チャン・ウォニョンやハン・ガインら、女性スターに相次ぐ「言いがかり」
写真: チャン・ウォニョン — Jang Won-young / Public domain根拠のない非難や揚げ足取りの標的になる韓国の女性スターが後を絶たない。韓国メディアのOSENは11月2日、ハ・スジョン記者の記事で、IVE(アイヴ)のチャン・ウォニョン、女優のソン・イェジンとハン・ガイン、歌手のソン・ダムビの4人が今年受けた「オッカ」の例をまとめて伝えた。「オッカ」は、無理やりけなしたり、おとしめたりすることを指す韓国のネット用語だ。記事は、芸能人は大衆の関心があってこそ成り立つ仕事なので、健全な批判なら無関心よりましな場合もあると認めている。そのうえで、ありもしない話を作って広めること、事実でない主張を一方的に続けること、言いがかりをつけて非難することは決して許されないと強く訴えた。
韓国には「コメントが付かないより、悪口でも付いたほうがまし」という言い回しがある。記事によると、以前のスターは反応すればかえって騒ぎが大きくなると考え、悪質なコメントにいちいち対応しないことが多かった。最近は虚偽のうわさに真っ向から反論するようになったが、それでもネット上の言いがかりはやまない。今回取り上げられた4人の例からも、そうした状況が見えてくる。
自分から説明に乗り出したのがハン・ガインだ。ついて回ったのは、子どもの送り迎えに熱心すぎる「教育ママ」、ブランド品で着飾る女優といったイメージだった。3月には、tvNのトーク番組『ユ・クイズ』のハン・ガイン出演回を扱った記事の画面をキャプチャーして、自分のSNSに載せた。その記事は、番組で着ていたジャケットを高級ブランドD社の製品で740万ウォンほど、イヤリングも同じブランドで1,900万ウォン、ネックレスも630万ウォンの高価な品だと紹介していた。ハン・ガインはこれに「はあ…こういうのは全部協賛です。私のものじゃありません」と書き込み、私物ではないとはっきり否定した。
「教育ママ」のイメージは、その少し前の出来事から来ている。お笑い芸人のイ・スジがソウル・大峙洞(テチドン)の母親をまねた「テチママ」のパロディーを披露し、同じころハン・ガインが子どもを車で送り迎えする日常を見せていたため、「ハン・ガインがモデルではないか」という声が上がった。一部のネットユーザーは彼女を「教育ママ」と冷やかし、送り迎えの様子を収めた動画は非公開になった。
9月には、悪質な業者を告発する活動で知られる有名YouTuberが、ハン・ガインは特定の栄養剤の広告であることを隠して紹介したのではないかと指摘し、再び注目を集めた。ハン・ガインは2日続けて立場を発表し、購入時の決済履歴まで全て公開した。健康に関わる製品を十分に確かめずに紹介した点は何度も謝ったが、隠れ広告の疑いは事実ではないとして、自分のお金で買ったものだと証明した。YouTuberが謝罪し、騒動はひと区切りがついた。なお、OSENは記事の写真の一部に「自由夫人ハン・ガイン」の画面キャプチャーを使っている。
ソン・ダムビは、今年とりわけ多くの騒ぎに巻き込まれた。7月には夫のイ・ギュヒョクや娘たち家族と束草(ソクチョ)を旅行し、宿の居間で幼い娘とシャボン玉遊びをする楽しそうな姿をSNSで公開した。ところが一部のネットユーザーが、自宅ではなく誰もが使う宿でシャボン玉遊びをするのはよくないと批判した。ソン・ダムビはすぐに「シャボン玉遊びを心配される方が多いですが、タオルで床を全部拭きました」と説明した。
宿をめぐる指摘はさらに続いた。外出用のスニーカーを履いたままベッドに腰かけた写真に、「外で履く靴でベッドに座るのはマナー違反」「ほかの人も使う場所なのに不衛生」といったコメントが付いた。ソン・ダムビは「ここは靴を履いたまま入るホテルです。しかも新品の靴です。何がマナー違反なんでしょう?ほどほどにしてください」と返し、不快な気持ちを隠さなかった。
先月には体形をめぐって疑いをかけられた。ソン・ダムビは娘を出産したあと、食事管理と運動を徹底して21kgやせ、「出産後に体形を取り戻した3つの習慣」という動画を公開した。これに対し、今世界中ではやっている肥満治療の注射を打ったのではないかと疑う声が出た。ソン・ダムビは「私は運動を続けて、食事も管理して体重を落としました。人の努力を簡単に決めつけないでほしいです」と線を引いた。
