ハン・ソヒ、フリーズ・ソウル2026に登場 会場で撮影に応じる
写真: ハン・ソヒ — Han So-Hee / CC0俳優のハン・ソヒが9月2日、ソウル市江南区のCOEX(コエックス)で開かれた国際アートフェア「フリーズ・ソウル2026」に姿を見せ、会場でカメラの前に立ってポーズを取った。韓国メディアのイーデイリーが、写真とともにこの日の様子を報じている。撮影を担当したのは同紙のイ・ヨンフン記者で、記事は9月3日付で配信された。今回のハン・ソヒの登場は、作品のプロモーションや記者会見といった場ではなく、美術の見本市という舞台で、俳優としての活動とは別の文脈で公の場に立ったかたちになる。
会場となったフリーズ・ソウル2026は、世界的なアートフェアとして知られる「フリーズ(Frieze)」のソウル開催版である。今年の会期は9月5日までの4日間。同時に、韓国国内で最大規模のアートフェアである「キアフ(Kiaf・韓国国際アートフェア)」が9月6日までの5日間の日程で開かれており、二つのフェアを合わせて308の国内外のギャラリーが出展し、作品の売買が続けられている。フリーズが4日間、キアフが5日間と会期がずれて設定されているため、期間の重なる数日間はCOEXという一つの会場に国内外の画廊が集中することになる。ハン・ソヒが訪れた9月2日は、まさにその会期の序盤にあたる。

日本の読者に向けて補足すると、フリーズはロンドンを発祥とする国際的なアートフェアで、ソウルでの開催は現代美術の国際的な取引の場が韓国に置かれることを意味する。キアフは韓国国内のギャラリーが中心となって長く続けてきたフェアで、この二つが同じ会場、ほぼ同じ時期に開かれることで、期間中のソウルは美術関係者やコレクター、そして一般の来場者が集まる時期となる。308という出展ギャラリーの数は、国内外の画廊が一堂に会する規模を端的に示す数字だ。近年、こうしたアートフェアの会場には俳優やアーティストが姿を見せることも多く、報道各社の写真取材の対象にもなっている。今回のハン・ソヒの写真も、そうした会場での撮影の一枚として配信されたものである。
ハン・ソヒは、このところ立て続けにメディアに登場している。直近では、主演映画『インターン』の公開を控えている。チェ・ミンシクとハン・ソヒが主演する同作は、9月16日の公開に向けて準備が進んでおり、9月2日午後時点の映画振興委員会の予売集計では、予売率8%、予売枚数4万4千枚を記録して全体2位に入った。秋夕(チュソク)連休の興行を狙う作品の中では最も高い数字であり、好スタートを切った格好だ。集計で首位に立っているのは『オデッセイ』で、予売率55.4%、予売枚数30万枚と大きく水をあけている。『インターン』はこの数字には遠く及ばないものの、同時期に競合する『暗殺者(たち)』の予売率7.9%、予売枚数4万3千枚をわずかに上回った。差は予売率で0.1ポイント、枚数にして千枚という僅差である。フリーズ・ソウルの会場に姿を見せた9月2日は、この予売集計が報じられた日と同じ日にあたる。
それ以前にも、ハン・ソヒの動向は繰り返し伝えられてきた。8月29日には、自身のインスタグラムを更新し、フランスのラグジュアリーブランド「ディオール」のバッグを手にした近況写真を公開した。韓国メディアのトップスターニュースが伝えたところによると、投稿に添えられた文章は「@Dior」という一言のみで、装飾のない短い言葉と写真だけで現在の様子を伝えるかたちとなった。公開された写真のハン・ソヒは、室内でブラックのトップスとデニムのパンツを合わせたカジュアルな装いで、手には黄緑色のトーンのキルティングバッグを持ち、それを体の前に差し出すようにしてカメラを見つめている。髪は明るいブロンドに仕上げられ、ドアの枠を背にして立ち、片手を頭の上へ伸ばしていた。
また、8月28日午後に公開されたYouTubeチャンネル「差し出せるものは何もないけれど」(原題・차린건 쥐뿔도 없지만、通称「チャジュィプル」)には、シーズン4の最後のゲストとして出演している。この回はホストのイ・ヨンジと酒を酌み交わしながら語り合う内容で、映像のタイトルは「チャジュィプルの店じまいをしに来た国家権力級BOSS[差し出せるものは何もないけれど]EP.49 #ハン・ソヒ」だった。番組内でハン・ソヒは、恋愛観についても率直に語り、「その人が自分の人生の半分以上を占めた瞬間に壊れてしまう。バランスを取ることが大事だ」と述べた。イ・ヨンジから理想のタイプを尋ねられた際には、容姿や条件といった外見的な要素ではなく「安定型」という内面のあり方を挙げ、「内面的に安定型の人を探している」と話したうえで、「自分も最近は安定型になろうと努めている」という趣旨の言葉も口にしている。
同じ番組では、体づくりについても語られた。ハン・ソヒはNetflixシリーズ『マイネーム』の撮影当時に15キロ増量したことを明かし、体形を保つ秘訣を問われると「すべては運動だ」と言い切った。役作りのための極端な体重の増減と、その後の体調の変化についても触れ、現在の体づくりの方法を説明している。さらにこの回では、グループXLOV(エックスラブ)のミュージックビデオに出演した経緯も語られた。韓国メディアのニュース1が伝えたところによると、XLOVはK-POPで初めてジェンダーレスをコンセプトに掲げるグループとして紹介されており、ハン・ソヒが出演したのは同グループの楽曲「SERVE」のミュージックビデオである。彼女はその出演の動機について、「勇気ある選択がかっこよかった」と語っている。
こうして並べてみると、8月末から9月初旬にかけてのハン・ソヒは、YouTube番組での長時間のトーク、SNSでの近況公開、主演映画の公開準備、そして国際アートフェアへの登場と、性格の異なる場に続けて姿を見せていることになる。9月16日には主演作『インターン』の公開が控えており、秋夕連休の劇場での競争がどう動くかが次の焦点となる。フリーズ・ソウル2026は9月5日まで、キアフは9月6日までそれぞれ会期が続き、308のギャラリーによる展示と取引が最終日まで行われる。





