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『ヒドゥンアイ』でパク・ハソンがチョンハに恋愛助言

パク・ハソン写真: パク・ハソン — acrofan.com / CC BY-SA 3.0
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歌手のチョンハが、9月7日に放送されたMBC every1のバラエティー番組「ヒドゥンアイ」にゲストとして出演し、俳優のパク・ハソンから恋愛についての率直な助言を受けた。番組内でパク・ハソンが口にしたのは「私がチョンハの年齢だったら、どんどん会いたい」という一言。結婚を経験した先輩として、また人生の先輩としてチョンハに向けられた飾りのない言葉であり、スタジオの空気を一気に持っていった。パク・ハソンは、結婚する前にいろいろな男性と多く会ってみたほうがいい、という趣旨の話をチョンハに伝えたという。

この日のチョンハは、ソロアルバム「Mexico」を携えての出演だった。番組では冒頭から、自分のほうから「ヒドゥンアイ」にどうしても出演したかったと語り、番組に対する並々ならぬ愛着をのぞかせている。ゲストが番組側に呼ばれて出るのではなく、本人が出演を熱望していたと明かす場面は、それだけでスタジオの雰囲気を和ませる材料になる。実際この日の放送は、チョンハという一人のアーティストの内側に踏み込む展開が続いた。

チョンハ
写真: チョンハ — DIVE Studios / 다이브 스튜디오 / CC BY 3.0

MC陣はまず、チョンハのI.O.I(アイオーアイ)時代に光を当てた。デビューから10年という歳月は、当事者にとっても、見ている側にとっても、とても昔のことのように感じられる。だがMC陣は、いざ自分たちの年齢になってみると、その歳月はそこまで実感を伴わないものだと語った。10年という数字の重さと、実際に生きてきた体感との間にあるずれ。芸能界で長く走り続けてきた面々だからこそ出てくる話であり、そこから自然に、チョンハに向けた人生の助言へと話題が移っていった流れだった。

そしてパク・ハソンの「돌직구(ストレートな直球)」とも言うべき一言が飛び出す。番組の記事でも「予想できなかった一言」と表現されているとおり、事前に用意された展開ではなく、話の流れの中で自然にこぼれた言葉だったようだ。結婚した先輩が、まだ独身の後輩に向けて、結婚前にできる経験はしておいたほうがいいと勧める。芸能人同士のトーク番組でしばしば繰り返される定型的な励ましとは違い、具体的で、逃げ場のない助言である。だからこそ視聴者の目を引いた。

この日の放送で注目を集めたのは、恋愛の助言だけではなかった。チョンハは自身の人生の話にも踏み込み、幼い頃には刑事になる夢を持っていたと打ち明けている。歌手としてステージに立つ現在の姿からは、なかなか結びつきにくい過去の夢だ。ではなぜその夢を諦めたのか。チョンハが挙げた理由は、意外なものだった。体力的な面もそうだが、自分が賢くないように思えたから、というのである。自分の能力を冷静に見積もったうえで進路を変えたという、飾らない告白だった。

この告白に反応したのがキム・ドンヒョンだ。彼もまた、幼い頃に刑事を夢見ていたと明かした。ただしチョンハとは事情が違う。体力だけは十分にあったが、自分もまた賢くなかったので刑事の夢を諦めた、とおどけてみせたのだ。体力には自信があったけれど勉強とは距離があった——そんな自虐に、スタジオには笑いが起きた。同じ夢を、それぞれ違う理由で手放した二人が並ぶ構図が、この日のトークのひとつの見どころになった。

