきた人物だ。曲の持つエネルギーを最大化する方向で組まれた振付が、楽曲の完成度を押し上げたことになる。
「BORN DIRE」はミュージックビデオの段階からすでに話題を集めていた。100人以上のメガクルーが登場する映画的なパフォーマンス映像で、世界的なダンスチームであるザ・ストーリーズ(The Stories)との協業によってパフォーマンスの完成度をさらに高めている。ザ・ストーリーズは世界的なダンス競演大会「VIBE」で2024年と2026年の2度優勝しており、2024年には韓国チームとして初めて頂点に立った実績を持つ。グループの公式YouTubeアカウントで公開されたこのミュージックビデオは、一本の映画を見ているような没入感があると受け止められ、28日正午の時点で累計再生数2400万回を突破。世界各地のファンから関心を集めている。
チャートでの動きも早かった。ミニ2作目『UNBREAKABLE : 少年BEAST』はカムバックと同時に韓国・中国・日本の主要チャートで存在感を示している。日本ではオリコンのデイリーアルバムランキングで26日まで2日連続2位を記録した。これは今年デビューした新人の中では最も高い順位にあたり、現地での人気を裏づける数字となった。韓国国内でも収録曲全曲がMelonの「HOT100(発売100日)」にチャートインし、タイトル曲から収録曲まで満遍なく支持を受けている。タイトル曲「BORN DIRE」はBugsのリアルタイムチャートで1位を記録し、熱気が続いている。
この日は音楽番組だけで終わらなかった。同じ27日に高陽(コヤン)市のKINTEXで開かれた「2026 K WORLD DREAM AWARDS(ケイ・ワールド・ドリーム・アワーズ)」にALPHA DRIVE ONEは出席し、「K WORLD DREAM アーティスト賞」と「K WORLD DREAM スーパールーキー賞」を受賞して2冠を達成した。今年デビューしたばかりのグループながら、国内外の授賞式で受賞は通算10冠に達しており、上昇の流れが続いている。
グループの日本での動きは、今回のカムバックの前から本紙でも伝えてきた。8月27日付の記事では、日本での正式デビューを迎える前の段階で現地の主要チャート上位に相次いで名前を刻んだことを取り上げた。8月25日付のオリコン デイリーアルバムランキングで『UNBREAKABLE : 少年BEAST』がいきなり2位に入ったほか、LINE MUSICやiTunesでも軒並み上位を占めていた。所属事務所はWAKEONE(ウェイクワン)。日本での本格的な音楽番組活動が始まる前からこれだけの数字が並んだことで、グループは「グローバルで勢いのある新人」としての存在感を強めていた。今回のオリコン2日連続2位という記録は、その流れが一過性のものではなかったことを示す形になる。
韓国の音楽番組は、新譜のプロモーション期間においてグループの現在地を測る場として機能している。中でもMnetの「M COUNTDOWN」は主要な音楽番組のひとつで、カムバック直後にどのステージで何曲を見せるかは、そのアルバムをどう届けたいかという意思表示でもある。ALPHA DRIVE ONEが初回にタイトル曲だけでなく収録曲の「Diamond Hour」を、しかもスタンディング・バージョンという形で選んだのは、パフォーマンスの強度一辺倒ではなく歌唱の側面も同じ日のうちに見せるという判断だったといえる。日本の視聴者にとっても、こうした音楽番組のステージ映像は各局の公式チャンネルなどを通じて触れやすく、ミュージックビデオとはまた別の角度からグループの現在の力を確認できる材料になる。
デビュー年のうちにオリコンでの上位進出、韓国の複数チャートでの反応、そして授賞式での2冠がほぼ同じタイミングで重なった格好で、ALPHA DRIVE ONEにとって今回のカムバックは節目の意味を持つ。振付にシエナ・ララウとニック・ジョセフを迎え、ミュージックビデオではザ・ストーリーズと組み、100人以上のメガクルーを動員するという体制は、パフォーマンスを軸に据えるという方向性をはっきり示すものだ。音楽番組でのプロモーションが続く中、この方向性がどこまで支持を広げるかが、今後の見どころとなる。




