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チョン・ヘイン、Netflix『恋は飴模様』で元やくざのボクシングコーチに

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俳優チョン・ヘインが、2026年8月7日に配信が始まったNetflixオリジナルシリーズ『恋は飴模様』(原題:이런 엿 같은 사랑)で、元やくざの過去を持つボクシングコーチ、チャン・テハを演じている。ロマンティックコメディの主人公でありながら、記憶と犯罪をめぐる謎の中心にも立つ役どころで、これまで別々の作品で見せてきた柔らかな魅力とアクション経験を、一人の人物の中で同時に成立させることが求められる配役となっている。

『恋は飴模様』は全12話で制作されたNetflixオリジナル作品だ。物語は、記憶を失ったソウル中央地検の検事コ・ウンセと、自分こそが彼女の恋人だと言い張る男チャン・テハの同居から動き出す。テハは元やくざという過去と、ボクシングコーチという現在を併せ持つ人物。ウンセの前で恋人を名乗るものの、当のウンセはその関係をまったく覚えていない。汚職を追ってきた検事と、いわくつきの過去を持つ男が一つ屋根の下で暮らすという設定に、記憶喪失と犯罪事件のミステリーを重ねた構成になっている。

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チョン・ヘインがテハを、ハヨンがウンセを演じる。演出は『マイ・デーモン』のキム・ジャンハン、脚本はモ・ジヘが手がけた。脇はホ・ソンテ、キム・ヨンオク、チャン・ヘジンといった実力派が固めている。作品に登場する飴の里の場面は、慶尚北道醴泉郡の金塘室村で撮影された。

配信直後の反応も数字に表れた。Netflixの集計で、8月3日から9日までの期間に本作は全体作品で9位、非英語圏作品で5位に入っている。視聴時間は3,790万時間、視聴数は320万回だった。配信開始が8月7日である点を踏まえると、この数字は実質的に公開からわずか3日間で積み上げられたもので、初動の反応を示す第一週の成績ということになる。

チョン・ヘインにとってチャン・テハは、これまでのキャリアの二つの方向を一つに束ねる役でもある。『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『春の夜』『おつかれさま、また明日』などで繊細な恋愛感情を演じてきた一方、『D.P.』シリーズや『ベテラン2』ではアクションと緊張感の強い人物を担ってきた。テハという役は、その両方の持ち味を同じ作品の中で使える点で、現在のフィルモグラフィーの広がりを示している。『D.P.』のアン・ジュノ、『おつかれさま、また明日』のチェ・スンヒョ、『ベテラン2』のパク・ソンウを経て『恋は飴模様』のチャン・テハに至るまで、作品ごとに求められる性格は変わり続けてきたが、テハではロマンスと犯罪劇の緊張感を一人の人物の中で同時に解いていく形になっている。

作品の反響は、指標にも反映された。2026年32週目(8月3日〜9日)の俳優ブランド価値で、チョン・ヘインは24,046点を記録し12位に入った。内訳を見ると、熱読率の反映点数が14,453点で該当指標7位、総合スコアの約60.1%を占めており、記事消費が今週のブランド価値を支える最大の土台となった。次いでグッドデータのファンデックス反映点数が8,420点で4位、ブランドスコアの約35.0%を占めた。この二つだけで総点の95.1%に達している。

ファンデックスは、放送・OTT番組とその出演者をめぐるニュース、オンライン投稿、動画、SNSなどの話題性を総合する指標で、視聴率や演技力の評価とは性格が異なる。日本の読者にはやや馴染みの薄い指標だが、韓国では作品と出演者がどれだけ「語られているか」を測るものとして参照されている。チョン・ヘインの場合、放送・OTTコンテンツを取り巻く関心が、ブランドスコアの中でも大きな比重として表れた形だ。

そのほかの項目では、YouTube再生数の反映点数が935.25点で6位、読者推薦が238点で9位となり、総点に占める割合はそれぞれ約3.9%、約1.0%だった。熱読率やファンデックスに比べると比重は小さいものの、記事を読むという行動以外に、映像コンテンツの消費や推薦という接点も続いていたことを示している。ニュース報道は14件で報道量順位4位。ただしこれはブランドスコアの10個の中核反応指標と同じ点数項目ではなく、チョン・ヘインをめぐる報道露出の規模を見る補助指標という位置づけになる。

