ハン・ソヒ、ディオールのバッグ手にした近況写真を公開
写真: ハン・ソヒ — Han So-Hee / CC0俳優のハン・ソヒが、8月29日に自身のインスタグラムを更新し、フランスのラグジュアリーブランド「ディオール」のバッグを手にした近況写真を公開した。韓国メディアのトップスターニュースが伝えた。投稿に添えられた文章は「@Dior」という一言のみで、装飾のない短い言葉と写真だけで現在の様子を伝えるかたちとなった。
公開された写真に写るハン・ソヒは、室内の空間でブラックのトップスとデニムのパンツを合わせたカジュアルな装いだ。手には黄緑色のトーンのキルティングバッグを持ち、それを体の前に差し出すようにしてカメラを見つめている。髪は明るいブロンドに仕上げられ、ドアの枠を背にして立ち、片手を頭の上へ伸ばして寄りかかるような姿勢をとっている。視線ははっきりとカメラに向けられ、飾らない日常の一場面を切り取ったような一枚に仕上がっている。
ハン・ソヒとディオールの関係は、この一枚だけの単発的なものではない。彼女は2023年からディオールビューティ・コリアのアンバサダーとして活動を続けており、2026年に入ってからもディオールに関連するグラビア撮影や雑誌の表紙撮影を継続している。俳優としての活動と並行して、ファッション・ビューティ分野でグローバルブランドと歩調を合わせる形が定着しているといえる。今回の投稿も、その延長線上にある近況報告として受け止められている。
ハン・ソヒは本名イ・ソヒ、32歳。韓国の俳優でありモデルでもあり、ドラマ、映画、ファッショングラビアと幅広い領域で活動してきた。2017年のSBSドラマ『また、めぐり逢った世界』でデビューし、その後MBC『黄金色の私の人生』ではなくMBC『金の花』でユン・ソウォン役を演じて注目を集めた。決定的な転機となったのはJTBC『夫婦の世界』で、ヨ・ダギョン役として強烈な印象を残し、一躍広く知られる存在となった。
その後もJTBC『わかっていても』ではユ・ナビ役で青春ロマンスを描き、視聴者の共感を集めた。Netflix『マイネーム』ではユン・ジウ/オ・ヘジン役を担い、アクションと感情演技を同時にこなしている。Disney+『サウンドトラック#1』ではイ・ウンス役として音楽とロマンスが溶け合う作品に出演し、Netflix『京城クリーチャー シーズン1』『同 シーズン2』ではユン・チェオク役として活躍した。地上波・ケーブルから配信プラットフォームへと活動の軸を広げ、OTT時代を代表する俳優の一人として位置づけられている。
スクリーンでの歩みは比較的あとから始まった。2024年の独立映画『暴雪』でイ・ユンソル役を演じ、映画デビューを果たしている。そして2026年公開を目指す商業映画『プロジェクトY』ではユン・ミソン役として犯罪スリラーというジャンルに挑戦。同じ年には映画『インターン』でソヌ役の主演を務め、職場環境を舞台にした物語を届ける予定だ。
その『インターン』については、ハン・ソヒが24日に開かれた製作発表会と記者懇談会に出席し、作品をアピールしたばかりだ。ソヌ役を演じる彼女は、先輩俳優のチェ・ミンシクとともに、職場生活のなかで起きる愉快なエピソードを描いた映画として劇場での挨拶を予告した。プレスカンファレンスでは撮影の過程やキャラクターの解釈についても語り、作品への期待を高めている。ディオールとの投稿は、この製作発表会からわずか数日後というタイミングでの公開となった。
今後の予定はさらに続く。『プロジェクトY』では夜の街と犯罪の世界を背景にした物語のなかで、ユン・ミソン役として強烈な演技を見せる準備を進めている。加えてNetflixオリジナルシリーズ『俺だけレベルアップな件』ではチャ・ヘイン役で主演を務め、ピョン・ウソクと呼吸を合わせる。新たな世界観のなかでの活躍が予告されており、作品性と大衆性を同時につかむ行方に関心が集まっている状況だ。
受賞歴も積み重ねてきた。2017年にK-モデルアワードのCF部門で今年のモデル賞を受賞し、広告界で注目され始める。2020年には今年のブランド大賞の女優(ライジングスター)部門と、第5回アジアアーティストアワードの俳優部門新人賞を『夫婦の世界』で受賞し、ライジングスターとして浮上した。2021年には2021大韓民国ファーストブランド大賞の女優ライジングスター部門と、第6回アジアアーティストアワードの俳優部門ベストアーティスト賞を受賞。2022年の第7回アジアアーティストアワードでも『サウンドトラック#1』でベストアーティスト賞を手にしており、複数年にわたってトロフィーを重ねている。
バラエティやコンテンツでの露出も途切れていない。2019年には『海が聞こえる』に固定出演し、自然なバラエティ感覚を見せた。2022年には『ホン・ジンギョンの映画のような덕후生活』にゲストとして参加し、作品と演技に対する考えを伝えている。作品関連のYouTubeインタビューやメイキング映像でもファンと活発に交流し、活動領域を広げてきた。直近では28日午後に公開されたYouTubeチャンネル「差し出せるものは何もないけれど」(通称チャジュィプル)にシーズン4最後のゲストとして登場し、ホストのイ・ヨンジと向き合っている。この回では、K-POPで初めてジェンダーレスをコンセプトに掲げるグループとして紹介されるXLOVの楽曲「SERVE」のミュージックビデオに出演した経緯を語ったほか、『マイネーム』の撮影当時に15キロ増量したことを明かし、体形を保つ秘訣を問われて「すべては運動だ」と言い切った。恋愛観についても「その人が自分の人生の半分以上を占めた瞬間に壊れてしまう。バランスを取ることが大事だ」と述べ、理想のタイプとして外見や条件ではなく「内面的に安定型の人を探している」と話している。
デビュー前には美術を専攻し、蔚山からソウルへ上京していくつものアルバイトを掛け持ちした経験があることも知られている。この時期の経験が作品のなかの人物を表現するうえで大きな力になったと、複数のインタビューで語ってきた。インディー音楽や独立映画、文学を好む嗜好をもとに、絵や文章を通じてファンと内面を共有してきた点も彼女の特徴として挙げられる。アクション作品を通じて運動と体力管理の重要性を実感して以降は、キックボクシングやピラティス、インターバルトレーニングなどを楽しみながら役の準備に取り組んでいるという。公式のプロフィールでは家族の項目に母方の祖母と妹、そして愛猫のマシュが並んで記載されており、祖母が彼女にテレビに出る人になってほしいと願っていたという逸話も、これまで何度も紹介されてきた。
日本の読者にとって、ハン・ソヒの出演作の多くはNetflixやDisney+といった配信サービスを通じて視聴できるものが中心となる。『マイネーム』『京城クリーチャー』シリーズのようにアクションやスリラーで強い印象を残した作品から、音楽とロマンスを結びつけた『サウンドトラック#1』まで、出演作の幅を広げながらキャラクター選択においても広いスペクトラムを見せてきた俳優だ。今回のディオールとの一枚は演技作品の情報ではないものの、ブランドアンバサダーとしての活動と、『インターン』『プロジェクトY』『俺だけレベルアップな件』へと続く俳優としての歩みが、同じ時期に並行して進んでいることを示す近況となった。