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チョンハにとって、この時期は自分の年齢や人生について語る機会が続いている。前日の9月6日に放送されたSBSのバラエティー番組「憎い私の子(原題:미운 우리 새끼、通称ミウセ)」でも、30代を迎えた今の心境や、恋愛・結婚に対する率直な考えを打ち明けていた。今年30代に入ったチョンハは、かつて自分が思い描いていた30代の姿と、実際の自分との間に大きな隔たりがあると語り、スタジオの笑いを誘っている。幼い頃に想像していた30歳像について、チョンハは「すごく幼かった頃は、30歳くらいになったら結婚もしているかもしれないし、全部そろっているだろうと思っていた。恋愛経験も豊富で、大人になっているんじゃないかと考えていた」と振り返っていた。この「ミウセ」での発言と、翌日の「ヒドゥンアイ」でパク・ハソンから受けた助言は、内容としてきれいに地続きになっている。想像していた30代と現実の自分とのギャップを語ったチョンハに対し、結婚した先輩が「今のうちにたくさん会っておいたほうがいい」と背中を押した形だ。二日連続で、チョンハの年齢と恋愛観をめぐるトークが地上波とケーブルの両方で電波に乗ったことになる。

一方のパク・ハソンも、9月に入ってから公の場に姿を見せている。9月2日午後には、俳優のリュ・スヨンとともに、ソウル・龍山区漢南洞のリウム美術館で開かれたイベント「CJ ナイト イン セレブレーション オブ フリーズ・ソウル」に登場した。二人が並んで立つ様子を写した写真は、韓国メディア・ニュースエンのイ・ジェハ記者が撮影したもので、同日午後8時40分に配信されている。写真に添えられた見出しは「並んで立つだけで画報カット」。凝ったポーズを取るわけでもなく、ただ隣り合って立っているだけで一枚のグラビアのように見える——現場でそう受け止められたことが、そのまま見出しになった。会場となったリウム美術館は、ソウル市龍山区漢南洞にある美術館だ。夫婦としての穏やかな存在感が伝えられた数日後に、今度はバラエティー番組で「結婚した先輩」としての言葉が話題になった格好である。

舞台となった「ヒドゥンアイ」は、MBC every1の時事教養番組で、毎週月曜夜8時30分に放送されている。バラエティーの枠組みを持ちながら、実際の事件や社会の出来事を扱う構成が特徴だ。同番組がこれまでに取り上げてきたテーマを見ると、小学生を脅した友人の母親をめぐる問題、ごみの山の中に放置されていたペット犬の実態、中華料理店の従業員暴行事件の顛末、道路の真ん中で騒ぎを起こした男性、激しい抵抗を突破して違法な外国漁船を取り押さえた海洋警察など、日常のすぐ隣にある事件が並ぶ。日本の視聴者にはあまりなじみのない編成だが、韓国では、こうした事件や社会問題を専門家とMCが解きほぐしていく教養バラエティーがひとつのジャンルとして定着している。番組のキーワードには、キム・ソンジュ、ピョ・チャンウォン、クォン・イリョン、イ・デウといった名前も並んでおり、犯罪心理やプロファイリングの専門家が加わる布陣であることがうかがえる。

そうした番組にゲストとして招かれたチョンハが、刑事になりたかったという幼い頃の夢を語ったのは、番組の性格を考えれば偶然以上の意味を持つ。事件を扱い、捜査の現場を掘り下げる番組の場に、かつて捜査官を志した歌手が座り、その夢を諦めた理由を自分の言葉で説明する。さらにMCのキム・ドンヒョンが同じ夢を持っていたと重ねたことで、この日のスタジオには「刑事になれなかった者たち」という予期せぬ共通項が生まれた。番組への出演を熱望していたというチョンハの言葉の背景にも、こうした関心があったのかもしれない。

ソロアルバム「Mexico」で活動中のチョンハにとって、今回の「ヒドゥンアイ」出演は、音楽活動の外側にある素の姿を見せる場になった。I.O.I時代から数えて10年という節目、30代に入った実感、幼い頃の夢、そして先輩から受けた恋愛の助言。この日の放送に詰め込まれた話題はいずれも、ステージ上のチョンハとは別の角度から本人を照らすものだった。「ヒドゥンアイ」は今後も月曜夜8時30分の枠で放送される。

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