このやり取りには続きがある。注射のことを書いたネットユーザーは、全盛期の健康的な姿が好きだったので残念に思って書いたと説明した。ソン・ダムビも「大丈夫です。出産してから大きくやせると、たくさん運動しても筋肉がなかなか付かないんです。まだ出産からそれほどたっていないので。もっと頑張ってみます」と応じた。結婚して娘を授かる喜びを味わう一方で、3カ月の間に3回も説明に追われたことになる。
チャン・ウォニョンについて、記事は「言いがかりの代名詞」とまで書いている。世界中に多くのファンがいる一方、若くして手にした大きな成功や財産、名声のせいで、ねたみや嫉妬も強いという。1月にはソウル・聖水洞(ソンスドン)のイベントに遅刻したと騒がれたが、実際は会場の進行がうまくいかなかったためで、本人がフォトタイムに遅れて現れたわけではなかった。いわれのない非難を受けた形だ。
5月には金浦空港の出国場で、職員からパスポートの確認を受ける際の態度が失礼だと言われた。本人確認のためにマスクと帽子を持ち上げる間、腕を組んでいたというのが理由で、動作の一つひとつまで批判の的になった。
最近は、本人と関係のないところで名前が持ち出された。Mnetの音楽番組『M COUNTDOWN』で、イ・スマン氏がプロデュースした新人ガールズグループA2O LITEがデビュー曲『NEON』で1位を取った回のことだ。1位が決まると、ラダが隣にいた先輩のチャン・ウォニョンに腰を折ってあいさつし、チャン・ウォニョンもほほえんで軽くあいさつを返した。ところが、ラダと同じように頭を下げなかったとして「偉そうだ」「嫉妬しているのでは」といった根拠のない憶測が出た。OSENはこうした書き込みを、現場も知らずに家の中から裁く「部屋の隅の裁判官」の悪質なコメントだと批判している。
チャン・ウォニョンは最近も表に出る機会が多い。当サイトでも伝えた通り、10月28日にはソウル・江南区のSONGEUN(ソンウン)で開かれたブルガリの展示「光、形、そしてビジョン」の行事に、女優のキム・ジウォンとともにブランドのアンバサダーとして出席した。翌29日には、黒のオフショルダードレス姿の写真をSNSに載せて注目を集めた。
ソン・イェジンは俳優のヒョンビンと結婚し、元気な息子に恵まれて幸せな家庭を築いている。SNSでは息子との日常を紹介し、ぐんぐん育つ様子も見せている。しかし最近、いくつかの投稿に付いたコメントが眉をひそめさせた。先月、チーズスティックを食べる様子を公開すると、7,000件を超えるコメントが付いた。「食べる姿もとてもきれい」という声もあった一方、一部の海外ユーザーからは「くちゃくちゃ音を立てすぎ」「手で持って食べるなんて不衛生」ととげのある反応が出た。
その後、日本の横浜を旅行した写真を載せると、「一般のおばさんレベル」と外見や服装をけなすコメントが付いた。家で食べる普段の家庭料理やキンパの写真には「キンパもおいしくなさそう」「キンパも巻けない主婦なんているの」といった書き込みまで出た。記事によると、ソン・イェジンが日常を見せているのは、作品活動をしていない時期にファンと交流するためで、料理の腕前を自慢するための投稿ではない。OSENは、それをあざけったり人格を攻撃したりするのは度を越していると指摘した。
4人の例に共通するのは、SNSに載せた家族との日常や、空港、イベント、音楽番組でのほんの数秒の振る舞いが、本人の意図と関係なく非難の材料にされていることだ。協賛品だと明かしたハン・ガイン、決済履歴まで公開したハン・ガイン、3回にわたって自分の言葉で説明したソン・ダムビのように、スターの側も黙って耐えるだけではなくなっている。それでも言いがかりは次々と生まれる。今回の記事は、虚偽のうわさや言いがかりに反論するのが当たり前になった今も、悪質な書き込みが続いている現状を伝えている。
原文:팔짱 검열에 집밥 지적..장원영·손예진·한가인, '억까'에 울고 싶다 [Oh!쎈 이슈]








