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BTS、ワールドツアー「アリラン」で興行収入約6000億ウォン

BTS写真: BTS — LG전자 This file comes from LG Electronics's official Flickr. / CC BY 2.0
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BTS(防弾少年団)が今年4月から続けているワールドツアー「ARIRANG(アリラン)」の累計売上高が、8月11日時点で4億3320万ドル(約5980億ウォン)に達し、グループ自身の最高記録を塗り替えたことが分かった。米音楽専門メディアのビルボードが現地時間8月27日に伝えた集計をもとに、東亜日報が8月31日付で報じたもので、この期間に行われた公演は38回、チケット販売枚数は230万枚に上る。

数字の大きさは、過去の自分たちとの比較で最もはっきりする。BTSのこれまでの最高記録は「LOVE YOURSELF(ラブ・ユアセルフ)」ツアーの2億1390万ドル(約2953億ウォン)だった。今回の「アリラン」ツアーはその2倍以上で、しかもツアーはまだ途中である。8月11日という区切りまでの数字がこれなので、記録はさらに積み上がっていくことになる。ツアーは正規5集『アリラン』の発売に合わせて今年4月にスタートした。アルバムのタイトルをそのままツアー名に掲げた形で、作品と公演が一体となって走ってきた数か月の成果が、興行の数字として表れたことになる。

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写真: BTS — LG전자 This file comes from LG Electronics's official Flickr. / CC BY 2.0

ビルボードの分析では、7月単月の売上高も突出している。BTSはこの1か月間だけで「アリラン」ツアーにより1億250万ドル(約1415億ウォン)を稼ぎ出した。この結果、ビルボードの月間「トップ・ツアー」7月チャートで2位に入っている。1位は1億2440万ドル(約1689億ウォン)を記録したザ・ウィークエンドだった。

この順位について、BTSの所属事務所ビッグヒットミュージックは公演回数という観点から説明を加えている。「7月の1か月間、BTSは8回、ウィークエンドは16回の公演を行った」とし、「BTSは半分に満たない公演回数でウィークエンドと同水準の売上を上げた」と述べた。単純に割れば、1公演あたりの収益がそれだけ高かったという意味になる。スタジアム規模の会場をどれだけ埋められるかが問われる大型ツアーにおいて、回数の少なさを1公演の規模で補った格好だ。

ビルボードはさらに、記録の歴史的な位置づけにも触れている。「BTSはビヨンセ、バッド・バニーに続き、複数の月にわたって月間ツアー売上1億ドルを突破した史上3組目のアーティスト」だという。1億ドルという水準は単月で到達するだけでも稀だが、それを複数月にわたって繰り返した例となると、世界的にも数えるほどしかない。BTSがその3組目に名を連ねたということになる。

同じ集計は、8月28日にビルボードが発表した最新のボックススコア(興行収入集計)としても伝えられていた。iMBC芸能が8月29日に報じた内容でも、38公演で総額4億3320万ドル、韓国ウォン換算で約5998億ウォン、チケット販売枚数230万枚という数字が示されており、7月単月の1億250万ドルという月間収益もあわせて紹介されている。為替換算の違いで約5980億ウォン、約5998億ウォンと幅はあるものの、ドルベースの4億3320万ドルという数字は共通している。

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「アリラン」ツアーは各地で現地の反応も呼んできた。米イリノイ州のJ.B.プリツカー知事は、シカゴ公演に合わせて現地時間8月27日と28日の2日間を「BTSデー・イン・イリノイ(BTS Day in Illinois)」に指定した。この2日間、シカゴのソルジャー・フィールドで「BTS WORLD TOUR『ARIRANG』IN Chicago」が開催された。州が出した宣言文には、精神的な健康への意識を高めること、自分自身を愛すること(セルフラブ)、そして慈善活動を通じた社会的価値の実現といった、BTSがこれまで社会に対して果たしてきた役割が書き込まれていた。公演に先立って州が公式に歓迎の姿勢を示したもので、この件はiMBC芸能が8月24日に、スポーツ京郷も同日に報じている。

ツアーと並行して、BTSは韓国国内の授賞式でも中心に立った。8月27日午後に京畿道高陽市のKINTEXで開かれた「2026 K WORLD DREAM AWARDS」では、ベストアルバム賞とアーティスト賞に加え、この日の最高賞にあたるアーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞している。同じ授賞式では、ATEEZ(エイティーズ)がKワールドドリーム・ベストステージ賞、グループ人気賞、アーティスト賞、ベストアーティスト賞の4部門を受け、トロフィーを手にフォトタイムに応じた。BTSにとっては、ツアーの興行記録と国内での年間大賞が同じ時期に重なった形になる。

一方で、今年のBTSをめぐっては賞レースとの距離をめぐる話題もあった。米レコーディング・アカデミーがグラミー賞に「ベスト・アジアン・ポップ・ミュージック・パフォーマンス」部門を新設したことをきっかけに、BTSがグラミー賞への出品を拒否すると宣言したと先月伝えられている。この選択について、韓国の日刊紙ハンギョレは8月28日、支持を表明するコラムを掲載した。書き手は同紙国際ニュースチーム長の金志垠(キム・ジウン)記者で、コラム欄「コズモポリタン」に「BTSのグラミー『ボイコット』を支持する理由」との見出しで載った。米国で自身が受けた人種差別の体験を出発点に、音楽を地域や言語で区切ることの是非へと論を進める構成になっている。

メンバー個々の近況も伝えられている。俳優のソン・ガンは、8月25日に公開されたYouTubeチャンネル「TEO テオ」のウェブバラエティ「サロンドリップ」に出演し、兵役中にVと親しくなった経緯を語った。「同じ軍団だったが役割は違った。Vは軍事警察特任隊(SDT)で、僕は一般兵だった」と説明したうえで、「知り合いを通じて連絡が取れ、平日の外出日を合わせて一緒に出た」と交流のきっかけを明かしている。韓国のマイデイリーが同日午後7時26分に報じた。

今回の記録は、ツアーがなお進行中の段階で出てきたものである。8月11日までの38公演で4億3320万ドル、チケット230万枚。前回の「LOVE YOURSELF」ツアーの2倍以上という水準に、残りの日程がどこまで上積みされるかが次の焦点になる。日本の読者にとっては、ビルボードのボックススコアが公演ごとの動員とチケット売上を集計する業界の公式指標であり、月間「トップ・ツアー」チャートがその月に世界で最も稼いだツアーを並べたランキングであることを押さえておくと、7月の2位という順位の重みが見えやすい。1位のザ・ウィークエンドが16公演を行っていたのに対し、BTSは8公演。その差を踏まえたうえでの、ほぼ同水準の売上だった。

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