ILLIT、自主コンテンツ「SUPER ILLIT」EP27を公開 育児と結婚式が舞台
写真: ILLIT — theMEGASTUDY / CC BY 4.0グループILLIT(アイリット)が、公式の自主制作コンテンツ「SUPER ILLIT(スーパーアイリット)」のEP27を9月7日午後9時に公開した。動画はファンプラットフォームWeverseのILLIT公式コミュニティを通じて告知され、公開直後からコメント欄が反応で埋まった。タイトルは「手伝いに来たのに助けてください…」。依頼を受けてメンバーが現場に向かうという、このシリーズならではの設定が今回も踏襲されている。
公開にあたって公式が添えた紹介文は、広告のうたい文句を模した独特の書きぶりになっている。「即・時・依・頼・可・能・迅・速・正・確」と区切り字を挟んだ見出しに続けて、「かわいさで癒やされたいですか?」「お祝いされたいことがありますか?」「アイリットをリッチに愛していますか?」と読み手に三つの問いを投げかけ、最後は「ごちゃごちゃした隣町で迷わず、今すぐご連絡ください」と締めくくられている。何でも屋のように依頼を受けて動き回るという、シリーズ全体を貫くコンセプトをそのまま文章にした形だ。

今回の内容を読み解く手がかりになるのが、投稿に付けられたハッシュタグである。「#ILLIT」「#아일릿」「#SUPER_ILLIT」「#슈퍼아일릿」「#슈일릿」といったグループとシリーズを示すものに加えて、「#한강(漢江)」「#랜덤비빔밥(ランダムビビンバ)」「#아기(赤ちゃん)」「#육아(育児)」「#결혼(結婚)」「#축가(祝い歌)」が並ぶ。漢江を舞台にした場面、材料をランダムに選んで作るビビンバ、赤ちゃんの世話、そして結婚式での祝い歌といった要素が、一本の中に詰め込まれていることがうかがえる。コメント欄でも「ああ、だから結婚式に出席していたのか」と、これまで断片的に見えていた行動と今回の内容を結び付けて納得するファンの書き込みがあった。
コメント欄で最も多く名前が挙がったのはユナだ。動画のサムネイルに写ったユナの様子について、海外のファンからは「サムネイルのママ・ユナ、かわいい」「赤ちゃんの頃にノ・ユナにお尻の匂いを嗅がれていたと知って育つところを想像してみて」といった投稿が寄せられ、日本語では「サムネのユナー」「ユナ、愛してるよ!!!!」という書き込みが並んだ。育児という題材とユナの姿が結び付いて、公開直後の話題の中心になっていたことが分かる。自動生成された字幕についても「なぜ自動字幕はユナが悪態をついていることにするのか」と、字幕の精度に驚くコメントが上がっていた。
一方で、そのサムネイルをめぐっては注文をつける声もあった。あるファンは「動画のサムネイルが尊重されていないことに気づいた。あまり露骨にしないでほしい」と書き、「他のメンバーは全員、動画のカバーが尊重されているのに、ここではユナだけが違う。敬意を持って言うが、やっていることは明白だ。自分の勘違いで、YouTubeに動画をアップロードした人の単なるミスであることを願う」と続けた。公開されたばかりのコンテンツに対して、扱いの公平さを問う指摘がその場で出た形になる。
ミンジュに言及するコメントも複数見られた。「ミンジュさん…どうしてこんなにきれいなんですか」「ミンジュ、ファイティン」といった書き込みのほか、ウォンヒの名前を挙げた投稿もあった。全体としては「本当にかわいすぎます!」「本気でかわいい」「とてもかわいい」といった短い感想が大半を占め、日本語では「赤ちゃんが赤ちゃん(???)」という、育児回の構図そのものを言い当てた一言も投稿されている。公式アカウントかつデジタルメンバーシップの表示が付いたアカウントからも「so cute!!」というコメントが寄せられた。
反応が国際色豊かだったことも、この日の特徴だった。韓国語、英語、日本語、中国語のコメントが入り混じり、「ILLIT BRASIL LOVES YOU SO MUUUUUUUUCH」とブラジル国旗の絵文字を大量に連ねた投稿や、「ようやくだ、みんなにすごく会いたかった」「これはすごくわくわくする」といった書き込みが続いた。中国語では「なんで子育てまで始めたの」「B站(bilibili)にはまだ上がってないの」と、公開プラットフォームごとの時間差に触れる声もあった。ILLITはbilibiliに公式スペースを開設しており、Weverseや YouTubeでの公開後に各地域のプラットフォームへ順次展開される流れがあることが、こうしたコメントからも読み取れる。掲載時点でこの投稿へのコメントは120件を数えていた。
ILLITはBELIFT LAB所属のグループで、Weverseの公式コミュニティを軸に、YouTube公式チャンネル「@ILLIT_official」、X(旧Twitter)のグループ公式アカウントとメンバーアカウント、TikTok、Instagram、Facebook、Weibo、bilibili、Douyinと、幅広いプラットフォームで発信を行っている。日本のファン向けには日本公式X「@ILLITjpofficial」も運用されている。今回のEP27も、Weverseでの告知と併せてYouTubeに動画がアップロードされており、ファンはいずれの入り口からも視聴できる。
「SUPER ILLIT」はエピソード番号が27に達したシリーズで、メンバーが依頼を受けて動くという枠組みの中で毎回異なる題材を扱ってきた。今回のように漢江、ランダムビビンバ、育児、結婚式の祝い歌といった複数の要素を一本にまとめる構成は、メンバーの素の反応を引き出す作りになっており、コメント欄の「かわいい」という短い感想の多さは、その狙いが視聴者に届いていることを示している。同時に、サムネイルの扱いを指摘する投稿のように、シリーズが積み重ねてきた分だけファンが細部まで見ていることも浮き彫りになった。
日本の読者にとっては、Weverseが韓国のアーティストとファンをつなぐ主要なプラットフォームであり、投稿への翻訳表示機能を通じて各国のファンのコメントを読める点が、こうした自主コンテンツの楽しみ方の一つになる。実際にEP27のコメント欄でも、日本語話者の書き込みと英語圏、中国語圏のファンの反応が同じ画面に並んでいた。次のエピソードがどのような依頼から始まるのか、シリーズの続報が待たれる。









