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チョン・ヘイン、アニメ映画『アガミ』の試写会に不参加

チョン・ヘイン写真: チョン・ヘイン — Marie Claire Korea / CC BY 3.0
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俳優チョン・ヘインが、自身が声で参加したアニメーション映画『アガミ』の記者向け試写会に出席しないことが、2026年8月17日に確認された。試写会は26日にソウルのCGV龍山アイパークモールで開かれる予定で、当日の登壇者リストからチョン・ヘインの名前は外れている。同作でチョン・ヘインは主人公の声を担当しており、作品の顔にあたる立場だが、公の場に姿を見せない形となる。

26日の記者懇談会に出席するのは、演出を手がけたアン・ジェフン監督と、同じく声の出演をしている俳優のカン・ハヌル、ユ・ジェミョン、キム・ソニョンの3人。チョン・ヘインは名簿に含まれていない。また、ヘリュ役を演じたイ・チョンアも今回の懇談会の出席者リストには入っていない。つまり、声の出演陣のうち主要な二人が欠ける形で公式イベントが行われることになる。

『アガミ』は、作家ク・ビョンモの同名小説を原作としたアニメーション映画だ。チョン・ヘインが声を担当するのは、人生の果てで再び息をするためにえら(アガミ)が生えた魚人間「コン」という役どころ。人間でありながら水中で呼吸する存在という、原作の幻想的な設定がそのまま物語の中心に据えられている。演出のアン・ジェフン監督は『大切な日の夢』『巫女図』を手がけてきた韓国アニメーション界のベテランで、『アガミ』はその新作にあたる。公開は9月9日を予定している。

チョン・ヘインが公式スケジュールに姿を見せないのは、今回が初めてではない。すでにNetflixシリーズ『恋は飴模様』(原題『이런 엿 같은 사랑』)に関連するインタビューが取りやめになっている。当初、チョン・ヘインは作品の配信が始まる8月14日に合わせて取材陣とのインタビューを行う予定だった。しかし、共演者であるハヨンのインタビューが中止となったのに続き、チョン・ヘインの日程も取り消された。Netflixは8月11日、「14日に予定されていたチョン・ヘインのインタビューはやむを得ず取り消された」と告知したが、具体的な理由は公表していない。

背景にあるのは、『恋は飴模様』で共に主演したハヨンをめぐる「親日家系の行跡」論争だ。ハヨンの曽祖父の行跡が問題視され、そのあおりをチョン・ヘインも受けている状況にある。ただし、チョン・ヘイン本人がこの件についてどう受け止めているのか、またスケジュールが相次いで取りやめになった理由が公式に説明されたわけではない。韓国メディアの中には、チョン・ヘインが衝撃を受けたのではないかという見方を示す報道もあるが、これは本人の言葉で確認されたものではない。論争の詳細な内容や、今後の活動予定についても、現時点では明らかにされていない部分が多い。

インタビューの中止が『恋は飴模様』という一つの作品に関するものだったのに対し、今回の『アガミ』の試写会不参加は、別の作品の宣伝日程にまで影響が及んだことを意味する。『アガミ』は9月9日公開で、記者向け試写会は作品を世に知らせる出発点にあたる場だ。そこに主人公の声を担った俳優が立たないという選択は、当面の間、チョン・ヘインが公の場での発言を控える構えでいることをうかがわせる展開となっている。

ここで、渦中の作品である『恋は飴模様』についても整理しておきたい。同作はNetflixオリジナルシリーズとして2026年8月7日に配信が始まった全12話のロマンティックコメディだ。記憶を失ったソウル中央地検の検事コ・ウンセの前に、自分は恋人だと言い張る男が現れるところから物語が動き出す。その男が、チョン・ヘイン演じるチャン・テハである。テハは元やくざという過去を持ち、現在はボクシングコーチとして生きている。汚職を追ってきた検事と、素性に影のある男との同居生活が描かれる構成だ。

チョン・ヘインが演じるテハは、ロマンティックコメディの主人公としてときめきを生み出す立場でありながら、自らの言葉と正体が疑いの対象にもなるという二重構造を背負った役どころだ。ウンセ役を務めるのがハヨンで、今回の論争の当事者である。演出は『マイ・デーモン』のキム・ジャンハン、脚本はモ・ジヘが担当。ホ・ソンテ、キム・ヨンオク、チャン・ヘジンといった実力派が脇を固めている。作中に登場する飴の里の場面は、慶尚北道醴泉郡の金塘室村で撮影された。

チョン・ヘインをめぐっては、この論争とは別の話題も直前まで流れていた。空港で撮影された一枚の写真がオンラインコミュニティで拡散し、大きな傘をチョン・ヘインに差しかけるマネージャーの姿が写っていたことから、一部で「甲質(パワハラ)ではないか」という受け止め方まで出て、笑い話では済まない論争に発展していた。その後、傘を差していたマネージャーがチョン・ヘイン本人の実の弟だったことが判明し、話題の性質が一変した経緯がある。チョン・ヘインはこの件について、8月18日午後9時に放送されるSBSのバラエティ番組『暇さえあれば、』で自ら明かしており、弟との関係を「家族を超えた関係」と語っている。番組の収録は先ごろ行われたものだ。

つまり8月中旬のチョン・ヘインをめぐる状況は、バラエティ番組での和やかな話題と、共演者の論争に端を発するスケジュールの相次ぐ取り消しとが、同時並行で進んでいる形になる。8月7日に『恋は飴模様』の配信が始まり、8月11日にNetflixがインタビュー中止を告知、14日に予定されていた取材が実施されず、17日には『アガミ』の試写会不参加が確認され、18日にはバラエティ番組の放送が控えている、という流れだ。

日本の読者にとって、チョン・ヘインは日本でも配信作品を通じて広く知られる俳優の一人だ。『恋は飴模様』はNetflixオリジナル作品のため、日本でも同じプラットフォームで視聴できる。一方の『アガミ』は9月9日に韓国で公開される劇場アニメーションで、原作は小説家ク・ビョンモの同名作品。韓国では劇場アニメーションが実写作品に比べて公開本数が限られており、アン・ジェフン監督のように長く手描きアニメーションを続けてきた作り手の新作は、それ自体が注目される題材となる。今回、主人公の声を担ったチョン・ヘインが宣伝の場に立たないことは、作品にとっても小さくない出来事といえる。

今後については、チョン・ヘイン側からの公式な説明が出るかどうかも含め、確認されていない部分が多い。9月9日の『アガミ』公開に向けて、俳優本人が表に出る機会が設けられるのか、それとも監督と他の声の出演陣を中心に宣伝が進むのか。26日の記者懇談会の内容とあわせて、続報を待つ必要がある。

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