キム・ムヨル、初単独ファンミ控え日常公開 妻のYouTubeで練習風景も
写真: キム・ムヨル — K-POPit 티비텐 / CC BY 4.0俳優キム・ムヨルが、23日に初の単独ファンミーティングを開くのを前に、その準備過程と日々のトレーニングの様子を公開した。舞台となったのは、妻で俳優のユン・スンアが運営するYouTubeチャンネル「スンアロウン」。16日に「ムヨロウン、彼が帰ってきた」と題した動画が投稿され、散歩や食事といった何気ない時間から、広告撮影、ボクシング、ウエイトトレーニング、そしてファンミーティングの準備まで、一日の流れがそのまま収められた。
「ムヨロウン」は、ユン・スンアがキム・ムヨルの日常を追いかけるコーナーだ。今回は久しぶりの撮影で、突然カメラを向けられたキム・ムヨルは「これはある日突然やってくるコンセプトなのか」と戸惑いを見せた。これに対してユン・スンアは「うちにはコンテがないじゃない」と返している。台本もコンテもないまま始まるという企画の性格が、そのやり取りに表れていた。ブイログ撮影に慣れていないキム・ムヨルはぎこちない様子を見せながらも、次第に自然体で一日を明かしていった。
この日、夫婦の間で小さな勝負が発生した。息子ウォニ君の降園のお迎え時間と、午後3時に予定されていた運動の時間が重なってしまったためだ。どちらが迎えに行くかをじゃんけんで決めることになり、キム・ムヨルは「勝った人が、この上なく嬉しい気持ちで、ときめく心を抱いてウォニを家に連れて帰る」と説明した。ところが実際に勝負に勝ち、お迎え担当が確定した瞬間、彼は手をテーブルの上にがくりと落とすという極めて現実的な反応を見せ、笑いを誘った。建前と本音のギャップが、そのまま画面に残った格好だ。
広告撮影を終えた後は、本格的なトレーニングに移った。グローブをはめたキム・ムヨルは、素早い動きでボクシングの練習をこなしていく。その姿を撮影していたコーチは「映画のワンシーンのようだ」と感嘆した。カメラが回り始めるといっそう情熱的に動くキム・ムヨルに対し、「カメラがあるからすごく上手だ」と冗談を投げかける場面もあり、練習場は和やかな雰囲気に包まれた。ボクシングに続いて公開されたのはウエイトトレーニングの現場で、くっきりと割れた背中の筋肉と圧倒的な筋力を見せながら、高強度の運動を続けた。Netflixシリーズ「鉄槌教師」の撮影を終えた後も、体の状態に一切の緩みがない点が目を引いた。
ファンミーティングの準備も同時進行していた。キム・ムヨルは、ファンが一緒に撮影できるフォトフレーム用の写真を撮るためにセルフ写真館を訪れた。さらに、自身の結婚式で祝歌を歌ってくれた友人であるチョン・ジュニルの作業室にも足を運び、ファンミーティングで披露する歌を練習した。チョン・ジュニルがその場でハーモニーを重ねると、キム・ムヨルは真剣な態度で呼吸を合わせ、本番のステージへの期待感を高めた。歌の準備からフォトフレームの撮影まで、細部を自ら確認していく姿勢がうかがえる内容だった。
初の単独ファンミーティング「2026 KIM MOO YUL 1st FANMEETING 마주」は、23日午後3時からガビンアートホールで開かれる。デビューから長く活動してきた俳優が、単独名義のファンミーティングを開くのは今回が初めてとなる。
直近の代表作となったのが、動画の中でも言及されたNetflixシリーズ「鉄槌教師」だ。キム・ムヨルは教権保護局監督官のナ・ファジン役を演じ、強烈なアクションと存在感で好評を得た。特殊戦司令部出身のナ・ファジンが、校内で起きるさまざまな問題に独自の方法で向き合っていく物語で、後輩の監督官イム・ハンリム、生徒に扮して学校に潜入する事務官ポン・グンデらとともに、いじめや不正が絡む現場へ足を踏み入れていく。イム・ハンリムをチン・ギジュ、ポン・グンデをBlock BのP.Oが演じ、教権保護局を創設した教育部長官チェ・ガンソク役でイ・ソンミンが共演した。全10話で、配信開始は2026年6月5日。日本語吹替版も用意されており、日本の視聴者もNetflixで視聴できる。
作品の性格上、キム・ムヨルにはアクションの比重が大きくかかっていた。動画で公開されたボクシングやウエイトトレーニングは、撮影が終わった後も続いているもので、体づくりが一時的なものではないことを示している。コーチが漏らした「映画のワンシーンのようだ」という言葉も、その積み重ねの上にある反応だといえる。ファンミーティングを目前に控えた時期にこうした日常が公開されたことで、俳優としての顔と、家庭での顔の両方が同時に伝わる構成になった。
「スンアロウン」はユン・スンアが運営するYouTubeチャンネルで、韓国では俳優が自身のチャンネルを通じて日常を発信するケースが増えている。事務所を通した公式コンテンツとは異なり、演出の少ない素の姿が出やすいのが特徴だ。今回の動画も、じゃんけんに勝って肩を落とすキム・ムヨルの反応や、カメラの前でぎこちなくなる様子など、作品では見られない表情が中心になっている。夫婦が軽い言い争いを見せる場面も含まれており、現実の夫婦らしいやり取りがそのまま残された。
本紙では17日にも、この動画をめぐる話題として、キム・ムヨルが初のファンミーティング準備と息子の送り迎えをかけた夫婦のじゃんけんに臨んだ様子を伝えている。今回公開された内容は、その一日をさらに詳しくたどるもので、運動の現場やチョン・ジュニルの作業室での練習風景まで含まれる。ファンミーティング当日まで残りわずかとなる中、準備の過程が段階的に明らかになった形だ。ガビンアートホールで開かれる「마주」がどのような内容になるのか、動画で練習していた歌がステージでどう披露されるのかに注目が集まる。