興味深いのは、読者の反応が最新の主演作だけに集中していなかった点だ。読者推薦で最も高い反応を得たのは、『驚きの土曜日』の順天ウッチャン市場にあるアヒル手羽の唐揚げの名店の場所を扱った記事で、18件を記録した。この記事にはチョン・ヘインとともに、『恋は飴模様』に出演したホ・ソンテ、ハヨンの名前も並んでいる。熱読率で最高の反応を示したのは1,170回を記録した『サロンドリップ』関連の記事で、7月に締めくくられたリセンヌのミナミ、ウォニ回に続く8月のゲストラインナップにヨンケイとチョン・ヘインの名前が挙がった内容だった。作品の中のキャラクターだけでなく、俳優自身の話を聞けるトークコンテンツへの関心も、記事消費という形につながっている。

つまり今週の反応構造は、一つの形に集約されていない。Netflixでは新作とチャン・テハというキャラクターが活動の中心に立ち、記事の領域ではバラエティやトークショーなど、俳優のより親しみやすい一面に触れられるコンテンツが関心を集めた。作品活動と放送コンテンツが、それぞれ異なる経路で大衆との接点を広げている構図だ。

ファンの直接的な参加を示す指標も出ている。スーパースターブランドパワー投票の総合順位でチョン・ヘインは155位。個別投票のうち美男部門では960票を獲得し52位に名を連ねた。記事の熱読やオンライン話題性とは違い、投票はファンダムの選択と参加を確認できる指標である点で、別の意味を持つ。

なお、チョン・ヘインをめぐっては新作以外の話題も続いている。8月18日午後9時に放送されるSBSのバラエティ番組『暇さえあれば、』では、自身のマネージャーを務めているのが実の弟であることを本人の口から明かした。きっかけは、オンラインコミュニティで拡散した空港での一枚の写真だった。大きな傘をチョン・ヘインに差しかけるマネージャーの姿が写っており、一部では「パワハラではないか」という受け止め方まで出て、笑うに笑えない騒ぎになっていたが、その傘を差していたマネージャーが実の弟だったと判明し、話題の性質が一変した経緯がある。番組では、この弟について「家族を超えた関係」と語っている。

一方で、8月17日には、声の出演を務めるアニメーション映画『アガミ』のマスコミ試写会・記者懇談会に出席しないことが確認された。試写会は8月26日にソウルのCGV龍山アイパークモールで開かれ、アン・ジェフン監督と、同じく声の出演で参加したカン・ハヌル、ユ・ジェミョン、キム・ソニョンが顔をそろえるが、主人公の声を担当したチョン・ヘインは出席者リストから外れている。「ヘリュ」役のイ・チョンアも今回の懇談会の参加者には含まれていない。チョン・ヘインが『アガミ』で演じるのは物語の中心人物「ゴン」だ。同じ8月17日には、予定されていたスケジュールが相次いで取り消されたと韓国メディアが伝えており、報道はハヨンをめぐる論争が起きている状況とあわせてこの動きを紹介している。ただし本人の心境やスケジュールが取りやめになった理由が公式に説明されたわけではなく、論争の具体的な内容や今後の活動予定についても、現時点では明らかにされていない。

32週目のブランド価値24,046点、12位という結果は、こうした複数の反応が合わさったものだ。記事の熱読が最も大きな土台をつくり、グッドデータのファンデックスがそれを支え、YouTube動画の消費、読者推薦、スーパースターブランドパワーの個別投票参加まで、異なる接点での関心が重なった。新作のチャン・テハを通じて再び広がった演技の幅と、作品の外側のコンテンツで見せる親しみやすい接点。この二つの流れが、現在のチョン・ヘインというブランドを構成している。日本の視聴者にとっても、『恋は飴模様』は全12話がNetflixで配信されており、ロマンスとミステリーが重なる新しいチョン・ヘインを確かめられる作品となっている。

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